日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

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「失敗は成功のもと」だからではない、失敗を避けようとしてはいけない“もうひとつの理由”

「失敗は成功のもと」
失敗すれば、その原因を反省し、方法や欠点を改善できるので、結果的に成功につながる。つまり、自分自身の成長にもつながる。だから古くから「失敗は成功の母」とも言われ、「失敗を避けようとせず、積極的に失敗しよう!」というメッセージが世の中には溢れています。

 

僕もその考え方には賛成なのですが、僕が失敗を避けようとしてはいけないと考える一番の理由は、“次の成功のため”ではありません。そう、今の成功のためです。

 

どういうことか?
結論から書くと、「失敗を避けようとする行動」は、「相手が喜ぶ行動」とは“異なる”からです。

 

あるプロジェクトを任され、ゴールに向かってひとつひとつ進めていくとします。どちらの方向に進むのか、何を選択するのか。そのプロジェクトの規模が大きく、難易度が高ければ高いほど、その決断が難しくなります。そう、難しい選択が続くわけですが、「失敗を避けようとする選択(行動)」と「相手が喜ぶ選択(行動)」では、ほとんどの場合、答えが違うのです。

 

言い換えると、自分が失敗を恐れて「失敗を避けようとする選択(行動)」は、今は「相手が喜ぶ選択(行動)」を“しない”ということになるのです。

 

どんなに規模が大きく、難易度が高くても、目指すゴールはいつもシンプルで、「どんな課題を解決したいのか? 誰のためにやっていて、誰を喜ばせたいのか?」なのです。なのに、失敗を避けようとすればするほど、「相手が喜ぶ選択(行動)」を捨てることになる。僕が失敗を避けようとするな! と、いつも自分自身に強く言い聞かせているのは、今、相手が喜ぶ選択をするためなのです。