考え方
45歳の誕生日に、7年9ヶ月続けてきた毎日連続更新を一区切りし、今日は久々の更新です。 とはいえまだ1週間なのですが、何とも言えない違和感を感じながら“更新しない毎日”を過ごしてきました。こういう体験ができるのも、本当に貴重だな、と。それはさてお…
決して隠しているわけでなく、ただただ話が複雑になるので、僕が自分のプロフィールから割愛してしまっている話。少しドラマティックに書くなら、「地獄を見た3ヶ月間」の話。 僕は前職の会社を退職し、株式会社ファストコムという会社に入社しました。今も…
「その年齢で、よくそんなリスクのある挑戦ができますね」僕が前職の会社を退職し、新しい環境で挑戦するという決断をしたとき、そこそこの数の人から同じように言われた言葉です。確かに、ポジションも収入もそれなりで、年齢も35歳になっていたので、そう…
仕事で自由を手に入れている人は、「◯◯」の回数が多い。さて、「◯◯」には何が入ると思いますか? ぜひ一旦ここで読むのを止めて、自分なりの答えを出してみてください。もう少し待ちます。 さらに待ちます…。 では、先に僕の答えを。僕の答えが「正解」とい…
僕はここ最近、9月から担当する大学の授業の準備もあって、本屋に行く機会が増えました(本屋はとても大好きな場所ですが、特に大型書店に行く機会がこの1〜2年は激減していて…でもやっぱり、本屋は面白いし、ただ行くだけで学びになります)。 本屋では大学…
「そんなに簡単には、上手くいかせねぇぞ」ここ最近はずっと、神様にそう言われているような気がしています。 ありがたいことにたくさんのチャンスが巡ってきて、周囲の人たちのおかげで上手くいくことも多く、その結果として新しいチャンスが巡ってきたりす…
「ビジネスにおける(リスクのある)冒険や奇をてらった戦略は、困ったときにやること」僕が尊敬しているスタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫さんが以前、情熱大陸でおっしゃっていたことです。鈴木さんは、こうも語っていました。 「冒険はしない…
昨日、『 「惚れた男の話」でもしましょうか』という記事を書いたのですが、その話にはおまけの話があり…。仕事に対する気持ちの持ち方、考え方において僕が大事に考えていることなので、おまけ話とともに書いてみたいと思います。 実は当初、ジモティーで別…
ちきりんさんの『自分の意見で生きていこう』という本があります。ひと言でざっくり書くと、「正解のない問題に対して、自分の意見について考え、述べることの大切さ」を書いた本です。ぜひ一度お読みいただきたいのですが、今日はひとつ、正解のない問題を…
僕がもし、誰かを自分の会社のコンサル、または自分自身のメンターを選ぶとしたら、「知識」を持っている人よりも、「知見」がある人を選びます。具体的に何が違うのか? というと、「知識」は本やインターネット、誰かから聞いた情報という意味合いが含まれ…
僕はあと2ヶ月で45歳になりますが、今もなお、たくさんの人からアドバイスをいただきます。特に最近は、経営者や大きなプロジェクトを立ち上げたことのある人たちから、「ニッポン手仕事図鑑は、◯◯したほうがいいよ!」とアドバイスをいただきます(「そんな…
「忙しい…、本当に忙しくて、やってられない…」と泣きそうになっている人をよく見かけます。少しでも気晴らしになるならと、どのくらい大変なのかをじっくり聞いてみると、厳しいようですが、「ん? それって忙しいんじゃなくて、ただ仕事が遅いだけじゃない…
僕は周囲の人から、計画的にキャリアを描いてきたように見られることがあります。でも実際は真逆で、先日も数年ぶりに師匠と会い、飲みながら熱く語り合ったのですが、自分の過去を振り返りながら改めて思ったのは、無計画とまでは言わないまでも、思ってい…
僕は日々の仕事の中で「課題」と呼べるものが見えてきたら、まあまあしつこく、諦めも悪く、意地でも解決してやるぞ! と考え、動き続けます。だからこそ、5万円という「中学校の文化祭の予算か?」と聞きたくなるような新規事業の予算で立ち上げた『ニッポ…
パソコンの電源をつけっぱなしにしたまま使い続けると、さまざまなデータが蓄積されるので、メモリがいっぱいになって遅く(=パフォーマンスが悪く)なります。それだけでなく、パソコンのパーツの寿命も短くなり、発火する可能性すらある。だから、しっか…
