自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

仕事術

「面白い仕事」がやってこないときの、一番の解決方法

先に書いておくと…。もし、今日の記事をタイトルを読んで、効果的なテクニック論や立ち回り術を期待されている人がいたら、おそらくがっかりされます。予めご了承いただき、読み続けていただければと思います。 では、続けます。 「あの人には面白い仕事がど…

お金(売上げ)をいただいて、自分たちの信用を落とし、未来の仕事を失う作業をしていないか?

一昨日、メンバー全員にチャットで共有したことを、自分自身にも言い聞かせる意味を込めて、改めて書いてみたいと思います(決して手抜きではありません…)。 ニッポン手仕事図鑑で何よりも大切にしているのは、「結果」です。その結果とは、お金を出してく…

経営者としての僕が、“売上げ以外”に定めている目標

2015年1月に『ニッポン手仕事図鑑』を立ち上げ、そこから小さな芽を大事に育てて、2019年1月に『株式会社ニッポン手仕事図鑑』を設立しました。そう、これでも一応、“経営者”と呼ばれる立場で日々仕事をしています。ちなみに、一般的な経営者としての仕事は…

本来の目的を見失うと、誰かにとっては楽しい仕事でも、誰かが悲しい顔を浮かべる仕事になってしまう

新商品開発やプロダクトデザインにかかわるお仕事をしていると、結構な割合でこんな言葉が飛び交います。 「すでに世の中にあるものをつくっても意味がない。世の中にないものをつくろう」 本当にそうでしょうか?僕はないもの、あるものというのは、“どちら…

“仕事ができる”5%の人は「解決」ではなく、「◯◯」を考える

仕事で何らかの問題が発生したとき、多くの人は目の前で起こった問題を解決しようと動きます。もちろん、それは間違いではないのですが、ただ、目の前の問題を解決することだけに目を向けてしまうと、原因がわからないまま、とりあえず今の問題の対処(沈静…

仕事が遅い人は、「最初の一歩(初動)」が遅い

上司や先輩、あるいは取引先の担当者から「仕事が遅い!」と言われて、胃が痛くなる日々を送っている人は少なくないと思います。 「仕事が遅い」と言われてしまう要因は、ざっくりと大きくわけてふたつあります。ひとつは「仕事をはじめる(着手する)までが…

「納期を決めない」は、「信頼を失う」と同義である

「なる早で提出するようにします」「少しお時間をいただけると幸いです」 そんな感じでお客さま、クライアント、協業パートナーに納期を曖昧にしたまま、ビジネスを進めていないでしょうか?(ここから偉そうに書きますが、僕自身も曖昧なまま進めていること…

「効率のよいやり方」を探して、失敗する人

たとえば、人口2〜3万人の小さな町で、地元の企業向けにプロジェクトを立ち上げるとします。そのプロジェクトには、10社は参加してほしいと考えている。そして、その町には500社あったとします。皆さんなら、どうやって告知するでしょうか? 僕はわかりやす…

今日の行動は、1年後に“効いてくる”ボディブローである 〜「慌てること」と「急ぐこと」は違う〜

ITテクノロジーやSNSの進化によって、ビジネスにおけるあらゆるスピードが向上し、結果が出るまでのスピードも早くなりました。それによって、ビジネスパーソンも結果が出るまでのスピードを意識するようになりました。少し視点を変えて書くと、「結果が出る…

行動に迷う人は、◯◯◯を決めていない 〜あなたは“高く”飛びたいの? “遠く”まで飛びたいの?

ここ最近、いろいろなお仕事をさせていただいている中で日々感じていること。 それは、「意外とみんな、ゴールをぼんやりとしか決めずに動き出すんだなぁ」ということ。だから、やるべきこと、進むべき道を迷ってしまっている…。 わかりやすいかどうかはさて…

なぜそこに、20点もの“大差”がついたのか?

自分で考えて、1案“だけ”ひねり出したA案と、自分で考えて、3案出した中から選んだA案は、同じA案でも全然違う。これは何度も書いていますが、大事なことなので、改めて書いておこうと思います。 たとえば、僕らは今、「後継者育成インターンシップ」という…

面倒なことは、コスパがいい

「面倒なことはコスパがいい」これ、ある実業家の言葉なのですが、どなたの言葉だと思いますか? 正解は堀江貴文さん。そう、あのホリエモンです。 ある書籍の中で、知名度を上げるには? という読者からの質問に対して、知名度を上げるのはもちろん、人気者…

「スキマ時間を有効活用する時間術」なんて、はるか昔に捨てました

スキマ時間を有効活用しよう!時間術を特集した雑誌や本を読んでいると、細切れの15分をいかに上手に使うか? について、よく書かれていたりします。 正直、僕も何度か試したことはありましたが、全然ダメでした…。本に書かれているようなことはひとつも上手…

「幸せなら態度でしめそうよ」は、ビジネスの基本

幸せなら 手をたたこう幸せなら 手をたたこう幸せなら 態度でしめそうよほら みんなで 手をたたこう 皆さんもよく知っている「幸せなら手をたたこう」の歌詞です。実はスペインの民謡でもあります(さっき知りました…)。 僕が日々のビジネスの中で大事にし…

「レシピをつくれる自分」をつくる

子どもの頃から慣れ親しんでいる料理なのに、いざ「つくってみて!」と誰かに言われたら、何から手をつけて、どんな段取りでつくっていけばいいかわからない…という料理、意外と多いのではないでしょうか? なぜ、つくれないか?それは、「レシピを理解して…

バカリズムさんが売れっ子になった今でも、舞台に立ち続けている理由

数日前、ぼけーっとテレビを観ていたら、バカリズムさんが出演されていて、こんなことをおっしゃっていました(パッと観ただけなので、うろ覚えなのですが…)。 「あるとき、突然舞台をやりたくなっても、最後に舞台に立ったのが5年前だったら、その舞台に立…

あなたの頭の中にある“その言葉の意味”は、辞書に書いてあった意味ですか? それとも、自分なりに言語化した意味ですか?

