自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

スキルアップ

「手書き」の破壊力 〜成長のスピードと、手書きした量は比例する〜

会議や打ち合わせをするとき、あるいは新しい企画を考えるとき、皆さんの目の前には“なにが”あるでしょうか?ペンとノートでしょうか? あるいは、ノートパソコンやタブレット端末でしょうか? おそらく、「なにもない」という人はいないと思いますが…。 あ…

若者よ、「楽して結果を出す系」の本を捨てよ

僕はここ最近、9月から担当する大学の授業の準備もあって、本屋に行く機会が増えました(本屋はとても大好きな場所ですが、特に大型書店に行く機会がこの1〜2年は激減していて…でもやっぱり、本屋は面白いし、ただ行くだけで学びになります)。 本屋では大学…

22年前の新卒社員だった僕が、上司に「怒られたとき」に意識していたこと

ついさっき気づいたのですが、社会に出たのが22歳のときで、今44歳。つまり、人生の半分を「社会人」として過ごしているんだな、と。ちょうど半分なわけですが、半々のような感じがしない。だからと言って、どちらの時間のほうを長く感じているのか? と聞か…

「知識」と「知見」の違いは何か? あなたが求めているのは、どちらか?

僕がもし、誰かを自分の会社のコンサル、または自分自身のメンターを選ぶとしたら、「知識」を持っている人よりも、「知見」がある人を選びます。具体的に何が違うのか? というと、「知識」は本やインターネット、誰かから聞いた情報という意味合いが含まれ…

「圧倒的な存在」がいつも、自分の強みを教えてくれる

僕は「ライターになりたい! 文章を書く仕事がしたい! 文章で世の中の人に有益な情報を届けていきたい!」と、そんな野心を抱いて社会人になりました。でも今は『ニッポン手仕事図鑑』という動画メディアの編集長をやっていて、企画書は書くものの、原稿を…

深く考えられない人にオススメしたい「要約する」というトレーニング

はてなブックマークで拡散され、NewsPicksでも少し話題になり、賛成意見、反対意見を問わず(批判的な意見もそこそこありました…)、僕のブログで“バズった記事 ベスト3”に入る記事『深く考えられない人は、圧倒的に文章を書く量が不足している』。詳しくは…

なぜあなたの上司や先輩は、仕事を任せるときに「答えを出してくれない」のか?

上司や先輩から仕事を任されたとき、「答えを教えてもらえるとき」と、「答えを教えて“もらえない”とき」があります。何が違うのでしょうか? 世の中にはさまざまなタイプの上司や先輩がいて、この問いに対する答えはひとりひとり違うので、どれもがひとつの…

その“境界線”に立ってみる価値 〜「やれる自信がない…」と思ってしまう仕事のオファーこそ、絶対に断らない〜

「自分にはできない…やれる自信がない…」そんなふうに思ってしまう仕事のオファーこそ、僕は“絶対に断らない”ようにしています。 自分は「できない…」と思っている仕事。でも、相手は「できる!」と思ってくれている仕事。だから、他でもなく自分に、オファ…

ビジネスの基礎体力がないと、感情に振り回されることになる

僕は「ビジネスの基礎体力」という言葉をよく使います。スポーツの世界で「基礎体力」というと、筋力や持久力、柔軟性といった体を動かすために必要な「全般的な体力(体の機能)」を指します。だからこそ、バランスよく高めていくことが大事。 では、ビジネ…

集中的に努力しておいたほうがいい時期は、いつか?

「“この時期”に、集中的に努力しておいたほうがいい」 皆さんが考える“この時期”とは、いつでしょうか? 世の中で結果を出している人の多くは、おそらく「20代前半(=「新卒」と呼ばれる時期)」と答えるのではないかと僕は思っています。有名な話ではあり…

僕が最近、“口癖”にしようと、何度も何度も口に出しているフレーズ

僕は最近、“あるフレーズ”を口癖にしたくて、意識的に何度も口にするようにしています。 「僕なら、こう動く(考える)」「僕のやり方ですけど…」 これです。つまり、「あくまでも僕のやり方であり、意見です」と、前置きするということ。 なぜこのフレーズ…

伸びる新卒社員と、伸びない新卒社員の違い 〜それはメモか? 教科書か?〜

新卒や中途を問わず、40代も中盤に差し掛かると、新入社員と接してきた回数はそこそこの数になります(とは言いつつ、そこまで多くはないのですが…)。 その中で見えてくる、“伸びる新卒社員”のちょっとした共通点。そう、ある程度のスピード感で伸びていく…

フォロワーの増やし方なんて、一番最後に覚えればいい

「SNSのフォロワーの増やし方」そんなテクニック(っぽいもの)を披露して、「いいね」を稼ぎ、フォロワーを増やしている人がいます。 まあ、それはそれで参考になり、ビジネスで活かせることもある。だから、否定するつもりはありません。ただ、まだ社会人…

僕も一歩間違えていたら、全国を転々とする楽しい日々ではなく、転職系サービスを転々とする日々を送っていた

正直な話を書くと、最近の転職系サービスって、「煽り方がちょっとなー」と思っています。 「自分のアイデアが通らないから転職だ!」「やりたい仕事ができないから転職だ!」 そんなメッセージが多くないでしょうか?僕自身も転職推奨派で、今の会社が4社目…

新社会人の皆さんは、どんなことができるようになったら、次のステージに進む?(転職をする?)

