『活版印刷の生き残りをかけて。活字鋳造技術を未来に繋ぎたい! 築地活字×ニッポン手仕事図鑑』
ANAのクラウドファンディングサービス『WonderFLY』で展開している本プロジェクトは、ここ最近ニッポン手仕事図鑑として、もっとも力を入れているプロジェクトのひとつです。
今朝の毎日新聞神奈川版に掲載していただきました。日々、皆様のご支援に感謝の毎日です。#毎日新聞 #毎日デジタル #築地活字 #wonderfly #ニッポン手仕事図鑑 #活字 #活字鋳造 #活版印刷 pic.twitter.com/v2OlDO8vij
— 株式会社 築地活字 (@6BSVh7bhSktC79j) 2021年9月5日
そして今日、朗報が入ってきたのですが、達成率が400%を超えて、サポーターも380人を超えました。上記のツイートの記事にもありますが、1度は「廃業」の2文字が脳裏をかすめた中で、その2文字が「希望」に変わったことが個人的にも本当に嬉しく…。あとは活版の文化を未来に残していくために、汗をかいていくだけです。
恥を承知で書くと、僕らは過去、クラウドファンディングのプロジェクトで大惨敗したことがあります。
でも今回、あと24日を残しているにもかかわらず、現時点で大成功と言えるレベルに到達しました。お金が集まっただけでなく、ラジオ、新聞、WEBメディアと、さまざまなメディアに取り上げてもらいました(もちろん、お金を集めて終わりでなく、ここからが本番!)。
こうやって書くと、何か「テクニック」や「裏技」があるに違いない! と、あれこれを聞きたがる人が増えてきますが、正直に書くと、そんなものは存在しません。代表の平工さんをはじめ、ニッポン手仕事図鑑のメンバーやインターン生たちが、泥臭く、地道に丁寧に、情報発信してきただけなのです。
僕らが実施している「後継者育成インターンシップ」も、毎回定員数に対して、10倍近くの応募者数がありますが、それらも同じで、ただただ泥臭く発信しているだけ。そこに「テクニック」や「裏技」はほとんどなくて、何度も繰り返し書きますが、あるのは泥臭い行動だけなのです。
最近のYouTubeの広告では「テクニック」や「裏技」みたいなものばかりが流れてきます。そう、みんな、できるなら楽をしたいから。
でも、そんなものはないのです。
世の中の成功の9割は、「泥臭さ」でできているのです。