自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

仕事術

自分のパフォーマンスを最大限に発揮するために、僕がやっていること

「自分のパフォーマンスを最大限に発揮する」書くと簡単ですが、実行するのは難しいものです。 皆さんは自分のパフォーマンスを最大限に発揮するために、どんなことをやっているでしょうか? ブログのコメントやツイッターのDMなどで教えていただけると嬉し…

上手くいかず、焦っているときこそ、「すべて正攻法でやる」を選ぶ

「ビジネスにおける(リスクのある)冒険や奇をてらった戦略は、困ったときにやること」僕が尊敬しているスタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫さんが以前、情熱大陸でおっしゃっていたことです。鈴木さんは、こうも語っていました。 「冒険はしない…

地域の外から“見える課題”と、現地で“触れる課題”は、まったくの別物である

今週は水曜日、木曜日と佐賀県有田町へ行き、有田焼の職人さんの撮影。そして今日は福岡県東峰村へ行き、高取焼、小石原焼の職人さんに後継者インターンシップの打ち合わせを兼ねて、後継者問題に関するヒアリングをしてきました。 そこで改めて、強く確信し…

思考は「頭の中」ではなく、「紙の上」ですること

今日はまず、『TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる』という本から、一部引用するところからはじめます。 「書かないかぎり体系的に考えることはできない」ほとんどの人はいまだに、思考を頭の中でするものと考え、完成…

「具体的」とは、「シンプルに言語化できること」である

なぜ、やるのか?(ミッション)どこを、目指すのか?(ゴール)なにを、やるのか?(プラン) 仕事というものは、この3つに集約されると僕は考えています。そして、これらを考えるうえで何が一番大切か? と聞かれたら、僕は迷わずにこう答えます。 「具体…

「スピードを上げていく」と、「誰にでもすぐにできる」は、意味が全然違う

皆さんは日々仕事で「情報収集」をしていると思います。そしておそらく多くの人が、SNSを含む「インターネットを活用する」という手段をとっているのではないでしょうか。 そして、“それっぽい情報”を見つけて、それをベースに企画を考えたり、新しいビジネ…

僕が『Bear』というアプリを、“相棒”として使い続けている理由

僕はこのブログも、現在執筆中の職人本も、すべて『Bear』というアプリを使って書いています。以前は『iText Express』というアプリをメインで使っていましたが、もう3〜4年くらい前から『Bear』を使うようになりました。今の僕には、仕事をする上で欠かせな…

“そこそこ”のサービスや商品は、もう売れない

物が溢れる時代の中で、あらゆるものの価格が高騰している今、“そこそこの商品やサービス”は、ストレートに書くと「もう売れない」「誰にも買ってもらえない」ことに、多くの人が気づきました。僕自身も怖さを感じていますが、提供するサービスのレベルを“そ…

シャッターを切る前の時間を、どう過ごしている?

「シャッターを切ればいいのではなく、シャッターを切る前の時間をどう過ごすか。シャッターを切る前に、人の心に耳を傾けることが大切」 これは、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんの言葉です。ある講演(2017年頃だったかな?)で聞いたのですが、僕の…

ビジネスパートナーに会いに行くとき、どんな“手土産”を持っていきますか?

皆さんもきっと、日々仕事でたくさんの方に会っていると思います。そのとき、どんな“手土産”を持っていくでしょうか? ここで皆さんと考えたいのは、「老舗の〜」というような物品としてのお土産の話ではありません。 もう7年も前になるのですが、こんな記事…

父親の命を決める決断をしたことが、今の僕の決断力になっているかもしれない

僕が25歳のとき、父親がくも膜下出血になりました。「ちょっと風邪を引いたみたいだから、病院に行ってくる」と出ていった数時間後に翌日の手術が決まり、医師からは「健常者でいられる可能性は40%。何かしらの障がいが残る可能性は30%で、亡くなる可能性…

頼み方にも「スキル」があり、頼み方次第で、頼んだ相手のアウトプットは変わる

たとえば、企業がデザイナーさんに、ポスターやWebサイトのデザインを発注する。そのときに良く聞こえてくるのが、発注した企業の担当者の「何か、良くないんだよなぁ…イメージどおりに仕上げてくれない。ま、デザイナーのスキルが足りないからしかたないね……

ベテラン教授に教えてもらった、学生を飽きさせない話し方

将来は教育の道へ…という目標を掲げる僕に、大学講師の道を切り拓いてくれた恩人は、今も現役バリバリの大学教授。年齢は50代前半から半ばくらいだと思っていたら、なんと先日、60歳を超えていたことが判明。やっぱり日々大学生と向き合っていると、見た目も…

どこに向かって進む船かわからないのに、乗り込む人はいない

成し遂げたい目標、実現したい未来があっても、自分ひとりで実現するには限界があるので、仲間を増やしていきたい。それが僕の考え方です。改めて書くまでもなく、僕がひとりで「ニッポン手仕事図鑑」を運用していても、産地の職人さんのためにやれることな…

ブランディングができている企業や人は、“これ”を続けている

『マーケティングは「売れる仕組み」のことで、ブランディングは「売れ続ける仕組み」のこと。そう考えると、「マーケティングは強いけど、ブランディングは苦手」という理論は成立するけど、「ブランディングは強いけど、マーケティングができない」は成立…

