自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「スイミー」は地域活性の教科書である 〜あなたは誰と一緒に泳ぎますか?〜

もう6年近く前のことになりますが、僕はこのブログの中で『スイミー大作戦』という言葉を使いました。当時、青山学院大学の駅伝の監督、原晋さんが「◯◯◯◯大作戦」というスローガンを発表していて、毎年話題になっていたので、それに便乗して僕は『スイミー大…

その批判は「発信したから」ではなく、発信して“いない”から

僕は今、過去に経験したことのない形で、とある自治体のお仕事にかかわっています。どんなふうにかかわっているかというと、ひと言でざっくり書くと「自治体の各部署から個別に課題や悩みを聞き、アイデアや解決策をただひたすら出す仕事」です。 同じ自治体…

Clubhouseや音声メディアが流行っているうちに、「文章力」を磨いておこう

ツイッター等をやっている人であれば、「あー、あれねー」という感じだと思いますが、今、音声版ツイッターとも呼ばれている音声SNSの『Clubhouse』が話題になっています(ご存知のない方は、ちょっと調べてみてください)。 僕はまだまだ使いこなせていませ…

“伝える”ことは、「手間がかかる」こと 〜あのバーミキュラだって、手間をかけたからこそ、大ヒットした〜

今日は自治体の職員さんに向けて、PR戦略の講義とワークショップを開催しました。講師は僕…ではなく、いつも仲良くしてもらっている70seedsの岡山さん。お願いした理由はシンプルで、僕らがやってきたPRとは異なる視点や考え方を職員の方に学んでもらいたか…

「やってみる」が、次の発想を生み、次の行動を生む

僕らは今日、「Iターンのホンネ」という移住系(というのかな?)オンラインイベントをはじめて開催しました(とても楽しい時間で、視聴した方の評判もよかったので、ぜひまたやりたいと思います!)。そして休むことなく明日は、昨年11月から毎週放送してい…

なぜ伝統工芸をなくしてはいけないのか? なぜ残していかなければならないと、僕は考えているのか?

このブログの記事は1記事あたり、おおむね600文字程度(長くても1000文字)にまとめることを意識しているので、どこまで深く書けるかわからないのですが…。 今日はたびたび聞かれる「なぜ伝統工芸をなくしてはいけないのか? なぜ残していかなければならない…

プロの技には、すべて意味がある

片手にコーヒーのポットを持ち、もう片手にミルクのポットを持つ。そして、両手を自分の顔の高さまで上げて、ひとつのカップへと注ぐと、美味しいカフェオレのできあがり。そんな技を喫茶店で、あるいはテレビなどで観たことがある人も多いと思います。 つい…

失敗の先に、何があるかを知っているか?

映画版「鬼滅の刃」がなぜ大ヒットしたのか?もちろん、作品としての魅力や面白さがあるのは間違いないのですが(ちなみに、まだ観ていません…)僕は今の時代背景が大きく影響していると考えています。 新型コロナウイルスによって、とんでもなく大きな不安…

「ビジネス」ではなく「メディア」を育て、「収益」ではなく、「ファン」を増やしてきた

途中まで書いていた記事があったのですが、「あっ、やっぱり今日は“あのネタ”を書かないとダメじゃない?」と思い直し、書き直すことにしました。 “あのネタ”とは何か?答えはこれ。 ハッピーバースデー!メンバーすらも覚えていないと思いますが…。今日は、…

最高に“気づきの多い”読書 〜自分がアウトプットした情報を、改めて自分にインプットする価値〜

最高に“気づきの多い”読書。結論から書くと、僕の場合は「自分の『思考ノート』を読む」です。 このブログで書いたかどうかの記憶が曖昧なのですが、僕はプロジェクトの企画や事業戦略を考えるとき、そして読書をしているときなども、いつもノートを開いてい…

「疑問」にも、“鮮度”がある

新しい世界に触れると、あるいは日々の仕事の中でも、しっかりとアンテナを張っていれば、「疑問」はどんどん湧いてくるもの。そう、「疑問」の量は、アンテナの感度を計るバロメーターだったりする。言い換えると、疑問が湧いてこないときは、アンテナの感…

「成功」や「失敗」という評価はコロコロと変わるもので、1回で決まってしまうものではない

「成功かどうかは、これからの自分次第だと思う」 このブログにもたびたび登場しますが、この言葉は僕がもっとも尊敬する人、サッカー選手の三浦知良さんの言葉です。 1995年、イタリアのジェノアでのシーズンを終えたとき、「34試合のうち、21試合に出たの…

20代のときは、「自分はお米である」と思えばいい 〜SNSは「肥料」にもなれば、「毒物」にもなる〜

SNSというものは、「肥料」にもなれば、「毒物」にもなるものです。まだ自分のスキルに自信もなく、経験も積んでいない20代の人たちの中には、「新年早々、お仕事の調子がいい!」「面白い話がたくさんくる!」「成長を実感できて楽しい!」というような同世…

これから社会へ出る人は、“いい意味で”厳しい環境に身を置こう

先週、ニッポン手仕事図鑑に新しいメンバーが正社員として加わってくれました。彼女は新卒で入社した会社で10年以上働き、はじめての転職でニッポン手仕事図鑑に入社しました。上場企業から、ベンチャーとさえも呼べないような株式会社ニッポン手仕事図鑑へ…

「今の会社に不満はあるけど、この仕事だけはやり切りたい!」は、ときに無責任になってしまう

今、自分が働いている環境(所属している企業)に対して、「正直、考え方は合わないし、自分とは方向性も価値観も違う…」と不満を抱きながら、それでも働いている人は少なくないと思います。世界中の経済状況が悪化しているご時世ですし、ひとりひとりに生活…

