自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

仕事術

「80本の映像を自費でつくっている」と聞いて、「ちゃんとビジネス(=収益)のことを考えたほうがいい」と思った人へ

ニッポン手仕事図鑑で公開している80本以上の映像は、3本を除き、自費で制作をしています(3本は中央省庁関係のお仕事でご依頼いただきました)。 「80本の映像を自費でつくっている」と聞いて、「ちゃんとビジネス(=収益)のことを考えたほうがいい。ボラ…

準備不足は、「想像力不足」のはじまり

ニッポン手仕事図鑑のプランナーチームは今、ひとつの大事なテーマを掲げながら、日々仕事をしています。 それは、「しっかりと準備をすること」です。 これは僕も含めての話になりますが、最近はどんなプロジェクトを推し進めていくうえでも、ちょっと準備…

なぜ、ノートは「右ページ」から書きはじめたほうがいいのか?〜結論は、モレスキン〜

僕のバッグにはいつも、「思考ノート」と呼んでいるノートが入っています。「思考ノート」は1冊だけでなく、持ち歩き用のほかに、オフィスのデスクや自宅にも1冊ずつ置いてあります。自慢話のようで恐縮ですが、「アイデアマンですね」と言っていただくこと…

「お金をつくらない」ために、お金を“つくる方法”を必死に考える

「お金(稼ぎ)のことを考えない」と、僕はよく人から言われます。事実、ニッポン手仕事図鑑を立ち上げた当初は、弊社代表から「もう少しビジネス(=利益になる)のことを本気で考えたほうがよくないですか?」と、何度も何度も言われていました(よくケン…

なぜ、「文字校正の鬼」と呼ばれた僕のブログに、“誤字脱字”が存在するのか?

コピーライターのアシスタント時代、僕は某大手自動車メーカーのご担当者から「文字校正の鬼。大牧くんに任せておけば安心!」とまで言われていました。 でも、このブログはここ最近、誤字や脱字、そもそも日本語がおかしいところすら多い(優しい読者さんが…

今、あなたの目の前に『1万円』と『ペットボトルの麦茶』と『鮭のおにぎり』があります。どれかひとつをプレゼントすると言われたら、何をもらいますか?

突然ですが、質問です。「今、あなたの目の前に『1万円』と『ペットボトルの麦茶』と『鮭のおにぎり』があります。どれかひとつをプレゼントすると言われたら、何をもらいますか?」 「そりゃ、1万円でしょう!」そんな声がハッキリと聞こえてきました。僕も…

いつも「転んでもただでは起きない“仕掛け”」をつくっている

大学生からの相談を、オンラインで受ける機会が増えてきました。社会に出る前に学んでおくべきことは? という相談もあれば、卒業制作についての相談、これからはじめる新しいプロジェクトについての相談など、内容は多岐にわたります。僕自身も勉強になりま…

「答えは“CM”のあとで」と言っているうちは、“自分に注目してくれる人”の数が減っている

「答えは“CM”のあとで」テレビでよく見かける手法ですが、よほど面白い振りをしないと、視聴者はチャンネルを変えます。実際にチャンネルを変えた経験がある人は多いと思いますし、仮に続きが気になっていても、「CMの間に、他の番組でも…」とチャンネルを変…

パワーポイントの画面を開いているとき、脳みそは意外と動いていない(僕の場合)

企画書を作成するとき、パワーポイントやキーノートを使う人がほとんどだと思います(僕はイラストレーターを使っていたこともありましたが、やはりパワーポイントかキーノートが便利です)。どんなアプリケーションを使って書くかはさておき、あくまでも“僕…

ホッチキス止めが雑な人は、大事な仕事も雑だったりする

「下積み」と呼ばれるような立場にいる人の中には、大量の企画書や営業資料をホッチキスで止める作業を任されたり、いくつもの資料をひとつひとつクリアファイルに入れたりと、今日も地味な作業をこなしていた人も少なくないと思います。 僕にも当然、地味な…

「ビジネス」ではなく「メディア」を育て、「収益」ではなく、「ファン」を増やしてきた

途中まで書いていた記事があったのですが、「あっ、やっぱり今日は“あのネタ”を書かないとダメじゃない?」と思い直し、書き直すことにしました。 “あのネタ”とは何か?答えはこれ。 ハッピーバースデー!メンバーすらも覚えていないと思いますが…。今日は、…

常に自分の答えを出す習慣を

何かに対して、違和感を感じたとき。何かに対して、疑問を抱いたとき。何かに対して、怒りを覚えたとき。 たとえば、こんなとき。先日も全国で大雪が降りましたが、雪の上をキャリーケースを転がしながら歩くのは大変です。僕も経験がありますが、雪国では「…

迷っているときこそ、シンプルかつストレートで、強く潔い言葉をシャワーのように“浴びる”

僕は不思議と、男性の経営者の言葉よりも女性の経営者の言葉のほうが、ズドンと心に刺さることが多かったりします(決して、男性経営者の言葉が心に刺さらないわけではありません…)。 それは回りくどくなく、シンプルにストレートで、潔い言葉が多いからな…

お金も後ろ盾もない中で勝負し、生き残っていくために必要な“たったひとつ”のこと

6年間で、じっくりと“自費で”80本の映像をつくる。バズを狙うのでなく、6年以上毎日コツコツと、“自分ひとりで”記事を更新する。 上が『ニッポン手仕事図鑑』の話で、下がこのブログ『自分の仕事は、自分でつくる』の話です。 どちらもはじめてからしばらく…

きれいな包装紙の中身が、からっぽになっていないか?