「企画書」とひと言で言っても、出てくるものは「麺」と同じくらいに大きく異なります。ラーメン、そば、うどん、そうめんもあれば、パスタもあるし、フォーもある。同じラーメンでも日本全国で味は全然違うし、そばもトッピングの種類は数多く、冷と温もあ…
10日ほど前に僕がつぶやいた“あるツイート”に対して、職人さんがこんなふうに反応をしてくれました。「伝統工芸、産業を支援したいと考えている人たちに、大切な覚書として書き留めておいて貰いたいです」 そして、その僕の“あるツイート”というのが、これで…
僕がプライベート、仕事を問わず、自分の人生において“できる限り”排除したほうがいいと思っているもの。それが、「中途半端(=〘名〙(形動)物事の完成にまで達しないこと。また、どっちつかずで徹底しないさま)」です。 結局「中途半端」であると、何も…
先日、母親と食事をしながら雑談していたときのこと。ここ最近の僕の近況報告、そして仕事のスタンスについてあれこれと話をしていたのですが、そのときに僕が「自己流」という単語を何度か使っていたのが気になったのか、母親はふと、僕にこんなことを言っ…
昨日、東京都が主催する『「東京手仕事」プロジェクト 商品発表会』にて、インタビュアーという大役を務めさせていただきました。東京都が力を入れているプロジェクトだけあり、会場は日本橋三井ホールで、前日に舞台監督による動きのチェックや台本の読み合…
「決めた時間の中で、良い仕事をすること」 良い仕事をすること(良い商品をつくること)は当たり前。大切なのは、「決めた時間の中で、やり切ること」。現在制作中の子ども向けの職人本、ニッポン手仕事図鑑の映像、後継者インターンシップなど、日々多くの…
ただいま絶賛取材中の、イラストを中心とした子ども向け職人本。先日、ある職人さんへの取材の中でも出てきたフレーズが、「職人は飽きっぽい人が上手くいく」。そう言えば、世の中で結果を出している人たちの中にも、「私は飽きっぽい」と自己分析している…
今日、必要があって数年前のメールを探していたとき、ある1通のメールを見つけました(部屋の片付けをしていたら、昔のアルバムをめくりはじめるようなものです…)。 それは遡ること5年前の、伝統工芸界隈ではよく知られている大御所からのメール。内容はズ…
たとえば、京都から大阪へ行く電車に乗るとします。目の前にやってきたのは、各駅に停まる普通電車。その5分後には、急行が到着する。途中駅で急行が普通電車を追い抜くので、急行の方が先に大阪へ着く。 皆さんは、どちらの電車に乗りますか? 日本電産の創…
日本の職人を動画で観たいとき、皆さんはどうやって探しますか?「そりゃ、まずはインスタでしょ?」という人も多いと思いますが、まだまだgoogleで検索してみる人も少なくないはずです。 「職人 映像」「手仕事 映像」と検索してみる。『ニッポン手仕事図鑑…
「過去美化バイアス」という言葉を、久々に耳にしました。読んで字の通り、人は「自分の過去を美化するバイヤスがかかる」という意味です。 誰もが自然と、過去を美化するバイアスがかかるのですが、このバイヤスが強すぎると、自分に悪影響を与えます。その…
「以前は嫌われていた(好感度が低かった)けど、自分のスタイルを貫き続けたことで、ファンが増えていった人気タレントと言えば?」 そう聞かれたとき、多くの人が出川哲朗さんを思い浮かべるのではないでしょうか。あるいは狩野英孝さんやキングコングの西…
4月1日。ニッポン手仕事図鑑に新しいメンバーが加わりました。2020年に1名、2021年にも1名、そして今年も1名と、ご縁に恵まれて、ゆっくりじっくりと、メンバーが増えています(3人とも募集をしていない中で応募してきた強者です)。でも、今までと今年では…
僕は「自分に厳しい」というイメージを持たれることがあります。ある側面では厳しさを持ち合わせていますが、ある側面ではとても甘い部分もあり…。やる気が出ないときは「まあ、明日でいいか。最後に終わっていればいいよね」と言い訳して、仕事をズルズルと…
正直な話を書くと、最近の転職系サービスって、「煽り方がちょっとなー」と思っています。 「自分のアイデアが通らないから転職だ!」「やりたい仕事ができないから転職だ!」 そんなメッセージが多くないでしょうか?僕自身も転職推奨派で、今の会社が4社目…