自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

手を抜いた1回の仕事が、他の頑張った仕事の価値を下げる

今日は当たり前の話を、自戒を込めて…。 仕事で手を抜いてしまうときは、どんなときでしょうか?忙しいとき? 仕事を進めていく中で嫌な思いをしたとき? 好きではない人とやる仕事? お金があまりもらえない仕事? そもそもその仕事が楽しくない? 仕事で手…

苦しい、厳しい状況を打破するコツ

楽しそうに仕事をしている人とつまらなそうな人、どちらと仕事がしたいですか?ビジネスが順調そうな人と、厳しそうな人、どちらと仕事がしたいですか? おそらくほとんどの人が、前者を選ぶと思います。何が言いたいかというと、楽しそうに見えて、順調そう…

ライバルがいない、人生なんて

来週、ニッポン手仕事図鑑として、はじめての研修旅行を開催することになりました。 ニッポン手仕事図鑑を愛してくれている5名のカメラマンと、2泊3日で富山県の高岡市へ行き、そこで一気に10名の職人さんを撮影してきます。9人乗りのハイエース1台に機材を…

未来に花咲く「種まき」をしているか?

種をまかなければ、芽は出ません。それは植物も人も同じ。ずっと畑を耕していても、咲かせたい花が咲かないように、日常の業務を淡々とこなしているだけで、ある日突然才能が開花したり、事業がうまく回り出したりする…なんてことはないのです。 『ニッポン…

置かれている状況に、自分の行動を左右されてはいけない

仕事がうまく回っているときや調子が良いとき、新しいことにチャレンジをしたり、少し余裕を持って(力を抜いて?)日々の仕事をする。逆に状況が悪くなると慌てふためいて、クライアントに媚を売るようなことをやったりする。そう、置かれている状況によっ…

「ゴリ押ししない」を、大切にしたい

一昨日の記事で書いた河瀨直美さんの講演の中で、強く印象に残った言葉があったので、今日はその言葉をテーマにしてみたいと思います。それは、河瀨さんご自身がとても大切にされていること。 「ゴリ押ししない」 河瀨さんは映画作家としてだけでなく、なら…

「諦めない」と「意固地」は違う

自分のやりたい仕事や夢は、年齢や経験を積み重ねていくことで、変化していくことがあります。もちろん、いつまでも変わらない人もいます。 どちらがいい悪いはありませんが、やりたい仕事や夢が変わっていくという「健全な自分自身の変化」を認めることがで…

学び方が変われば、成長のスピードも変わる

今日は「東京オトナ大学」で開催された、映画作家の河瀨直美さんの講演会に参加してきました。テーマは『映画に生きる美しき日本』。河瀨さんがどのような思いで「地方」と呼ばれる地域で暮らしているのか。映像を通して何を伝えていきたいのかなど、とても…

時代の1歩先をいくために、あえて時代の逆をいく

アマゾンが新サービス「Prime Now」を発表しました。ざっくり言うと、いくつか条件はありますが、注文から1時間以内に商品を届けてくれるというサービスです。 このような新しいサービスや注目の商品がリリースされたとき、自分も時代のニーズに合わせて…と…

リンゴというニッポンの宝を、残していく

長野県の移住促進動画の撮影で、今日から生まれ故郷の安曇野市に来ています。移住希望者の皆さんと自然教育が充実した学校を見学したり、田舎暮らしが体験できる農家民泊の宿を巡らせていただきました。 その中でも特に印象に残っているのが、リンゴの収穫。…

第一線で活躍できる人は、環境への適応力が高い

キングカズこと、三浦知良選手の日経新聞のコラムをいつも楽しみに読んでいます。今日のコラムには、こんな一節がありました。 アスファルトでサッカーをすれば、地面は硬い。だから危ない。でも子どもは適応力があって、硬ければどうするか、そこで生き抜く…

巻き込む力が、自分自身を成長させていく

今日はとある自治体の協議会に呼んでいただき、さまざまなジャンルの方々とお話をさせていただきました。テーマは「海外インバウンド」。なかなか興味深い話をたくさん聞くことができました。 ディスカッションのテーマも面白かったのですが、それ以上に興味…

「~のはず」「~だと思います」は使わない

私もブログの文章などでついつい使ってしまうのが、「~のはず」や「~だと思います」というフレーズ。説得力を欠いたり、人を不安にさせてしまうフレーズです…。 昨日、こんな出来事がありました。私個人の自動車保険の更新にあたって、どうしてもわからな…

「やりたい仕事」が、いつまでもやれない人

自分のやりたい仕事を「やれるようになりたい!」と言いながら、何の勉強(実践を含む)もしていない人が結構多いような気がしています。ずっと思っているだけで、いつまでも行動をしない…。 私もそうでした。 そんな自分が変化したのは、勉強をしていないと…

「見る」ではなく、「やってみる」ことの大切さ

8月にとある方からお誘いを受けて、高岡漆器の体験に行ってきました。そのときにつくった作品がようやく手元に届きました。 1枚の青貝板をひとつずつ専用のキリで切り取り、漆器に1枚1枚丁寧に、お盆に貼り付けていく作業。職人さんの作業を見たことがあり、…

