自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

あなたは「考えている」のか? ただ「迷っているだけ」なのか?

皆さんは「考える」ということを、どのように定義しているでしょうか? 意外に曖昧ではないでしょうか?「あれ、これって考えているの? ただ迷っているだけ?」と、わからなくなってしまっている人も多いと思います。

 

僕は「考える」ということを、「結論に向かっていること」であり、「結論を出すこと」と定義しています。そう、結論がわからずに進み、いつまでも結論を出さないのは、考えているとは言わず、ただ迷っているだけだと思うのです。

 

では、迷わないためには、どうすればいいのか?
さらに僕の考えを書くと、「何のためにやっているのか?」を、いつもハッキリと見据えることだと思っています。

 

「何のためにやっているのか?」がハッキリしていれば、結論に向かって進むことができるし、結論も出せる。なぜなら、ゴールが見えているから、到着したかどうかがわかるのです。言い換えるとゴールが見えていない人は、結論に向かっているかの手応えもないから進むスピードは遅くなるし、結論にたどり着いていても、ここが結論だと気付くことができないのです。周囲から見て「それ、いいじゃん!」というところから悩み、迷い続けることで、どんどんそこから離れていってしまう人を見たことがあると思います。

 

さらに書いておくと、「何のためにやっているのか?」を考えることで、“進む方角”を間違えることがなくなります。極端な話、逆方向にさえ行かなければ、向かう方角を多少間違ったとしても、大抵の場合は軌道修正しつつ、無事に制限時間内に到着することができる。でも、方角を間違ってしまうと、取り返しのつかない遅れになるのです。結果、途中でリタイアせざるを得なくなってしまう…。だから「何のためにやっているのか?」を、普段から考えることが大事なのです。

 

結論に向かっているという手応えはあるか? 自信を持って、結論を出せているか?
あなたが考えているか、ただ迷っているだけなのかの違いは、ここにあります。