自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

指示されたことだけをやっているようなら凡人

昨年3月までニッポン手仕事図鑑のメンバーとして頑張ってくれて、その後に京都へ移住して活躍している小黒くん。その小黒くんが執筆したガラスペン職人の菅清流さんのインタビュー記事が公開されました。
小黒くんが取材を申し込んだとき、過去に他のメディアの取材で嫌な思いをして、普段はあまり取材を受けない清流さんが「手仕事図鑑にいた人なら間違いないだろうと思って、喜んで取材をお受けしました」と言ってくれたそうで、その言葉が本当に嬉しく…。今後も真摯に職人さんと向き合っていきたいと思います。

 

さて、今日の本題。

 

まずは先ほど紹介した小黒くんの記事から、一部引用させていただきます。
『「指示されたことだけをやっているようなら凡人。それ以上にやる人間は成長する。私はあえて模様を作るなと言ったが、お前が実際に取り組んでくれて、とても嬉しい」と。それが、祖父に認めてもらった第一歩でした』

 

僕は野球にはじまり、文章を書く仕事、プロモーションやブランディングの仕事、企画を考えて、地域や産業の課題を解決する仕事と人生を歩んできましたが、幸運にもどの環境にいたときも「この人はすごい!」と心から思える人と出会うことができました。その人たちに共通して言えるのが、まさにここ。「指示されたことだけをやっているようなら凡人。それ以上にやる人間は成長する」の部分でした。

 

部下や後輩はもちろん、同世代の人を見ていても、誰かに指示されたときの行動を見ていれば、誰が伸びるかは自然と見えてくる。日本人の平均年齢は47歳だそうで、僕もまだまだ指示をされることが多々ある立場です。そのときにどう動くかで未来は変わると思うので、「指示されたことだけをやっているようなら凡人」を忘れず、常にそれ以上を求めて動き続けていきます。