人間関係は植物を育てることと同じで、頻繁に水をあげないと枯れてしまう

2年ほど前の話です。娘と公園を散歩していたとき、同じく散歩をしていたおじさんと仲良くなり、ほんの少しでしたがおしゃべりをしました。そのときに言われたひと言が、今も心に残っています。 「1回のディズニーランドより、10回の公園での散歩。それが大事…

「差別化」という言葉に、たまに感じる違和感

ニッポン手仕事図鑑を立ち上げてから、いろいろな企業の方とお話する機会が増えました。いきなり本題から逸れますが、ニッポン手仕事図鑑を立ち上げていなければ、今年はこんなにたくさんの出会いはなかったな、と。ここ最近よくお話をさせていただいている…

「反対意見」に感謝する

ブログを書いていてよかったなと思うのは、自分の記事に対して、反対意見や少し違った角度の意見が聞けるということ。 改めて言うまでもなく、仕事のクオリティを上げるためには、さまざまな角度から物事を考えられるようになることが重要です。そのためにい…

仕組み化は、アドリブ力を退化させる

仕組み化って、本当にいいことなのか。そう思うことが増えてきました。 「仕組み化」という言葉をよく聞きますが、それが“うまくいっている弊害”が少なからずあります。もう少しストレートに書くと、仕組み化ができている環境にいることで、深く考えることが…

相手の心の中にある「本音」や「有益な情報」を引き出す方法

映像制作をする上で企画やシナリオも大切ですが、個人的にもっとも大切にしているのが「インタビュー」です。 どんな言葉を引き出せるかによって、映像のクオリティは大きく変わります。相手が答えやすく、テンションが上がる質問を本気で考えるのは当たり前…

人と人をつないで、化学反応を起こしていく

誰かと誰かを会わせることで、化学反応的に新しい何かが生まれていく。その瞬間に立ち会うのが大好きです。 今日もひとつ、素敵な科学反応が起こりました。このブログを読んでメッセージをくれた、あのLIGブログ編集長であるナッツさんから「職人さんに取材…

人の心を動かす言葉とは何か? スガシカオさんが気づかせてくれたこと

「プロフェッショナル 仕事の流儀」の放送10周年スペシャルに、シンガーソングライターのスガシカオさんが登場されていました。番組の中では「さすがはプロだな」とテンションを上げてくれるフレーズがいくつも出てきたのですが、ある言葉を聞いた瞬間に少し…

やりたいことがあるなら、書いて、話そう!

やりたいことがあるなら、いつも見えるところに書き留めておくこと。シンプルですが、確実に効果が出ます。常に自分がやりたいことを意識しておくことで、自然とそれに近づく行動をするようになるからです。 そして、もうひとつ大切なことは、やりたいことを…

将来が不安なのは当然。だから、将来を見据えることをやめる

この2、3年の間に、自分の考えが大きく変わったことがあります。それは「将来や未来への考え方、捉え方」について。 3年くらい前までは、まるでビジネス書のお手本のように、10年先の目標を見据えて、5年後は何をやるのか、3年後は何をやるのか、1年後は…、…

思考停止する前に、たまには便利を捨ててみる

他の企業の社員研修に参加する機会があるのですが、面白い研修が多い。特に大手企業は研修プログラムが面白いものが多く、力を入れているな、と感じます。研修よりも、現場でもっと自力がつくような環境を整えたほうがいいと思うのですが、その個人的な感想…

チャンスが来たときに、身軽な自分でいられるか

今、ふたりの後輩の顔が、頭の中に浮かんでいます。 その後輩たちに伝えたいこと。チャンスが来たとき、すぐに飛びつける自分でいられるかは、とても大切だということ。チャンスはものすごく早く、目の前を通りすぎていくものです。そして、手が届きそうで届…

就活に成功する学生と、必要とされるビジネスマンの共通点

最近、就職活動をしている学生さんや転職活動をされている方と接する機会があるのですが、採用される人にはふたつのシンプルな共通点があると感じています。それは「笑顔が多いこと」と「まとめる力がある」こと。これは所属している会社の上司や先輩、クラ…

企画を考えるときに、忘れてはいけないこと

「企画を考えはじめるとき、まず何からやればいいですか?」まだ社会人になったばかりの人に、そんな質問をされました。 正直に言うと、「どこから考えるか?」は、仕事の内容によって変えています。でも、そのときに条件反射的にパッと答えたひと言が、自分…

失敗にも種類がある

ドキュメンタリー番組が好きなのですが、その中でも特に好きな番組のひとつが『プロフェッショナル 仕事の流儀』。ひとりのビジネスマンとして学ぶことも多ければ、映像を制作するディレクターとしても学ぶことが多い。この番組は本当に勉強になります。皆さ…

日本人は「ものづくり」は得意だけど、「ものがたり」が聞こえてこない

「日本人は“ものづくり”は得意だけど、“ものがたり”が聞こえてこない」今週人から聞いた言葉で、もっともガツンときた言葉です。少なからず、このように思っている人(特に外国人)がいるそうです…。 この話を聞いてまず思い浮かべたのは、日本の地方です。…