行動力
僕は周囲の人から、計画的にキャリアを描いてきたように見られることがあります。でも実際は真逆で、先日も数年ぶりに師匠と会い、飲みながら熱く語り合ったのですが、自分の過去を振り返りながら改めて思ったのは、無計画とまでは言わないまでも、思ってい…
僕が25歳のとき、父親がくも膜下出血になりました。「ちょっと風邪を引いたみたいだから、病院に行ってくる」と出ていった数時間後に翌日の手術が決まり、医師からは「健常者でいられる可能性は40%。何かしらの障がいが残る可能性は30%で、亡くなる可能性…
勝負所。勝敗が決まる大事な局面。誰にでも日々の仕事の中で、「勝負所」と呼べるシーンは何度もやってきます。そう、会社にとっての勝負所もあれば、自分自身にとっての勝負所も、ある日突然やってきたりする。ちなみに勝負所を、勝負所だと気付けない人も…
皆さんは「考える」ということを、どのように定義しているでしょうか? 意外に曖昧ではないでしょうか?「あれ、これって考えているの? ただ迷っているだけ?」と、わからなくなってしまっている人も多いと思います。 僕は「考える」ということを、「結論に…
僕がプライベート、仕事を問わず、自分の人生において“できる限り”排除したほうがいいと思っているもの。それが、「中途半端(=〘名〙(形動)物事の完成にまで達しないこと。また、どっちつかずで徹底しないさま)」です。 結局「中途半端」であると、何も…
「“この時期”に、集中的に努力しておいたほうがいい」 皆さんが考える“この時期”とは、いつでしょうか? 世の中で結果を出している人の多くは、おそらく「20代前半(=「新卒」と呼ばれる時期)」と答えるのではないかと僕は思っています。有名な話ではあり…
ただいま絶賛取材中の、イラストを中心とした子ども向け職人本。先日、ある職人さんへの取材の中でも出てきたフレーズが、「職人は飽きっぽい人が上手くいく」。そう言えば、世の中で結果を出している人たちの中にも、「私は飽きっぽい」と自己分析している…
子ども向け職人本の出版に向けて、現在オンラインで職人さんに取材を続けています。いくつもの質問を投げかけ、職人さんたちが上手く言語化できないときは一緒に掘り下げながら、長いときは3時間のインタビューになることもあります。 その中で、僕が職人さ…
結果を出すためには、何が必要か?「やめる」という決断を常に意識しつつ、「続けることだ!」と多くの成功者が言っています。当たり前の話ですが、成功者と呼ばれる人たちは少なくても、“年単位”で行動(=努力、勉強、挑戦)を続けて、結果を出しているか…
たとえば、京都から大阪へ行く電車に乗るとします。目の前にやってきたのは、各駅に停まる普通電車。その5分後には、急行が到着する。途中駅で急行が普通電車を追い抜くので、急行の方が先に大阪へ着く。 皆さんは、どちらの電車に乗りますか? 日本電産の創…
日本の職人を動画で観たいとき、皆さんはどうやって探しますか?「そりゃ、まずはインスタでしょ?」という人も多いと思いますが、まだまだgoogleで検索してみる人も少なくないはずです。 「職人 映像」「手仕事 映像」と検索してみる。『ニッポン手仕事図鑑…
自分のブログの過去記事が、たまたま関連検索で出てきました。その記事は2018年に書いたもので、記事のタイトルは『1年後の仕事を面白くするウェブマガジン」は、“25歳のときの自分”に向けて書いている』。 「1年後の仕事を面白くする」って、シンプルな表現…
「六角形や八角形の木製の箱にハンドルがついていて、回すと玉が出てくるもの」そう聞いて、パッと頭の中に「ガラガラ」という音が流れて、抽選をしているシーンが浮んだ人がいたと思います。ちなみに、あの抽選する道具の正式名称は「新井式回転抽選器」と…
4月1日。ニッポン手仕事図鑑に新しいメンバーが加わりました。2020年に1名、2021年にも1名、そして今年も1名と、ご縁に恵まれて、ゆっくりじっくりと、メンバーが増えています(3人とも募集をしていない中で応募してきた強者です)。でも、今までと今年では…
僕は「自分に厳しい」というイメージを持たれることがあります。ある側面では厳しさを持ち合わせていますが、ある側面ではとても甘い部分もあり…。やる気が出ないときは「まあ、明日でいいか。最後に終わっていればいいよね」と言い訳して、仕事をズルズルと…
