自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

考え方

ヒマワリが大人気のとき、タンポポを植える勇気はありますか?

今日は、今読んでいる『1分で心が震えるプロの言葉100』から、秋元康さんの言葉を引用させていただくところからはじめます。 「今流行っているものは、1年前に植えられていたということです。例えば今、ヒマワリが高値で取引されているとして、ヒマワリを今…

ネットの情報は、“誰かの好都合”でつくられている

「人に聞く前に、まずは自分で調べてみろ!」上司や先輩に、そんな指導を受けたことがある人も少なくないと思います。 情報収集(検索)にもスキルがあるので、その指導は間違っていないと思いますし、まずは自分でインプットして、そして自分なりの答えを考…

美味い料理のつくり方を学ぶ前に、美味い料理を食べろ!

青森県三戸町という小さな町に、『あんべ』という名の小さな居酒屋があります。僕はこのお店が大好きです。大好きな理由をパッと3つ挙げてみると、ひとつ目はただただシンプルに、料理とお酒が美味しいこと(必須条件ですね)。ふたつ目は集まってくるお客さ…

「やりたい仕事」や「好きな仕事」がない人は、まず「◯◯な仕事」をやってみる

昨日はオンラインではありましたが、久々にトークイベントに登壇させていただきました(参加者の表情=リアクションが画面越しでは見えにくいので、やっぱりオンラインで話すのは難しいものです…) イベントのタイトルは「好きな地域で、好きな仕事をする」…

「みんなが改善できないこと」が、ビジネス本になる

本屋さんでビジネス書を眺めていると、同じような本がたくさん並んでいます。たとえば、「先送り(先延ばし)」を改善しよう! 系の本なんかはとても多い(余談ですが、最近はお金に関する本が多くなった気がします)。 もしかすると、皆さんも1回は読んだこ…

「失敗は成功のもと」だからではない、失敗を避けようとしてはいけない“もうひとつの理由”

「失敗は成功のもと」失敗すれば、その原因を反省し、方法や欠点を改善できるので、結果的に成功につながる。つまり、自分自身の成長にもつながる。だから古くから「失敗は成功の母」とも言われ、「失敗を避けようとせず、積極的に失敗しよう!」というメッ…

結果が出せなかった20代の僕は、「包丁の使い方」という基本を覚えず、「創作料理」ばかりつくろうとしていた

仕事ができない…。結果が出せない…。成長もできない…。 このような悩みを抱えている人は、決して少なくないと思います。そして、あれこれとやってはみたものの、やっぱり上手くいかず、「仕事が…結果が…」と悩み続けて、そこから抜け出せずに、苦しんでいる…

“面白い実験”の話と、自分の仕事の「劣化」を防ぐ方法

今日、ある「面白い実験」について、お話を聞かせていただきました。(企業秘密なので詳細は伏せますが…)ある“物”を3Dスキャナーで読み込み、3Dプリンターで出力をします。そこには、本物と同じ形の「B」が出来上がる。本物と「B」を見比べてみても、やっぱ…

「A」と「B」の間に、答えはある 〜シンプルに考えることと、答えを単純化することは違う〜

自民党の総裁選に立候補した4人の候補者が、ここ数日4人揃って、ニュース番組に出演されています。同じタイミング、同じ状況の中で、それぞれの候補者の考えや意見が聞けるのは、個人的にはとてもいいことだと思っていますが、番組制作サイドに違和感を感じ…

「あれもこれもやっている」は、「本当にやるべきこと」をひとつに絞り込めていないことへの“言い訳”である

企業、行政、個人を問わず、「ビジネスが上手くいかない…」「仕事で結果が出せない…」という相談を受けることがあります。 僕も決して上手くいっているわけではないので、偉そうにアドバイスなんてできないのですが、それはさておき…。そこでまず最初に「ど…

ペルソナで設定した人は…存在しない 〜「職人」という、ひとりの人はいない〜

現在は当たり前のようにマーケティングの世界で使われる「ペルソナ」という言葉。リアリティのある人物像を具体的に設定することで、よりターゲットに届く企画を考えたり、商品開発ができるようになる…というもの。 でも、前職の頃からずっと言い続けている…

YouTubeの広告では「テクニック」や「裏技」みたいなものばかりが流れてくるけど、そんなものはない

『活版印刷の生き残りをかけて。活字鋳造技術を未来に繋ぎたい! 築地活字×ニッポン手仕事図鑑』ANAのクラウドファンディングサービス『WonderFLY』で展開している本プロジェクトは、ここ最近ニッポン手仕事図鑑として、もっとも力を入れているプロジェクト…

夢を叶えるための、たったひとつのシンプルな方法

本を出版する。これは、僕の夢のひとつでした。そしてその夢は、2017年に『子どものためのニッポン手仕事図鑑』を出版できたことで叶いました。 では、出版という夢はこれで完結したかと言えば、もちろんそんなことはなく…。夢というのは欲張りなもので、ビ…

「境界線」を曖昧にしていったほうが、面白い仕事ができる

僕が尊敬している人のひとり、スタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫さん。著書も読みまくっていて、「60代になっても、こんなふうに楽しそうに仕事をしていたいなぁ」と、心から憧れている人です。 「境界線」を曖昧にしていったほうが、面白い仕事がで…

勝ち続けている人がよく言っている「負けなければいい」というフレーズについて

いわゆる「勝ち組」「成功者」と呼ばれている、勢いのある人たちの言葉に耳を傾けていると、「勝たなくてもいい。負けなければいい」というフレーズがたびたび飛び出してくることに気づきます。それぞれに意味合いや考え方に若干の違いはあるものの、僕はそ…

