人材活用
ついさっき気づいたのですが、社会に出たのが22歳のときで、今44歳。つまり、人生の半分を「社会人」として過ごしているんだな、と。ちょうど半分なわけですが、半々のような感じがしない。だからと言って、どちらの時間のほうを長く感じているのか? と聞か…
もう数年前のこと。一時期、浅漬けづくりにハマっていたことがありました。ただただ浅漬けが好きだというだけなのですが、たまたま入ったお店で素敵なデザインの浅漬け用ガラス容器が売られていたので、衝動買いしてしまったことがきっかけです。 味付けはと…
「年間100人の後継者を産地に」ニッポン手仕事図鑑を立ち上げて7年目の今年、僕がミッションとして掲げた言葉です。 そして、オープンに掲げてはいませんが、その言葉の横にはいつも、こんな言葉が寄り添っています。「中途半端な関わり方、覚悟のない関わり…
僕は「ライターになりたい! 文章を書く仕事がしたい! 文章で世の中の人に有益な情報を届けていきたい!」と、そんな野心を抱いて社会人になりました。でも今は『ニッポン手仕事図鑑』という動画メディアの編集長をやっていて、企画書は書くものの、原稿を…
以前、こんな記事を書いたことがあります。当時は結構読まれた記事で、昨日の夜にふと、この記事のことを思い出しました。 なぜ思い出したのかというと…。昨日は雑誌『TURNS』と『ニッポン手仕事図鑑』の両メディアの懇親会がありました。それぞれのメディア…
4月から新入社員(しかも新卒!)を迎えるので、どんなステップを踏んでもらえば成長を後押しできるのか? なんてことを、最近はスキマ時間でよく考えていたりします。皆さんは20代、30代の頃、どんなステップを上司や先輩に踏ませてもらいながら、ビジネス…
「大牧さんはご自身で面接を担当し、自社(=ニッポン手仕事図鑑)の採用をされていますが、面接ではどんなところを重視して見ているのですか?」ときどき、こんな質問をいただきます。 僕は正直、そこまで戦略的な(深く相手を読む)面接ができず、自分の直…
僕は10代、20代の頃、(「好きなことにおいては」という前置きが付きますが…)「完璧主義者」でした。それゆえに、誰かと衝突することもあれば、煙たがられることもあり…。そんな自分を否定していた時期もありました。 正直、完璧主義もあらゆる面で「悪」で…
新規事業予算、5万円。とてもとても小さな一歩からはじめた動画メディア『ニッポン手仕事図鑑』は、今月で7周年を迎えました。そして今日、1月23日は株式会社ニッポン手仕事図鑑の会社設立日。法人化をして、3年が経ちました。 7年という年月は、あっという…
「日本人は教えられすぎています。教えられたこと以外の、自分の発想でやるというところがブラジルよりも遅れています」 これは三浦知良さんが1991年、まだ読売クラブに所属していたときにおっしゃった言葉です。引用した本にも補足で書いてありましたが、つ…
おそらく多くのリーダーが直面している問題だと思いますが、自分が1分考えて答えが出せることを、部下が1時間も考え“込んで”しまうことは多々あります。同じ結論、あるいはよりよい結論に至るならまだしも、1時間後に間違った方向に答えを出してしまうことも…
新型コロナウイルスの影響で先延ばしになっていた後継者インターンシップを、ようやく開催することができました。1年間自粛して、自粛解除後も第4波、第5波の影響でさらに延期、延期、延期…が続き、1年8ヶ月ぶりの開催。本当に「やっと…」という想いでの開催…
ニッポン手仕事図鑑は2019年、2020年、2021年と、毎年1名ずつ採用をしています。順番に、ビデオグラファーの熊谷くん、プランナーの近藤くん、プランナーの藤本さんです。 なぜ、彼らを採用したのか?先にひとつだけ書いておくと、彼らを採用したとき、ニッ…
「1個売れたら『希望』になるけど、0個だったら『絶望』になる」 これは先日、僕がチーム内でのミーティング時に使った表現です。無意識に自分の口から出てきて、自分で言っておきながらハッとしたので、すぐにメモをしました。 僕らは現在、全国の産地から…
数日前にも書いたのですが、ニッポン手仕事図鑑のプランナーチームは今、企画書作成ラッシュです。正直、担当しているメンバーが産みの苦しみを味わっているので、「もう少し妥協してもいいんじゃないか?」「手を差し伸べる部分を増やそうか?」と葛藤する…