僕の仕事の「基本」であり、何よりも「結果につながる一番の近道」でもあること

10日ほど前に僕がつぶやいた“あるツイート”に対して、職人さんがこんなふうに反応をしてくれました。「伝統工芸、産業を支援したいと考えている人たちに、大切な覚書として書き留めておいて貰いたいです」 そして、その僕の“あるツイート”というのが、これで…

僕が自費でも、まず結果を出すことにこだわる理由

いきなりですが、先日つぶやいたツイートを紹介します。 現地に足を運び、学んだ上で自分たちの考えを伝えられること。中途半端に関わらないという覚悟を持つこと。まずは自分たちが自費でやってみること。わからないことがあったとき、産地、職人さんに対し…

自己流とは好き勝手やることではなく、相手のことを思いやった結果である

先日、母親と食事をしながら雑談していたときのこと。ここ最近の僕の近況報告、そして仕事のスタンスについてあれこれと話をしていたのですが、そのときに僕が「自己流」という単語を何度か使っていたのが気になったのか、母親はふと、僕にこんなことを言っ…

「斬新さ」を優先して、結果を出すことを置き去りにしていないか?

「『企画力』をどのように解釈していますか? あなたの辞書には、どんな解説が書いてありますか?」と聞かれたら、皆さんはどう答えるでしょうか?何となくですが、ざっくりと「新しいアイデアを出すこと」と答える人が多いような気がします。 僕なりの解釈…

「仕事がなかなか終わらない…」「仕事のスピードが遅い…」と悩んでいる人は、“ここ”に原因があるかも?

僕の周囲にも、「仕事がなかなか終わらない…」「仕事のスピードが遅い…」と悩んでいる人が結構います。理由はいくつもあると思いますが、よくある原因のひとつが「いきなり100点満点のものを仕上げようとする」です。 「100点満点のものを仕上げよう」という…

プロの“企画書のレシピ”を知っていますか?

料理をつくるとき、皆さんは完成形の写真だけを見てつくりはじめるでしょうか? おそらく料理のレシピ本を読んだり、レシピサイトを見たり、あるいは自分より料理が上手なお母さんや友だちに、つくり方を聞いてみると思います。 では、たとえば企画書をつく…

長く愛され続ける仕事には、いつも「早さ」と「丁寧さ」がある

長崎、福岡、佐賀、熊本を巡った1週間の中で、素敵な人はもちろんのこと、たくさんの素敵なお店と出会うことができました。 その中でベスト3に入るお店のひとつが、個人商店のお蕎麦屋さん。観光客が数多く訪れる地域にあるお店なのですが、来ているお客さん…

最後に選ばれる居酒屋は、“ここ”を押さえている

昨日、僕のもとに朗報が届きました。まだ公にできないことなので伏せますが、やりたかった仕事の受注が決まったのです。本当にありがたいし、嬉しい…。 でも実はその仕事、別の会社が受注する可能性もありました。僕らともう1社の企画が最後の最後まで比較検…

職人さんが口を揃えて語る「自分自身との約束」

「決めた時間の中で、良い仕事をすること」 良い仕事をすること(良い商品をつくること)は当たり前。大切なのは、「決めた時間の中で、やり切ること」。現在制作中の子ども向けの職人本、ニッポン手仕事図鑑の映像、後継者インターンシップなど、日々多くの…

クライアントワークと向き合うとき、僕が何よりも大切にしていること

僕は自社事業の「ニッポン手仕事図鑑」関係の仕事だけでなく、クライアントワーク(受託案件)も結構やっています。意外に思われるかもしれませんが、少し前までは7割くらいの割合でクライアントワークをしていました(今でも3割くらいはクライアントワーク…

インタビューの「成功」と「失敗」の境界線

今年の秋(いや、冬になってしまいそうですが…)に、5年ぶりに職人さんの本を出版します。お父さんやお母さん、あるいはおじいちゃん、おばあちゃんが買い与えたい本…ではなく、子どもたちが自分から「読みたい! 買って!」と言ってくれるような職人本。職…

僕の上司は口癖のように、「トータルサービスで勝負するんだ!」と言った

僕は今、新しいチャレンジをしながら、日々楽しく仕事をしています。44歳の今もそう言えるのは、僕が「師匠」と呼ぶコピーライターの存在が大きい。 その師匠は、25歳のときに転職して入社した会社の上司。ビジネスマンとしての立ち回りの基本から企画書やキ…

伸びる新卒社員と、伸びない新卒社員の違い 〜それはメモか? 教科書か?〜

新卒や中途を問わず、40代も中盤に差し掛かると、新入社員と接してきた回数はそこそこの数になります(とは言いつつ、そこまで多くはないのですが…)。 その中で見えてくる、“伸びる新卒社員”のちょっとした共通点。そう、ある程度のスピード感で伸びていく…

スピードを上げるには「スキルを上げる」のではなく、「やり方を変える」が大事

数日前、『僕も「5連敗」からのスタートだった』という記事を書きました。どんな記事だったのかをざっくり説明すると、僕は数年前、事業パートナーにお声がけいただき、行政(自治体)のプロポーザルに参加するようになったのですが、デビュー戦から負け、負…

“何かやってくれそうな雰囲気”を出す方法

僕は“何かやってくれそうな雰囲気”を醸し出している人に、自然と仕事が集まってくるものだと考えています。しっかりと納期を守り、コミュニケーションも取れて、支払う対価に見合うクオリティで仕上げてくれるのは大前提の条件で、その中から最後の最後に「…