自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

37歳からの人生で大切なこと

昨日、親友なんだけど、弟みたいな存在であり、仲間でもあり、ライバルでもあるという不思議な関係の男と久々に会いました。


所属する部門は違いましたが、前職の会社の後輩であり、それからもう15年来の付き合いになります。
その後、縁があって、僕が所属する株式会社ファストコムに入社し、新規事業としてチョークアートの事業を立ち上げ、一昨年に独立(法人化)をしました。それから2年、コロナ禍で経営的に大変なことが多かった中でも着実に一歩一歩前進して、新しい道を切り拓いています。正直、僕以上のスピードで全国各地で仕事をつくっています。何よりも素晴らしいのは、つい先日念願の故郷福島県での仕事を決めてきたこと。これを聞いて、僕は本当に感動しました。

 

そんな彼がチョークアートの事業を立ち上げたのが、37歳のとき。
実は僕がニッポン手仕事図鑑を立ち上げたのも、37歳のときだったのです。
そう、同じ37歳のとき。

 

そこから僕は7年と少し、彼も3年と少しの月日を重ね、曲がりなりにも世の中に価値を提供できて、ビジネスとして継続できている理由はなにか?
そんな話をここ最近の僕の一番のお気に入りの日本酒、油長酒造(奈良)さんの「風の森」を飲みながら語り合っていたのですが、彼と僕が出した結論は至ってシンプルで、「行動すること。とにかく動くこと」でした。そう、もうなんのひねりもない話です…。

 

でもやっぱり、それに尽きると思うのです。
動く時間よりも、考える時間が長い人。地道に汗をかく時間よりも、SNSやネットで上手くやろうとする人が世の中には多いものですが、「結局、それでは成果は出ないよね」と。「労力をかけずにやろうとするほど、上手くいかないよね」と。

 

37歳からの人生で大切なことは、動くことです。とにかく動くこと。
彼も僕もそれなりに動いてきた自負があるからこそ、今がある。もちろん、これから先、上手くいくかはわかりません。結局はこれからも価値あるビジネスを継続できるかどうかは、どれだけ動けるかだと思うのです。だから、たまにはこうして肩を並べて飲んで、お互いにエネルギーをチャージしているのです。