ある人がぽつりとつぶやいたひと言に、僕はハッとさせられました。「『スキル不足』を、ストーリー性とか、コンセプトとか、ブランディングという言葉で誤魔化そうとしている人が多すぎる。そういう人は本当に大事なことがわかっていないし、そもそも“誤魔化…

スピードこそが、これからの時代の「信頼」である

「決断を迷っている暇はない」世界各国の情勢や常識が大きく変わった2020年と、これからはじまる2021年に向けて、僕はとても大事なキーワードになると考えています。 たとえば。今年の春先にマスク不足が深刻化してから、マスク在庫を復活させるスピードがも…

これからの時代の「仲間」の巻き込み方

僕の親友でもあり、戦友でもある堀口正裕さんがプロデューサーを務める、地域や移住に関する情報を独自の切り口で届けている雑誌『TURNS』。僕が堀口さんと出会ったのはもう十数年前になるのですが、そのとき堀口さんはまだ、『TURNS』を創刊する前でした(…

仕事上の人間関係で、距離を置いたほうがいい人

僕は“スイッチが入る”と表情が怖くなりがちで、少々(?)短気で、せっかちな性格でもあり、ハッキリと物を言ってしまうところもあるので、(本当は優しいのですが…と、自分で言うなという話ですが…)怖く見られることが多かったりします。そのせいか、人の…

泥臭さが9割で、華やかさが1割

昨日、久々に戦友でもあるTURNSプロデューサーの堀口さんとお会いしました。年末のご挨拶と、来年予定しているオンラインでのトークセッションの打ち合わせも兼ねて(久々にふたりでトークセッションするので、詳しい発表をお待ちください!)。 打ち合わせ…

今年、自分の口から“このフレーズ”が、何回出てきただろう? 〜未来を切り拓いていく人たちが、口を揃えて言うフレーズ〜

未来を切り拓いていく人たちには、共通点があります。とても当たり前のことを書きますが、日々試行錯誤しているということ。そう、日々実験をして、日々失敗もしながら、未来につながる光を探し、見つけている。そんな人たちの口からは、共通して“出てくる”…

ときには、冷麺の「キムチ」のように

今日は盛岡三大麺のひとつであり、盛岡を代表する老舗、冷麺の「ぴょんぴょん舎」の取材に、急きょ同行させていただく機会に恵まれました。 今日は大好きな #盛岡冷麺 の、緊急取材を敢行。取材時には食べられなかったので、あとでひとりで食べに行く。#ぴょ…

『即答力』の正体

僕は今、数冊の本を同時進行で、ゆっくりと読み進めています。「紙の本以外は、本じゃない!」と公言していたくらいに紙の本が大好きなのですが、最近は日本全国を転々と移動しているため、何冊もの本を持ち歩くのが難しい…。なので、『Kindle Paperwhite』…

スピーディな決断には、「◯◯」と「◯◯」が必要だ

ニッポン手仕事図鑑には、「PRチーム」という通称のチームがあります。現在は僕を含めて4人のメンバーがいるのですが、年明けにまたひとり新しいメンバーが加わるため、5人のチームになります。ミッションとしては、ニッポン手仕事図鑑の認知度と可能性を広…

「即答力」と「アドリブ力」を磨くためには、“自分事化”することが大事

ごくごくたま〜にですが、企画会議やミーティングが終わったあと、同じ場にいた人から「なぜ、即答できるのか?」「なぜ、そんなにアドリブでアイデアが出てくるのか?」と質問されることがあり、ついでに「どんな“トレーニング”や“勉強”をしたら、そういう…

大人だって、「訊く」「調べる」「考える」の判断を間違える 〜仕事のスピードと精度を上げるために大切なこと〜

数日前のことだと思いますが、タイムラインにこんなツイートが流れてきました。 『中3娘に「セブンイレブンで84円切手を1枚買ってきて」と頼んだら、「文房具売り場になかった」と言われました。そういえば切手はレジの方に直接言わないと買えないって教えて…

「負けるプロジェクト」は、ペースメーカーが“後方”にいる

今日は少々ドライな話になってしまうかもれしれませんが、つらつらと書き進めてみたいと思います…。 行政や民間企業を問わず、何かプロジェクトを動かそうとするとき、そこには当然「チーム」というものが生まれます。そして、チームで動く以上、そこにはメ…

次につながる「負け方」を習得する

ビジネスは「争い」ではありませんが、勝ち負けがついてしまうシーンが多々あります。僕らの仕事の身近なところで例を挙げると、自治体の「プロポーザル(=複数の者に目的物に対する企画を提案してもらい、その中から優れた提案を行った者を選定し、業務を…

僕の企画書にはなぜ、“あの人”や“あの人”の名前があるのか?

ここ最近の僕らの企画書には、ツイッター上でやりとりしている人たちの名前が、よく登場しています。許可を取らなくても許してくれそうな人のお名前をお借りすると…たとえば、三戸町で丸末果樹農園さんの「食べチョクPM」をされている五十嵐さんや、『Skima…

その仕事は「あなた」に来た仕事ですか? 「都合のいい人」に来た仕事ですか?

『言われたことの範囲内でモノを考えていくのは楽だ。しかし、それだと自分じゃなきゃダメという仕事にならない可能性がある。自分の可能性を潰していることもある。99%固まってしまっている企画であっても、そこに1%の自分らしさを出そうとあがくことは大切…

その「5分」が、運命を変える

「すべては、お問い合わせフォームからはじまった」 これは僕が大学の授業や情報発信の講座でよく使うフレーズです。ニッポン手仕事図鑑を立ち上げて1年くらいしか経っていないとき、まだニッポン手仕事図鑑が誰にも知られていないとき、僕は“つながりたい企…