日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

明日のヒントと、実行力の磨き方[7年間、毎日更新中!]

「お金をつくらない」ために、お金を“つくる方法”を必死に考える

「お金(稼ぎ)のことを考えない」と、僕はよく人から言われます。
事実、ニッポン手仕事図鑑を立ち上げた当初は、弊社代表から「もう少しビジネス(=利益になる)のことを本気で考えたほうがよくないですか?」と、何度も何度も言われていました(よくケンカもしていました…)。

 

確かに、考えていない“ように”見えるかもしれません。

 

でも、ここでハッキリと書いておくと、すべてのプロジェクトにおいて「どうやったらお金になるか(収益を上げられるか)?」は、“必ず1度”本気で考えます。そのうえで、お金をつくらない=稼がないという選択をしているのです。

 

たとえば、ニッポン手仕事図鑑で公開している映像の話。
これまで職人さんから1円もいただかず、80本以上の映像を制作してきましたし、今後もいただくことはありません。さらに書くと、無料で公開した映像を課金型にして収益を挙げたこともありませんし、ついでに書くと、YouTube広告で利益を上げたこともありません。

 

ここからが重要なのですが、「映像」で収益を上げる方法を考えていないかというと、答えは「ノー」です。
どうすれば、映像を公開することで収益を上げられるか? 制作費を職人さんからいただくとしたら、どんな方法があるのか? このあたりを本気で考えて、「これならいけるかも?」と思えるところまで、必死に考えています。

 

そのうえで、「職人さんからお金をいただかない」「無料公開している映像で課金しない」と決めているのです。繰り返しになりますが、収益を上げる方法を考えていないのでなく、収益を上げるためにはどうすればいい? と本気で考えて、手応えすら感じる答えを出したうえで、“あえて捨てている”のです。

 

「考えない」ことと、「考えたうえで捨てる」ことでは、天と地ほどの差があります。その後のビジネスの成長度合いも大きく変わります。今日はこのことをどうしても伝えたいと思い、書いてみました。お金のことだけでなく、「考えたうえで捨てる」ことはとても大事なことです。