自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

文章力

「正しい説明」と「伝わる説明」は、まったくの別物である

「普段の仕事の中で、あなたは“正しい説明”ばかりしていませんか? “伝わる説明”ができていますか?」 そう聞かれて、「どういうこと? どんな違いがあるの? 意味がわからない…」と、心の中でつっこんだ方もいらっしゃると思います。簡単に補足すると、「正…

深く考えられない人にオススメしたい「要約する」というトレーニング

はてなブックマークで拡散され、NewsPicksでも少し話題になり、賛成意見、反対意見を問わず(批判的な意見もそこそこありました…)、僕のブログで“バズった記事 ベスト3”に入る記事『深く考えられない人は、圧倒的に文章を書く量が不足している』。詳しくは…

なぜ、「モーニング娘。を聴きなさい」と、上司は言ったのか?

僕は意識的に、YouTubeなどで「今話題の曲」を聴くようにしています。「若いアーティストの歌には興味がない…」「最近の歌の歌詞は…」なんてオジサンみたいなことは言わず、曲というよりも歌詞に意識を向けて聴いています。それは、今の時代の“伝わる言葉選…

本屋で実践する「コピーライティング」のトレーニング

しばらく仕事が忙しく、ここ1年くらいは大型書店に行き、時間をかけて店内をぷらぷらするということができていなかったのですが、産業能率大学の兼任教員(非常勤講師)を任されたこともあり、最近は何度か大型書店に足を運ぶ機会がありました。 で、久々に…

“相手の時間を奪う”コミュニケーションをしてしまう人

SNSを眺めていると、「電話は時間の無駄だ! だから、電話には出ない!」と熱く語っていらっしゃる人がいます。僕は電話でのやりとりをそこまで毛嫌いしていませんし、時間の無駄にも神経質なほうではないのですが、でも「相手のコミュニケーションコストを…

文章が上手い人と、成長するスピードが早い人の「共通点」

「文章が上手い人は、なぜ上手い文章が書けるようになったのか?」この質問に対して、皆さんはどのように答えるでしょうか? きっと多くの人が「良い文章をたくさん読んで学び、たくさんの文章を書いてきたから」と答えたり、「いろいろな経験を通して、感性…

“良い”キャッチコピーを書くためのトレーニング 〜それっぽい表現に、“逃げてはダメ”!〜

「“良い”キャッチコピーを書けるようになるには、たくさんのキャッチコピーがまとまって紹介されている本とかを読んだほうがいいですよね?」 先日、長野県茅野市で開催した、信州鋸の「情報発信インターンシップ」の参加者のひとりに、僕はワークショップ中…

コミュニケーション力(文章力)の正体

「コミュニケーション力」「文章力」という言葉を聞くと、多くの人は流暢にトークし、話を途切れさせないスキルだったり、表現がきれいで、読みやすいリズムのよい文章を書くスキルだと解釈する人がほとんどだと思います。もちろん、これは全然間違ってはい…

釣具のポスターをつくる(キャッチコピーを書く)ときは…

「釣具のポスターのキャッチコピーを書くときはね、ポスターを眺めるお客さんと同じ場所に自分を置いてみることが大事。つまり、釣具店に行って、今から自分が制作するポスターをイメージしてみる。どんなビジュアルとコピーがあったら、その商品を手に取っ…

僕の推敲術[20代の駆け出しライターだった頃 編]

良いやり方かどうかはわかりませんが、僕がまだライター、コピーライターとして駆け出しだった頃にやっていた推敲方法を、今日は書いてみたいと思います。たまたま「20代の頃、こんなふうにやっていたなぁ…」と、思い出させてくれる出来事があったもので。 …

「筆の置きどころ」を知る

今日は島根県松江市の伝統工芸品、八雲塗の職人(絵師)さんの撮影に行ってきました。インタビューをさせていただいたのは、同じく絵師であるお父さんから屋号を継ぎ、あと数年で還暦を迎えるベテラン。そのひとつの集大成として「八雲びいどろ」というガラ…

「書くことがない」と嘆いている人への特効薬

ブログにしても、SNSにしても、「書くことがない…」と嘆いている人は少なくありません。また、音声のライブ配信やトークイベントをやってみよう! と考えてみたものの、「話すことがない…」と諦めてしまう人も結構多かったりする。 そんなとき、僕はどうする…

僕が無意識にやっていた(ちょっと珍しい?)トレーニング

普段からほぼ無意識に、ちょっと珍しいトレーニング(ただの癖?)をやっていることを、今日の朝、自覚をしました。周囲の人たちにリサーチしたこともないので、もしかしたら結構いろいろな人がやっていることなのかもしれませんが…。 それが何かというと、…

1記事書くと、3記事分のネタが見つかる 〜テーマが見つかったから書くのではなく、テーマが“見つからない”から書くのである〜

「とにかく文章を書きはじめることだ。テーマが明確につかめていなくとも、とにかく書く。書いているうちに、そしていろいろなことを調べているうちに、適切なテーマが発見できる」 これは、数々の名著を世に送り出している経済学者、野口悠紀雄さんの言葉で…

「上質な半紙は、墨をよく『◯◯◯』」と、彼は言った

僕が友だちのようなお付き合いをさせていただいている、製硯師の青栁貴史さん。彼と待ち合わせをすると、必ずと言っていいほど待ち合わせの場所に先に到着して、本を読んでいます。スマホをいじっているなんてことはない。というか、スマホをいじっていると…

伝え方が下手くそな人は、「情報発信は料理である」と考えてみてほしい

新しいプロジェクトの提案も、チーム内でのコミュニケーションも、すべては「伝えること」からはじまります。ここをなくして、次に進むことはできません。 そのくらい「伝えること」はビジネスの大前提にあって欠かせないものですが、でも「伝えること」が苦…

読み手を惹きつける、文章の「万能調味料」がある?