「伝統工芸に関わる仕事がしたい!」20代、30代の若い人たちから、そんな相談をいただくことが増えました。皆さんなら、どのようなアドバイスをするでしょうか? 僕の答えはとてもシンプルで、「伝統工芸の仕事がやりたければ、まずは誰よりも多く、伝統工芸…
僕が通っていた小学校には、3つの少年野球チームがありました。それだけまだ子どもの数も多かったということです。選べるスポーツの選択肢が、今よりも少なかったとも言えますが…。ただの自慢みたいな書き方になりますが、僕は今泉タイガースというチームの…
僕は正直、あまり物欲がないのですが、“こういうもの”だけは見つけたら、ついつい買ってしまい…。 まあ、それはさておき、今回は付録だけでなく、特集も面白そうなので買ったのですが、その特集がはじまる直前の『趣味の人』というコーナーの飯尾和樹さんの…
昨日、『新社会人からの「社会人になったら、やるべきことはなんですか?」という質問に答えてみる』という記事を書きましたが、文字数が多くなるので書かなかったことを、今日は追記として書いてみたいと思います。 詳しくは昨日の記事をお読みいただくとし…
定期的に大学で授業をさせていただいたり、ニッポン手仕事図鑑の活動に興味を持ってくれる大学生が増えたこともあって、全国のさまざまな大学生から連絡をもらうことも増えました。大学生と接する中で得られるものは多いので、とてもありがたいです。 そんな…
「やったことがない仕事」を、皆さんはどのように捉えるでしょうか?Aさんは「できない仕事」と捉えて、Bさんは「“できるかもしれない”仕事」と捉える。改めて書くまでもなく、AさんとBさんでは、次の行動も違えば、次の行動に移すスピードも違う。この違い…
「5分考えても、1時間考えても、自分が導き出す答えの“85%”は同じ」「仕事が早い!」「いつも仕事で結果を出している!」と評価されているビジネスマンたちは、これに似たようなことをよく言っていたりします。何かの研究結果でも証明されていて、冒頭の数字…
「おー! なるほど!」今日、僕が話した雑談に言ってもらえたので、「スキルや実績は、“スーパーマーケットの棚”に並べよう!」というお話をしたいと思います。 世の中のビジネスマンに意外と多いのですが、自分のスキルや実績を周囲の人に伝えない人がいま…
「『中田敦彦のYouTube大学』や『両学長 リベラルアーツ大学』で、人生が変わった人は多い!」 少し前に、そんなSNSの投稿を見かけました。この発言を否定するつもりはまったくなく、僕自身も人生が変わったとは言えないものの、『中田敦彦のYouTube大学』で…
自転車という乗り物は、1度乗ってみないと、“乗れるようにはならない”ものです。 「えっ? 何言っているの? 当たり前でしょ?」 あちらこちらから一斉に、そんな声が聞こえてきましたが…そう、当たり前のこと。これは自転車だけではなく、そして子ども、大…
今日は数日前から楽しみにしていたトークイベントに参加してきました。お相手は、僕が尊敬している人のひとり、セメントプロデュースデザインの金谷勉さん。金谷さんとはSNSでつながっていて、オンラインで打ち合わせをしたことはあったものの、リアルでお会…
ありがたいことにここ最近は、講演やトークセッション、寄稿や出版のお話をよくいただきます。つまり、アウトプットの機会が増えてきました。 となると、僕もより積極的にインプットをしていかないとならないわけですが、ここ最近、強く、本当に強く思うのは…
今の世の中は、正解のない問題ばかりです。だからこそ、答えを出す(=答えを決める)ことが難しい。 たとえば、あらゆる決定を求められる政治家の皆さんたちは今、苦しい局面に置かれることがとても多い。でも、決めて、動くことが役割なので、政治家である…
テレビで紙漉きを観たことがある人も多いと思いますが、手漉き和紙をつくるとき、「簀(す)」と呼ばれる道具を使います。簀はとても細い竹ひごを絹糸で編んだ道具で、わかりやすく説明をすると、簾(すだれ)のようなものです。 和紙づくりにはなくてはなら…
「 自分“しかできない”ことをやる!」SNSを眺めていると、たまにそんなフレーズを使っている人を見かけます。特に20代の人に多いかなぁ…という印象です。 その情熱や勢いはもちろん大事で、僕自身もそういう熱い人が大好きなので全力で応援したいのですが、…