「企画立案とは」とgoogleで検索してみると、『物事がよりよい方向に進むための“方法”を考えること』と出てきます。それは間違っていないと思いますし、「立案」は『工夫して計画を立てること』という意味を持っているので、方法や手順を考えることは、むし…

今日の「正解(=現時点でのベスト)」が、明日の「不正解」になることはある

「今日の正解が、明日の不正解になることはある」 観光業界が大打撃を受けている今、国内外の観光客に(ある程度)支えられてきた伝統工芸の業界も非常に厳しい状況に置かれています。だからか、新しい販路の開拓や商品開発はもちろん、後継者の問題について…

「発想を広げるフレーズ」を持っていますか? 〜僕は「“◯◯◯◯”上げる」です〜

「もしもあのとき、自分が別の人生を選択していたら…」これは、僕が好きな小説家のひとり、重松清さんがひとつの新しい物語を生み出すときに自分自身に投げかける言葉(=発想法)。確か、もう10年以上も前の雑誌のインタビュー記事で読んだものです。 そう…

勝つ企画(書)ではなく、結果が出せる企画(書)を

僕らは今、民間企業だけではなく、行政(自治体)からもお仕事のご依頼をいただいています。どんな仕事をしているかというと、以前は移住促進や観光PRのお仕事が比較的多かったのですが、最近はコロナ禍で厳しい状況に置かれている伝統工芸に関するお仕事も…

あなたも知らず知らずのうちに、「失注」している…かもしれない

少し前に、興味深いツイートを見かけました。 ある人が「テイストが素敵! イラストをお願いしたい!」と心から思えた絵描きさんを見つけ、ホームページから依頼しようとしたところ、予算と納期が書くところがあったそうです。ちなみにチェックボックス等の…

「5つ」のサービスしかなくても、“6つ目”のサービスは提案できる

突然ですが、問題です。あなたの会社には、お客さまに提供できるサービス(商品)が「5つ」あります。でも、あるとき先輩が“6つ目”のサービスを提案していると聞きました。先輩が提案していたサービスとは、どんなものでしょうか? この答えの発表は、後ほど…

凡事徹底 〜僕らのチームが、コロナ禍を黒字で乗り切れる理由〜

期待していた大きなプロジェクトが白紙になったり(これは本当に苦しかった…)、進行していたプロジェクトが新型コロナウイルスの影響で思い通りに動かず、契約していた金額の半分しか請求できなかったり…。他の業種の企業の方々と同じく、僕らも非常に厳し…

「周囲に反対される挑戦は、未来を切り開く宝であり、仕事を面白くするスパイスである」と、“小売の神様”は言った

購読しているメルマガを読んでいたら、セブンイレブンを立ち上げ、「小売の神様」と呼ばれた鈴木敏文さんの言葉が掲載されていました。 『皆が一様に賛成することは挑戦する価値のないことであり、皆が反対することにこそ、未来を切り拓く宝が眠っている。つ…

情報を「価値あるモノにできる人」と、「ただ受け取って終わってしまう人」の違い

まずは、昔話をひとつ。僕は小学校2年生の頃から少年野球をやっていて、(少々自慢話になってしまいますが…)神奈川県鎌倉市の中では、そこそこ知られた選手でした。もちろん、何もせずに上手くなったわけではなく、普段のチーム練習以外にも、ひとりで自主…

オンラインミーティングのとき、僕が画面に映っていないところで“やっている”こと

zoom等でオンラインミーティングをやる機会が増えたという人も多いと思いますが、その最中、誰にでもひとつやふたつ、画面に映っていないところでやっていることがあると思います。僕の場合、第3位が「爪切り」。暇なときにパチパチとやっています。そして、…

インプットした情報を「最高の瞬間に出す」ために、僕がやっている“2つ”のこと

ここ最近は…特に昨日と今日はメンバーにも引かれるくらいに、ほとんど途切れることなく、ミーティングや商談が入っていました。正直、「もうこれ以上、口を動かしたくない!」とここまで思ったのは久々かもしれません…。 それはさておき、今日の本題。 今日…

「ひとつ目」をやってみると、「ふたつ目」のアイデアが浮かんでくる

ずいぶんと昔の、元部下たちのやりとり。先輩「プリンターの色、すごく悪いし、そもそもズレてプリントされるね…。メーカーのサポートに相談してみた?」 部下「いや、これはもう治らないものだと“思って”、相談はしていません…」 先輩「えっ? 1度は確認の…

議事録は「手書き」で、「編集」しながら書きましょう

前職の会社に所属しているときのこと。僕は年に1度、“ある重要”なミッションを与えられていました。そのミッションとは、会社の「年間スローガン」を考える業務。 COO(最高執行責任者)が前期の反省点や今後の市場を踏まえた上で、次年度でやりたいことを熱…

自分の仕事は、自分で守る 〜テクノロジーに依存しないビジネスを〜

過去に何度かmacOSをアップデートして痛い目にあっているにもかかわらず、昨日の夜、まだアップデートしていないことを知らせる赤い❶のバッチ(?)が気になって、ポチッとアップデート開始のボタンを押してしまったのが不幸のはじまり…。 朝起きたら、無事…