自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

迷っているときこそ、シンプルかつストレートで、強く潔い言葉をシャワーのように“浴びる”

僕は不思議と、男性の経営者の言葉よりも女性の経営者の言葉のほうが、ズドンと心に刺さることが多かったりします(決して、男性経営者の言葉が心に刺さらないわけではありません…)。

 

それは回りくどくなく、シンプルにストレートで、潔い言葉が多いからなのかもしれません。たとえば、こんな言葉。

 

「就業時間内に利益が出せない事業なんてやめてしまえばいい、と思います」

 

こちらは、京都の国産牛ステーキ丼専門店『佰食屋』オーナーの中村朱美さんの言葉。

 

「『仕事ください』と営業活動をしないと成り立たないのであれば、やめようと思っています」

 

そしてこちらは、東京會舘や東急プラザ渋谷などのブランディングを手掛けたブランドプロデューサーの柴田陽子さんの言葉。

 

これらの言葉の中に、僕は次の一歩を踏み出すヒントを見つけます。
あくまでも僕の場合ですが、小難しいロジカルな言葉の中からは、あまり次のヒントを見出だせなかったりするのです。逆にシンプルかつストレートで、強く潔い言葉の中に次のヒントや気づき、さらに言うと、エネルギーを得ることが多い。

 

なので、迷っているとき、負の感情が押し寄せてきたときこそ、そんなシンプルで強い言葉を、シャワーのようにたくさん浴びるようにしています。そして浴び終わったあとは、それこそシャワーを浴びたあとのようにスッキリとしていて、次の一歩が決まっていたりするのです。

 

迷うこと、負の感情が押し寄せてくることが多いときだからこそ、次に進むためのヒントを与えてくれて、頭の中をスッキリとさせてくれる“言葉のシャワータイム”が、僕には欠かせないのです。もちろん、どんな言葉を浴びるかは、とても重要なのですが…。