日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

明日の“実行力”の磨き方[7年間、毎日更新中!]

「80本の映像を自費でつくっている」と聞いて、「ちゃんとビジネス(=収益)のことを考えたほうがいい」と思った人へ

ニッポン手仕事図鑑で公開している80本以上の映像は、3本を除き、自費で制作をしています(3本は中央省庁関係のお仕事でご依頼いただきました)。

 

「80本の映像を自費でつくっている」と聞いて、「ちゃんとビジネス(=収益)のことを考えたほうがいい。ボランディアでは続かない」と思う方も、きっとたくさんいるはずです。事実、そう言われたことが何度もあります。

 

先に書いておくと、収益はめちゃくちゃ考えています。
ボランティアをやっているつもりもないし、収益を上げていかないと、継続的に、そして積極的に産地を応援できません。ちなみに僕は、47の都道府県に手仕事図鑑のメンバー(=仲間)を増やすという野望を持っていますが、それも収益を上げないと実現できない目標です。だから、収益は大事にしています。

 

では、どうして自費でつくるの? 職人さんからお金をもらえばいいんじゃない?

 

職人さんからお金をもらわないのには、理由があります。めちゃくちゃざっくりと書くと、「対等な関係でありたいから」。関係性が崩れると、僕が目指す形での産地の支援ができないからです(長くなるので、気になる方は個別にご連絡ください。ご説明させていただきます!)

 

ビジネスの話に戻ります。
僕らは今、国や県庁、市町村単位の自治体からはもちろん、日本を代表するJ社やP社から、お仕事の相談をいただいています。これらが形になることで、しっかりと収益を上げることができる。そう、80本の映像で「売上げ」をつくらず、「信頼」をつくってきたことが、今のチャンスや売上げをつくっている。これからの時代のビジネスモデルとは、“ここ”を設計することが何よりも大事だと僕は考えているのです。

 

動画が全盛の時代なので、動画メディアを立ち上げようとしている人が増えていますが、ほとんどの人が映像の制作費や掲載費、広告収入で稼ぐというビジネスモデルを描きます。でも、マーケットが成長していたときの昭和的なモデルでは、この先はきっと厳しい。

 

「信頼」と「売上げ」。まずは「信頼」をつくる。順番を間違えるとビジネスは成長していかないと、僕は日々考えています。