文章が書けない…。文章が下手くそだ…。そんなふうに自己評価している人は、決して少なくないと思います。 あくまでも個人的な考えではありますが、仕事で結果を出せるかどうか、そして仕事が楽しくできるかを左右するビジネスパーソンの重要スキルの上位に「…

「文章のダイエット」は、文章の魅力を半減させる?

「文章のダイエット」。このテーマに関する書籍も発売され、WEB上の記事やSNSでもそれらの投稿を目にする機会も増えました。書籍に関しては僕も勉強のために読んでいたりするので、「文章のダイエットには反対だ!」というスタンスではないことを、まずは先…

議事録は「手書き」で、「編集」しながら書きましょう

前職の会社に所属しているときのこと。僕は年に1度、“ある重要”なミッションを与えられていました。そのミッションとは、会社の「年間スローガン」を考える業務。 COO(最高執行責任者)が前期の反省点や今後の市場を踏まえた上で、次年度でやりたいことを熱…

6年以上、毎日ブログを更新しているブロガーが教える「ブログを続けるコツ」〜ネタはあるけど、書けない人 編〜

はじめてこのブログを読む方もいらっしゃると思うので、念のために書いておくと、「6年以上、毎日ブログを更新しているブロガー」とは、僕のことです。 記事の質はさておき、これだけブログを続けていると、「ブログが書けない…」というお悩み相談をされるこ…

なぜ、「文字校正の鬼」と呼ばれた僕のブログに、“誤字脱字”が存在するのか?

コピーライターのアシスタント時代、僕は某大手自動車メーカーのご担当者から「文字校正の鬼。大牧くんに任せておけば安心!」とまで言われていました。 でも、このブログはここ最近、誤字や脱字、そもそも日本語がおかしいところすら多い(優しい読者さんが…

“伝わる文章”が書けるようになる『3つのポイント』

今、とても面白く読んでいる本があります。本の名前は、「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』。 「お前、文章を書く仕事をずっとやってきたんだろ? 今さら?」お叱りの言葉が次々と届きそうですが、基本ってやっぱり、意識して…

「キャッチコピー」は、“磨く”もの

今週は青森県の五戸町と六ケ所村で「情報発信講座」を行ってきました。去年の11月、僕はその講座の第1回目の講師として招かれ、第2回目の今回はファシリテーターとして参加。とても楽しく、学びの多い2日間でした。少しでも参加された皆さんの明日の行動につ…

Clubhouseや音声メディアが流行っているうちに、「文章力」を磨いておこう

ツイッター等をやっている人であれば、「あー、あれねー」という感じだと思いますが、今、音声版ツイッターとも呼ばれている音声SNSの『Clubhouse』が話題になっています(ご存知のない方は、ちょっと調べてみてください)。 僕はまだまだ使いこなせていませ…

これからの時代を生き抜く“個人”が、学んでおくべきこと

これからの時代はあらゆる「境界線」というものがなくなり、いかにさまざまな人たちと垣根を超えて仕事をしていくかが、大事になると考えています。フリーランスでも、別のコミュニティに所属する人たちとチームを組んだりすることが増えてくるし、会社と会…

「頭」で書いて、「心」でチェックする

企画書、キャッチコピー、プレゼン用のスライド、メール、SNS、社内資料…。「文章離れが進み、時代は映像や音声だ!」と言われる時代の中で、意外にも文章を書く回数や量は減っていなかったりする…いや、むしろ増えているという人も多いのではないでしょうか…

リリースするサービスの名前も、子どもの名前と同じように、たっぷりの愛情を

僕は新しいメディアやサービスをリリースするとき、名前にはとてもこだわります。なぜなら、名前には自分の“愛情”がこもるから。言うまでもなく、今までリリースしてきたあらゆるプロダクトには、たっぷりの愛情を込めています。 たとえば、自分の子どもの名…

企画書は「ラジオCMの原稿」を書くときのように

当たり前の話からはじめますが、ラジオCMは「視覚」に訴えることができません。写真やイラストを見せることもできなければ、文字を見せることもできない。「きれいな花」だけでは色や種類は伝わらないし、「厚い」「熱い」「暑い」も瞬間的に理解をしてもら…

「下手くそで、成長が遅い人」ほど、強い“武器”が持てる

僕がはじめて就職した会社は、ライターとデザイナーを一人二役で兼任させるという方針の会社でした。つまり、自分でデザインしたページに、自分で書いた原稿を流し込む(その逆もしかり)。 僕は文章を書く仕事を本業にしたかったので、その当時はデザインを…

優れた企画は、1行で伝わる

解決は1行。企画書は1行伝わる人は「1行」でツカむ伝わるのは1行。2ヶ月前、あまり物欲のない僕が久々に「どうしてもほしい!」と手に入れた出張中の“本棚”、『Kindle Paperwhite』には、こんな本が並んでいます。 そう、共通点は「1行」。 尊敬しているメ…