自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

情報発信

「予算5万円からの起業の話」と、過去の話ばかりするオジサンにはなりたくないという話

Twitterではちょこっとお知らせをしていたのですが、つい先日、通過率が数パーセントという狭き門である“審査制”のVoicyパーソナリティに合格しました。 で、実は配信開始までの期日が設定されていて、「やばい! もう収録するなら今日しかない!」と、とり…

「かっこいいけど“届かない”デザイン」と「ダサくても“届く”デザイン」

僕が拠点にしている東京のオフィスは、住所で言うと「日本橋人形町」というエリアになります。人形町駅、水天宮前駅が最寄りの落ち着いた風情のある下町で、『今半』や『日山』をはじめ、有名な老舗料理屋さんが多いのですが、気軽に入れるお店も多く、1年ほ…

宛先のないラブレターは、「怪文書」

「宛先のないラブレターは、怪文書」僕はブログネタ(とも言えないちょっとしたこと)をスマホのメモにストックしておくのですが、今日そのメモを見返してみると、冒頭の一文が書かれていました。誰かが言っていたひと言をメモしたものだと記憶しています。 …

チャンスが巡ってくる人と、巡ってこない人の“思考”の違い(だと、僕が思っていること)

チャンスが巡ってくる人、巡ってこない人とでは、思考にどんな違いがあるのか?社内外を問わず、「なぜ、あの人だけにいろいろなチャンスが巡ってくるのか? 自分とあの人とでは、そんなに実力も変わらない気がするのに、何が違うのか?」と、考えたことはな…

投稿が面白いか? 共感してもらえるか? そんな難しいことは、後回しでいい

来週23日の木曜日、職人さん向けのトークイベント(ミニ講座)を依頼され、富山県へお伺いすることになりました。せっかく富山に行くのだから…と、井波彫刻や五箇山和紙の産地として知られる南砺市へ行き、いろいろとお話を聞いてみよう! と思い立ち、イベ…

僕が採用担当なら、「動画エントリー」の“この部分”を見る

昨年あたりから、新卒採用で「動画エントリー」を導入する企業が増えています。「動画エントリー」とは、従来の履歴書やエントリーシートではなく、自分自身で動画を撮影し、自己PRや志望動機を伝えていくというものです。 そんな中で比例して増えていると聞…

みんな、SNSに逃げすぎ! 結果を出したい人の多くは、「地道なこと」を避けるから結果が出ない

少し前に、うちの母親は「応援消費」をしました。消費先は、北海道の魚屋さん。祖父と祖母が健在だったときに連れて行ってあげたお店で、その魚屋さんから突然、数年ぶり(いや、十数年ぶり?)に電話がかかってきたそうです。 用件はとてもシンプルで、「観…

「字幕入りの動画」と「SNSの短い文章」には、慣れないほうがいい

先日、ボケーッとニュースアプリで記事を読んでいたら、こんなタイトルの記事が目に飛び込んできました。 『災害のときどうする? 字幕つきYouTubeに慣れて「ラジオを聴き取れない若者たち」急増』 ざっくりと記事の内容を書くと、若者たちは動画の音声を“目…

なぜ、「モーニング娘。を聴きなさい」と、上司は言ったのか?

僕は意識的に、YouTubeなどで「今話題の曲」を聴くようにしています。「若いアーティストの歌には興味がない…」「最近の歌の歌詞は…」なんてオジサンみたいなことは言わず、曲というよりも歌詞に意識を向けて聴いています。それは、今の時代の“伝わる言葉選…

ファッションと企画書は、上級者になるほど引き算である

僕が尊敬している偉人のひとり、「シャネル」の創業者、ココ・シャネル。誕生日が同じだからという理由で勝手に親近感がわき、いくつも出版されている“ココ・シャネル語録”を読んでからは、その考え方に共感するようになりました。 「ファッションとは、上級…

あなたの世界の言語を、「あなたの話を聞いている人」の世界の言語に変換する

世界(=業界)が違えば、言語が変わる。たとえば、僕らのような動画メディアの運営、映像・Web制作をしている“世界”の人間の言語と、行政で働く職員の方の“世界”言語は少し違います。もちろん、そこに言語の優劣はなく、日本語と英語が違うということと同様…

ある人には「刺さるフレーズ」でも、ある人にとっては「敬遠するフレーズ」になる

これはよく言われることですが、ある程度の経済力を持ったお客さまが来店されるお店では、「安い!」と表現すると売れなくなるという話をよく聞きます。ストレートな書き方をすると、経済力も立場もあるお客さまはプライドが高いので、安さに反応する自分に…

映像を制作する“もうひとつの価値”

今日は、滋賀県米原市で開催された「まいばらメモリアル動画コンテスト」の表彰式に参加してきました。僭越ながら審査委員長という大役を務めさせていただき…。とても素敵な経験になりました。 今日は滋賀県米原市で、「まいばらメモリアル動画コンテスト」…

「何度も告知したら、ウザいと思われるから…」という言い訳をしていませんか? 〜集客で結果を出す人たちがやっている、たったひとつのこと〜

集客で結果を出す人たちがやっている、たったひとつのこと。結論から書くと、「1回の告知(=情報発信)では届かないので、何度も何度も粘り強く、告知を続けているだけ」です。これがすべてで、これで終わってもいいくらいなのですが、それはさすがに…なの…

「心に響かないプレゼン」には、なにが足りないのか?

