日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

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「効率のよいやり方」を探して、失敗する人

たとえば、人口2〜3万人の小さな町で、地元の企業向けにプロジェクトを立ち上げるとします。そのプロジェクトには、10社は参加してほしいと考えている。そして、その町には500社あったとします。皆さんなら、どうやって告知するでしょうか?

 

僕はわかりやすい資料をつくって、面倒でも1社1社配布します。もちろん、自分ひとりで配布するのではなく、より短期間で配布できる方法を考えながら。

 

でも、「もっと効率のよいやり方を!」と考えて失敗する人は、資料を配布することはしません。
「もっと効率のよいやり方はないかな? 印刷物を1社1社配布するのは効率が悪いから…そうだ! SNSで告知しよう!」みたいに考えてしまうのです。

 

ここではわかりやすい例を挙げてみましたが、目的はできる限り多くの企業に周知して、参加企業を集めること。手間や速さよりも、一番確実な方法を選ぶべきなのです。でも「もっと効率のよいやり方」を探して、失敗する人は一番確実な(結果を出すために何よりもやるべきこと)を置き去りにして、“楽な”方法を選ぶ。

 

結果、中途半端なSNS発信で届かず(=企業に気づいてもらえず)、届いたとしても資料より発信する情報量が少なく、参加する意欲を喚起できなかったり、申込み方法がわからずに参加につながらない…ということはよくある話。

 

「効率のよいやり方」とは、「楽なやり方」ではありません。
一番確実に結果を出せる方法を探し出し、その中でより効率のよいやり方を考えることなのです。なのに、繰り返しになりますが、多くの人が一番確実に結果を出せる方法を脇に置いて、楽なやり方を探そうとする。それをやればいいとわかっていても、楽なやり方を探そうとする。

 

なぜか?
そう、一番確実な方法は、実に面倒くさいからです。でも、面倒くさい方法こそが、何よりも結果が出たりするものなのです。