決断ができないとき、僕は「すべての人を喜ばせよう!」としてしまっている

日々の仕事の中で「いろいろと迷ってしまい、なかなか決断できない…」と嘆いている人は、決して少なくないと思います。今、このブログを読んでいる人の中には、誰かの顔を思い浮かべた人もいれば、「それ、自分のことだ…」と思ってしまった人もいるのではな…

常に自分の答えを出す習慣を

何かに対して、違和感を感じたとき。何かに対して、疑問を抱いたとき。何かに対して、怒りを覚えたとき。 たとえば、こんなとき。先日も全国で大雪が降りましたが、雪の上をキャリーケースを転がしながら歩くのは大変です。僕も経験がありますが、雪国では「…

相手の名前を呼ぶことは、「自分事」にしていく効果を生む

昨年末から決まっていたお仕事があり、昨日、博多織の工房を訪問しました(状況も状況なので行くべきか迷ったのですが、職人さんや関係者の方も「ぜひ!」とのことでしたので、最大限の配慮を持って、お伺いさせていただきました)。 で、ツイートもさせてい…

成長を急いでいる人ほど、成長は遅くなる 〜串打ち3年、裂き8年、焼き一生〜

まずは自分にとって大事な“ひとつ”のことを、しっかりとできるようになりたい。 このブログを読んでくれている人の中にも、「はい、思っています!」と、元気に手を挙げてくれた人も多いのではないでしょうか。 でも…。そんな思いを持っている人の中にも、早…

環境を言い訳にする“癖”がつくと、「失敗の方向に進む思考」になる

放送は観ていないのですが、「夜に駆ける」がヒットして、紅白歌合戦にも出場したYOASOBIさんが「ワンルーム☆ミュージック」というNHKの番組に出演し、作曲するときの作業環境を公開したそうです。 出演者の全員が驚いたのが、パソコンとヘッドフォンのみで…

迷っているときこそ、シンプルかつストレートで、強く潔い言葉をシャワーのように“浴びる”

僕は不思議と、男性の経営者の言葉よりも女性の経営者の言葉のほうが、ズドンと心に刺さることが多かったりします(決して、男性経営者の言葉が心に刺さらないわけではありません…)。 それは回りくどくなく、シンプルにストレートで、潔い言葉が多いからな…

そのひと言で、「他人事」が「自分事」に変わり、「よそ者」が「仲間」に変わる

昨日のトークイベントでも最後にお話をさせていただいたのですが、ニッポン手仕事図鑑を立ち上げ、編集長をやっている僕の意識を大きく変えてくれた、ある職人さんのひと言があります。 それは僕の母親とそんなに年齢も変わらない、長野県の伝統的工芸品、木…

モチベーションを上げるコツって、何ですか?

今日、新年1発目のトークセッションに登壇しました。いや、参加者の皆さんからの質問も含めて、本当に面白かった。“良い質問”をたくさんいただけたので、自分の頭の中も整理できました。本当にありがとうございました。 さて、そのトークセッションの中で、…

「素直な自分」の隣にはいつも、「◯◯な自分」も横に立たせておく

人の意見には、素直に耳を傾けてみよう! それについては、僕も大賛成です。事実、人生の先輩たちや経験豊富な人たちからだけでなく、後輩や学生さんの意見から学べること、気付かされることはとても多い。僕の尊敬する三浦知良さんも、親子ほど歳の離れた選…

お金も後ろ盾もない中で勝負し、生き残っていくために必要な“たったひとつ”のこと

6年間で、じっくりと“自費で”80本の映像をつくる。バズを狙うのでなく、6年以上毎日コツコツと、“自分ひとりで”記事を更新する。 上が『ニッポン手仕事図鑑』の話で、下がこのブログ『自分の仕事は、自分でつくる』の話です。 どちらもはじめてからしばらく…

メモ術もノート術も、テーマは「余白」

ごくごくたまに、ツイッターなどでノートの写真を公開したりするので、「どんなふうにノートやメモを活用しているんですか?」という質問をいただきます。久々にそんな質問をいただいたので、今日はそのテーマでちょっと書いてみようかな、と。 と、少しもっ…

「歩歩是道場」と、アンテナの感度と

僕は少しずつではありますが、禅語を学び続けています(今は本を読んで学んでいるだけですが、コロナが落ち着いたら、禅語を学ぶ会に参加したい…)。 その中でもいくつか好きな禅語があるのですが、今日の記事のタイトルにある「歩歩是道場」もそのひとつ。…

とっておきの「呪文」が生まれる瞬間

リアルタイムでは観ていなかったのですが、当日の夕方に創価大学のアンカー、小野寺選手が最後の最後に抜かされ、2位になったという箱根駅伝のニュースを読みながら、僕は少し息苦しさを覚えていました。 小学校最後の運動会のこと。リレーでアンカーを任さ…

きれいな包装紙の中身が、からっぽになっていないか?

ある人がぽつりとつぶやいたひと言に、僕はハッとさせられました。「『スキル不足』を、ストーリー性とか、コンセプトとか、ブランディングという言葉で誤魔化そうとしている人が多すぎる。そういう人は本当に大事なことがわかっていないし、そもそも“誤魔化…

悩む時間が“多くなりがち”で、心が“削られがち”な時代の中で

あらゆるテクノロジーが進化し、発展途上国でもスマホが普及して、今まで以上に多くの人が“大きく飛躍できる可能性”を手に入れられるようになった反面、ここまで先行きが不透明で、情報量も多く、世の中の人たちが翻弄される時代も過去にはありません。惑わ…