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なぜ、「文字校正の鬼」と呼ばれた僕のブログに、“誤字脱字”が存在するのか?

コピーライターのアシスタント時代、僕は某大手自動車メーカーのご担当者から「文字校正の鬼。大牧くんに任せておけば安心!」とまで言われていました。

 

でも、このブログはここ最近、誤字や脱字、そもそも日本語がおかしいところすら多い(優しい読者さんが教えてくれるので、公開後にこっそり修正しております)。

 

なぜか?
答えは、最近ハードスケジュールで疲れていて、1記事15分程度で書き、推敲も読み返しもしないからです。誤字や脱字が多くて当然。以上です。

 

と、ここでは終われないので、本題です…。

 

有名な実験結果があります。
反射光(=外部の光を反射している紙等)と、透過光(=液晶自体が発光したパソコンのモニター等)で文章をチェックしてもらう実験の話。文章中にいくつかの「ミス」を仕込んでおくのですが、ミスの発見数を比較すると、発見する精度は2%以上、紙でチェックしたほうが高くなるという結果が出る。反射光の紙で文字をチェックするとき、人間の脳は「分析モード」となり、透過光のパソコンのモニターで読むときは、全体のパターンを追う「パターン認識モード」になるからだそうです。

 

結論。人は反射光でチェックしないと、細かい文章のミスを見落とす。このブログの誤字脱字が多いのは…そう、ただの疲れです。という冗談はさておき、わざわざ紙にプリントアウトして、読み直すことをしないからでもあるわけです。

 

僕は企画書や大事な原稿は、いちいちプリントアウトして、推敲するようにしています。誤字脱字だけでなく、相手への伝わり方の精度を高めるためには、「分析モード」でなければならないから。というわけで今日は、大事なメッセージほど、反射光で(紙にプリントアウトして)確認しましょう! というお話でした。