日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

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父親の命を決める決断をしたことが、今の僕の決断力になっているかもしれない

僕が25歳のとき、父親がくも膜下出血になりました。
「ちょっと風邪を引いたみたいだから、病院に行ってくる」と出ていった数時間後に翌日の手術が決まり、医師からは「健常者でいられる可能性は40%。何かしらの障がいが残る可能性は30%で、亡くなる可能性も30%。手術のやり方は、2種類あります。どちらが正解ということはなく、どちらにもメリットとデメリットがあります。どちらの方法を選ぶか、早めに決めてください。できる限り、早いほうがいいです」と、母親と僕は言われました。

 

母親がかなり動揺していて何かを判断するのが難しかったので、僕はそれぞれのメリット、デメリットを根掘り葉掘り聞き、今後の父親の人生を考えたうえで、ひとつの方法を選びました。結果、もうこれは僕の決断の良し悪しというよりも運でしかないのですが、父親は健常者として今も元気に暮らしています。

 

僕はこの経験を通して、「重要な何かを決断するには、決断できるだけの情報が必要である」ということを学び、「決断に要する時間は無限でなく、制限がある。それを過ぎると、決断する前にすべてが終わる」ということを学びました。だからこそ、重要な決断をするときこそ、情報不足がないかを考えて、タイムオーバーになる時間がいつかを考え、そこまでに決断するようにしています。

 

命の決断に比べたら、仕事の決断はそこまで重くはないのですが、でもやっぱり、僕は大事だと思っています。

 

最後にもう1度、大事なことなので、自分に言い聞かせる意味でも書いておきます。
重要な何かを決断するには、決断できるだけの情報が必要である。そして、決断に要する時間は無限でなく、制限がある。それを過ぎると、決断する前にすべてが終わる。