「面白い仕事」がやってこないときの、一番の解決方法

先に書いておくと…。もし、今日の記事をタイトルを読んで、効果的なテクニック論や立ち回り術を期待されている人がいたら、おそらくがっかりされます。予めご了承いただき、読み続けていただければと思います。 では、続けます。 「あの人には面白い仕事がど…

「歩」という字は、「少し止まる」と書く

僕がずっと勝手に憧れていて、昨年2月に念願かなって、『SUNDAY'S POST』で初対面を果たした小山薫堂さん。 *ページの途中、放送内容を記事化したものが公開されています。 数日前、とあるプロジェクトで必要になり、過去に制作した映像データを探していた…

経験こそ、唯一失うことのない資産である

「経験こそ、唯一失うことのない資産である」僕が常々、強く意識していることのひとつです。 だからこそ、「行動量=経験の数」を大切にしているし、人があまりやっていないことに、積極的にチャレンジしています。結果が出ないことが怖いという感覚は少なく…

あなたはご縁を捨てた99人か? それともご縁を拾った1人か?

1年前に知り合ったFさんから「大牧さんにぜひご紹介したい企業があるのですが、おつなぎしてもいいでしょうか?」という連絡が届いたのは1ヶ月前。そして今日、とても素敵な企業さんとオンラインミーティングをさせていただきました(これからの展開が楽しみ…

アイデアは、“依頼される前に”生まれる

僕は明日44歳になるのですが(さりげなくアピール…)、これまでそれなりに企画力、発想力を磨いてきたので、商談の場で求められれば斬新とは言えなくても、アドリブでアイデアを出すことはできますし、手前味噌ですが「アイデアマン」と言っていただけること…

完璧主義をやめる方法 〜僕は「◯◯」と「◯」で完璧主義者を卒業した〜

僕は完璧主義者“でした”。特に10代、20代前半の頃はその傾向が強く、何もかもが完璧でないと嫌だったし、それを周囲に押し付けていた面が少なからずありました。ただ、世間で言われているほどネガティブには捉えていなくて、完璧主義者は準備もするし、ある…

“ネット検索に依存する人”が増えてきた時代の「勝ちパターン」

「インターネット検索がスムーズになればなるほど、“情報を飲み込んだ気になる”人が増える。現地の(生の)情報を持っている人の数が減るので、生の情報を持っているだけで勝てる」 いつもvoicyで聴いている、キングコングの西野亮廣さんがある回の放送でお…

指示されたことだけをやっているようなら凡人

昨年3月までニッポン手仕事図鑑のメンバーとして頑張ってくれて、その後に京都へ移住して活躍している小黒くん。その小黒くんが執筆したガラスペン職人の菅清流さんのインタビュー記事が公開されました。小黒くんが取材を申し込んだとき、過去に他のメディア…

失敗しないための唯一の方法は「経験」をすること、経験をするための唯一の方法は「失敗」をすること

先日、「こども商品開発」というイベントに審査員として参加させていただきました。小学3〜6年生までの7人が新しい伝統工芸品の新商品のアイデアをプレゼンテーションするという企画で、発想力はもちろん、リサーチ力やプレゼン力にただただ感動させられまし…

あなたが“間違った方向”に目を向けてしまう理由 〜「わからないもの」や「変えられないもの」に、目を向けても意味がない〜

先日、こんな相談を受けました。「負けたくない同僚に差をつけられて、辛い…。追いつきたいけど、何が違うのか、どうすればいいかわからない」ざっくり書くと、そんな感じです。 相談者を仮にAさんとしますが、Aさんは「持って生まれたものが違う」とか、「…

“仕事ができる”5%の人は「解決」ではなく、「◯◯」を考える

仕事で何らかの問題が発生したとき、多くの人は目の前で起こった問題を解決しようと動きます。もちろん、それは間違いではないのですが、ただ、目の前の問題を解決することだけに目を向けてしまうと、原因がわからないまま、とりあえず今の問題の対処(沈静…

あなたの頭の中にある「オワコン」は、実は全然「オワコン」じゃなかったりする

1〜2週間前に見たニュースなので、情報としては少し古いのですが、LINEの調査サービス「LINEリサーチ」が高校生を対象に「ニュース」に関する調査を実施したという記事を読みました。ずばり、「どんなメディアで、ニュースを見ているか?」という調査。皆さ…

今の小さな仕事が、未来をつくる

今日、京都の帽子職人さんにお話をお伺いする機会があったのですが、そのひと言ひと言が心に刺さりまくり…。一部分だけ切り取るとなかなか伝わりづらいのですが、僕らが毎週配信している職人さん同士の対談番組『Bar KO-BO』で8月11日に配信されますので、詳…

「効率のよいやり方」を探して、失敗する人

たとえば、人口2〜3万人の小さな町で、地元の企業向けにプロジェクトを立ち上げるとします。そのプロジェクトには、10社は参加してほしいと考えている。そして、その町には500社あったとします。皆さんなら、どうやって告知するでしょうか? 僕はわかりやす…

コピーライターは「広告業」でも「ライター業」でもなく、「サービス業」である

僕は「師匠」と呼ぶコピーライターのTさん(前々職の上司です)から、クリエイティブにおけるさまざまなことを教えていただきました。今も教訓として心に刻んでいる言葉が数多くあるのですが、その中のひとつを挙げてみると、『コピーライターは、「サービス…