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「誰も思いつかないアイデアを生み出すこと」よりも大事なこと

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新しいビジネスやプロジェクトを立ち上げるとき、あるいは新しい商品やサービスを開発するとき、多くの人がこう考えると思います。

 

「誰も(他人が)思いつかないアイデアを生み出したい!」

 

それが本当に今まで誰にも思いつかなかったもので、実現可能で世の中を変える価値のあるものであれば、本当に素晴らしいことです。でも改めて書くまでもなく、それは簡単なことではなく、成し遂げられるのは一部の天才だったりする。

 

正直、僕も日々「誰も思いつかないアイデアを生み出したい!」と考えていたりしますが、ただそれ以上に大事にしていることがあります。それが今日のタイトルでもある、誰も思いつかないアイデアを生み出すことよりも、ずっとずっと大事なことです。

 

僕は「誰もが思いつくようなアイデアを、価値あるものに磨き上げていくこと」を、「他人が思いつかないアイデアを生み出すこと」以上に大事にしています。

 

たとえば、僕が今この記事を書いているカフェの席から、メガネの「J!NS」のロゴが見えます。僕が子どもの頃、メガネはとても高額なものでしたが、「J!NS」は企画から販売までを自社で一括して手掛け、価格を落とすことに成功。業界を一変させました。しかも、品質やデザイン性を落とさずに価格を落とし、メガネを気軽なファッションにした。今ではスタンダードな業態になりました。

 

では、このアイデアは誰も思いつかないアイデアだったかといえば、決してそうではありません。多くの人が思いついたけど、磨くことができず、実現できなかっただけなのです。そのアイデアを磨きに磨き、実現させたのが「J!NS」なのです(もしかして「Zoff」? 気になる方は調べてみてください…)。

 

昨年度、13人の伝統工芸の後継者を誕生させた、ニッポン手仕事図鑑の「後継者インターンシップ」。これも正直、誰でも思いつくアイデアですが、それを磨いて磨いて、結果を出せる事業に育てました。僕が大事にしているのは、こういうことです。

 

誰もが思いつくようなアイデアを、価値あるものに磨き上げていくことで、世の中をもっともっとよくしていきたい。そんなふうにいつも考えています。