はじめて就職した会社はもちろん、転職した次の会社でも、またその次の会社でも、僕は初出社の日までに決めていたことがありました。それは、どんなことができるようになったら、次のステージに進むのか?(言い換えると、転職をしたりして、働く環境を変え…

40代は勉強をしないと成長ができない

これはここ最近、周囲の人たちと話していて、改めて確信をしたこと。40代は勉強をしないと、成長ができない。 20代、30 代までは、日々の仕事に一生懸命取り組んでいるだけで成長はできる。もちろん、ただ取り組んでいるだけではなく、個人の努力も大事です…

写真は「どう撮るか」ではなく、「どう被写体と向き合うか」である

「ニッポン手仕事図鑑の映像のクオリティは、具体的にどの部分がすごいのですか?」これに近い質問を、僕は結構な頻度でされます。 正直、専門的な視点や知見でその差を理論的に語れるほど、僕はまだまだ映像をわかっていません(もちろん、映像制作のお仕事…

社会人になったら、すぐに「自分の教科書」をつくろう!

昨日、『新社会人からの「社会人になったら、やるべきことはなんですか?」という質問に答えてみる』という記事を書きましたが、文字数が多くなるので書かなかったことを、今日は追記として書いてみたいと思います。 詳しくは昨日の記事をお読みいただくとし…

嫌な仕事は「先に片付ける」ではなく、「簡単に楽しく片付ける」という視点が大事

ある会社で働くAさんとBさんは、同じタイミングで、同じ仕事を任されました(という架空のストーリーで話を進めます)。 同僚であるふたりは、スキルも経験もほぼ同じ。立場も同じ。さっそく仕事に取り掛かったAさんはまず、「どうすれば、クライアントと上…

僕ら40代は、仕事だけをやっている人は置いていかれ、◯◯をやる人が生き残っていく

4月から新入社員(しかも新卒!)を迎えるので、どんなステップを踏んでもらえば成長を後押しできるのか? なんてことを、最近はスキマ時間でよく考えていたりします。皆さんは20代、30代の頃、どんなステップを上司や先輩に踏ませてもらいながら、ビジネス…

本屋で実践する「コピーライティング」のトレーニング

しばらく仕事が忙しく、ここ1年くらいは大型書店に行き、時間をかけて店内をぷらぷらするということができていなかったのですが、産業能率大学の兼任教員(非常勤講師)を任されたこともあり、最近は何度か大型書店に足を運ぶ機会がありました。 で、久々に…

“誰よりも”あなたに、有益なアドバイスをくれる(はずの)人

「“誰よりも”あなたに、有益なアドバイスをくれる人は誰ですか?」 もし今、そんな質問をされたら、皆さんはどのように答えるでしょうか?上司? 先輩? それとも、自分の性格をよく知る友だち? あるいは、家族だ! いや、私にはメンターと呼べる人がいる!…

文章が上手い人と、成長するスピードが早い人の「共通点」

「文章が上手い人は、なぜ上手い文章が書けるようになったのか?」この質問に対して、皆さんはどのように答えるでしょうか? きっと多くの人が「良い文章をたくさん読んで学び、たくさんの文章を書いてきたから」と答えたり、「いろいろな経験を通して、感性…

「大学受験で人生が決まる」と思っていた人の多くがきっと、その後に「社会に出たあとの自分次第で、人生が決まる」と言っているはず

僕がこの時期になると、(自慢話のように、そして何だか武勇伝のように聞こえてしまいますが、でも)語っていること。 それは何かというと、バブルはとっくに崩壊し、就職氷河期と言われ、大卒でないと(しかも、そこそこの偏差値の大学を卒業しないと)面接…

本当に大事な話は、表には出てこない

今日は数日前から楽しみにしていたトークイベントに参加してきました。お相手は、僕が尊敬している人のひとり、セメントプロデュースデザインの金谷勉さん。金谷さんとはSNSでつながっていて、オンラインで打ち合わせをしたことはあったものの、リアルでお会…

なぜ、ファミリーマートのグラスタイプの氷は、デザインを変えたのか?

僕は出張のとき、ホテルの部屋でハイボールやレモンサワーを飲んだりします(今日も飲んでしまいそうです…)。それらのお酒はだいたいコンビニで買うわけですが、僕は缶のまま飲むことはほとんどなく、そのままお酒を注げるグラスタイプの容器に入った氷を買…

一次情報(職人さんの声)に、耳をすませば

ありがたいことにここ最近は、講演やトークセッション、寄稿や出版のお話をよくいただきます。つまり、アウトプットの機会が増えてきました。 となると、僕もより積極的にインプットをしていかないとならないわけですが、ここ最近、強く、本当に強く思うのは…

「1%の投資」が、人生を変える 〜たかが1%、されど15分〜

1日は、24時間。その24時間の「1%」は、さて何分でしょうか? 答えは、15分(正確には、14分24秒)。たかが1%、されど15分なのです。 でも、1日のたった1%の時間さえも、自分のために投資できていない人は意外に多いものです。これはよく言われていて、デー…

上手くいった1年であればあるほど、翌年はフォームを大きく変えていく

どんなに素晴らしい成績を残しても、イチローさんは翌年にフォームを変えた…という話は有名で、このブログでも何度も書いていますが、僕も真似をして必ず毎年フォームを変えています。付け加えておくと、あれこれと上手くいった1年であるほど、翌年はフォー…

「筆の置きどころ」を知る

今日は島根県松江市の伝統工芸品、八雲塗の職人(絵師)さんの撮影に行ってきました。インタビューをさせていただいたのは、同じく絵師であるお父さんから屋号を継ぎ、あと数年で還暦を迎えるベテラン。そのひとつの集大成として「八雲びいどろ」というガラ…