今日は盛岡三大麺のひとつであり、盛岡を代表する老舗、冷麺の「ぴょんぴょん舎」の取材に、急きょ同行させていただく機会に恵まれました。 今日は大好きな #盛岡冷麺 の、緊急取材を敢行。取材時には食べられなかったので、あとでひとりで食べに行く。#ぴょ…
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、知らない方のために書いておくと…。 高速道路での渋滞の原因のほとんどが、事故…ではなく、坂道やトンネルなどでドライバーがスピードを落としてしまい、その後ろを走る車のドライバーが近づきすぎると危ないのでブレ…
今、ニッポン手仕事図鑑には、「一緒に働きたい!」という人たちからの問い合わせが増えています。それはビデオグラファーはもちろん、日本の伝統工芸の振興に少しでも貢献したいという社会人、そして学生さんとさまざま。僕はいかにこういった方々を巻き込…
後輩が5月に独立したりと、最近周囲では大なり小なりビジネスや新規プロジェクトをはじめる人が増えてきたので、改めてこれから新たにビジネスをはじめようと考えている人に向けて、僕が大事だと思っていることについて、今日は書いてみます。 よく「ビジネ…
ツイッターで投稿すると、無駄に炎上してしまうかもしれないので止めておきましたが、2時間だけ自由な時間をもらい、今日は気分転換に釣りをしてきました。ちなみに【人とは一切接触することなく】サバとアジに接触することができ…。 それはさておき、精神的…
僕は前職の会社でブランディング部門の責任者をしていたのですが、それもあって、当時は(今も、ですが)必死になってブランディングの勉強をしていました。今振り返ってみても、本当にたくさんの人と会って学び、あらゆる本も読み…必死に勉強していたな、と…
今日、僕らのチーム内で、こんなやりとりがありました。 Aさん「Bくん、大牧さんに◯◯のスクショを送ってください!」Bくん「送りました! が…送ってほしい画像は、これであっているでしょうか?」 これは、指示を出す側の僕やAさんの丁寧さが欠けていた(指…
面白い心理学の実験の話を聞きました。ジグソーパズルをつくることが大好きで、休日も遊びに行かず、パズルをつくり続けるほどのAさんに、「パズルをつくったら、お金をあげる」と言って、パズルをつくってもらうことにしました。Aさんはひとつ完成させて、…
このブログの記事検索で「会いたい人リスト」と検索していただくと、13くらいの記事が出てきます。何度も何度も記事に書くくらいに、僕は「自分が会いたい人」に会ってみたい! という気持ちが強いのかもしれません。 その「会いたい人リスト」の最高峰に常…
今年の2月、僕らニッポン手仕事図鑑は、2回目の「後継者育成インターンツアー」を開催しました。インターン先に選んだのは、木曽漆器と松本家具の工房。応募期間が短かったにもかかわらず、6名の定員に対して、約80名の学生さんが応募をしてくれました(連れ…
僕が「リーダー」と呼ばれるポジションに就いたのは、まもなく20代が終わりを迎えようとしているタイミングでした。そこから試行錯誤しながら、リーダーとしての役割とはなにか? 後輩や部下に何をしてあげられるのか? を自分なりに必死になって考え、その…
「部下を育成するとき、どんなことを意識していますか?」40代になり、一応、会社の経営に携わるポジションにもなると、そんな質問をされることが自然と増えてきます。 30代の前半の頃は「育成とは何か? 教育とは何か? マネジメントとは何か?」と、日々必…
「老害って、どんな人のことを言うんだろうね?」時折、そんな話になることがあります。そして、だいたいの場合において、「自分の立場や役職にしがみつき、若い世代に譲らない人」という結論に至ります。結果、理想的な世代の交代が行われず、組織の若返り…
僕が今後、採用の面接をするときの“ネタばらし”になってしまうのですが…。 今年はじめて、新卒採用の一次面接を担当するという大手企業の社員の方に、少し前にこんな質問をされました。「面接するときって、どんな質問しています? 大牧さんなら、面白いこと…
禅では「不立文字」と言って、言葉で教えること、伝えることが難しいことに、言葉を多用してしまうという意味の禅語があります。どんなに言葉を尽くしても、結局は似て非なるものしか伝えられない、と。つまり、仏様の教えなどは、師の心から弟子の心へ直接…