自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

夢を叶えるための、たったひとつのシンプルな方法

本を出版する。
これは、僕の夢のひとつでした。そしてその夢は、2017年に『子どものためのニッポン手仕事図鑑』を出版できたことで叶いました。

 

では、出版という夢はこれで完結したかと言えば、もちろんそんなことはなく…。夢というのは欲張りなもので、ビジネス書は書いてみたいし、文章を書く仕事を志したきっかけになった小説だって、いつかは書いてみたい。でも何よりもまずは、やはり伝統工芸の未来につながる書籍を「もう1冊、出版したい」と、そんな夢が新たに生まれました。

 

そしてその夢は、来年に叶いそうなところまでやってきてくれました。
世の中には絶対はないし、僕が原稿を書けなくなってしまうかもしれない。でも、よほどのトラブルがない限り、来年の春から夏にかけて、子ども向けの伝統工芸の本を出版させていただくことになりました。

 

僕は、夢を叶えるためにやるべきことは、とてもシンプルなことだと思っています。
それはなにか?
「望むものを手に入れたければ、望むものについて考える時間を増やす」
ただこれだけかな、と。

 

もちろん、ただ「そうなったらいいなー」と願望を妄想するのでなく、そのために何をするべきか? を考える時間を増やす。1日10分でも、必ずその夢について考える時間をつくる。より確実に夢を叶えたければ、どうやれば実行できるか? を“考える時間を増やす”。毎日、考える。もちろん、そのあとは実行。それだけ。

 

出版はもちろん、全国を飛び回れる仕事をしたい! 大学で授業をやりたい! など、僕は何としてでも叶えたい自分の夢を実現してきました。そこには細かい、そして理屈っぽいものはなく、ただただシンプルに考える時間を増やして、実行しただけ。夢を叶えるために大事なことは、ここだけかなと思っています。