ここ最近、普段の仕事はもちろん、後継者インターンシップなどでも、誰かのプレゼンを聞く機会が増えました。その中で「聞く人の心に響くプレゼンとはなにか?」を考えさせられることが多いので、今日はプレゼン(伝え方やコミュニケーション)について書い…

こんなツイートをしている人を、僕は信用しない 〜それは、受け売りの知識か? 経験の知識か?〜

決してディスるわけではないのですが、僕はツイッターで以下のようなツイートをしている人を、正直あまり信用しないようにしています。ツイッターをやっている人なら、1度は見たことがあるテンプレートだと思いますが…。 『◯◯が◯◯してきたときは、これがオス…

“良い”キャッチコピーを書くためのトレーニング 〜それっぽい表現に、“逃げてはダメ”!〜

「“良い”キャッチコピーを書けるようになるには、たくさんのキャッチコピーがまとまって紹介されている本とかを読んだほうがいいですよね?」 先日、長野県茅野市で開催した、信州鋸の「情報発信インターンシップ」の参加者のひとりに、僕はワークショップ中…

プレゼンは、テクニックではない

昨日、少し嫌なことがあったので(クライアントの担当者にちょっと納得のいかない対応をされて、僕も大人気なく怒ってしまったり…)、息抜きにホテルの目の前にある(ずっと1度は行ってみたいと思っていた佐賀の)オシャレな居酒屋に行ってきました。()が…

「名前を呼ぶ」ことの大切さ

年が明け、仕事がはじまってすぐに、僕はお世話になっている方々へ年始のご挨拶を兼ねたメールを送りました。 できることなら、ひとりひとり、1通1通、しっかりと書いて送りたいわけですが、残念ながらその数は4桁にもなるので、さすがにそれは難しい…。なの…

「信じるな」「疑うな」「確かめろ」

年始にボーッとツイッターを眺めていたら、どなたかがこんなフレーズを投稿されていました。「信じるな。疑うな。確かめろ」 乗っかるようで恐縮ですが、そのとき僕は「この言い回しは使ってこなかったけど、無自覚に自分でいつも強く意識していることだなぁ…

僕が今年、ひそかに意識していた、本当に“小さな”こと

僕が去年から「なかなか難しいなぁ…」と感じていたことのひとつが、マスクをつけた状態でのコミュニケーション。「目は口ほどに物を言う」とは言いますが、マスクをしているとき、目だけでなかなか相手の表情(感情)は読み取りづらい。言い換えると、自分の…

僕らの発信する情報は、基本的には「届くわけがない」と考えよう

先週、渋谷駅の山手線内回りホーム拡幅に伴い、線路切り換え工事が実施されました。期間中、内回り電車は池袋―新宿―大崎間で運休。JRが発足した1987年以降、運休時間は今回が過去最長だったそうです。まさに、多くの人の足が奪われた52時間(約2日間)。テレ…

面白い仕事の多くは、「このルート」からやってくる 〜他者との差別化よりも大切なこと〜

ここ最近、個人的にもニッポン手仕事図鑑としても、面白さとやりがいを感じられる新しい仕事をポツポツといただいています。本当にありがたいです。これらの仕事を通して得られた経験や実績が未来を切り拓いてくれると思うので、それはもう全力で取り組み、…

すべては「1/3」に薄まる 〜伝え方が下手くそな僕のコミュニケーション術〜

僕が最近、強く…そしてときに悲しくなるくらいに痛感していること。それは、『伝えたいことはすべて、「1/3」に薄まる』ということ。 たとえば、情報過多の時代における情報発信(=プロモーション)。自分自身ではしっかりと届けていたつもりでも、その想い…

「クオリティにも種類がある」という話と、「営業メールで成果が出ない人」の話

最近、ニッポン手仕事図鑑のもとには、つながりのない映像制作会社からの営業メールがバンバン届きます。内容は言うまでもなく、「私たちが御社(ニッポン手仕事図鑑)の映像を制作します!」というもの。その時点でニッポン手仕事図鑑の体制やスタンスを理…

伝え方が下手くそな人は、「情報発信は料理である」と考えてみてほしい

新しいプロジェクトの提案も、チーム内でのコミュニケーションも、すべては「伝えること」からはじまります。ここをなくして、次に進むことはできません。 そのくらい「伝えること」はビジネスの大前提にあって欠かせないものですが、でも「伝えること」が苦…

「営業力を高める」とは、「◯がある」ということ

『今でこそ、「通販の女王」といっていただけるようになりましたが、最初は全く売れなかったんです。特にジュエリーが売れなかった。私はプライベートでジュエリーをつけることがほとんどなく、本当のジュエリー好きではないということを視聴者に見透かされ…

話のネタが尽きない人の共通点 〜「感想」だけで終わる人と、「分析」と「妄想」ができる人〜

SNSをはじめ、ブログや音声コンテンツ、あるいは商談や会議での雑談など、日々“発信するネタ”を探している人は多いと思います。そして、そのネタ集めに困っている人は、結構な割合でいるような気がします…。 そう、「これだ!」というネタはなかなか集まらな…

良いモノでなければ、100万人に届けても売れない時代 〜あなたはその1日を「どっち」に使うか?〜

「羨ましいです。発信を頑張っているからですよね」 ニッポン手仕事図鑑は今、大手企業や行政などから、さまざまなプロジェクトの依頼や相談をされる機会が増えました。その状況を見て、冒頭のように反応してくれる人たちがいます。もちろん、褒めてくれてい…

あなたのフルコースは、誰も望んでいない

ニッポン手仕事図鑑はこの1ヶ月、行政や民間企業を問わず、数多くのプレゼン(ご提案)の機会をいただいています。本当にありがたいことなのですが、特にここ数週間は話している時間が長すぎて、あごと脳みそが少々お疲れ気味です…。 それはさておき。プレゼ…