自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

あなたはご縁を捨てた99人か? それともご縁を拾った1人か?

1年前に知り合ったFさんから「大牧さんにぜひご紹介したい企業があるのですが、おつなぎしてもいいでしょうか?」という連絡が届いたのは1ヶ月前。そして今日、とても素敵な企業さんとオンラインミーティングをさせていただきました(これからの展開が楽しみ! Fさんに感謝!)。ちなみにFさんとは何度もオンラインでやりとりしたことがあるのですが、実は1度もリアルで会ったことがなく…。今の時代っぽい展開です。

 

それはさておき、コーディネーター役のFさんはミーティングのオープニングで、こんなふうに僕のことを話してくれました。
「3年前、新しいビジネスをはじめようと100人くらいの人にメールを送りまくっていたのですが、全然返事がなくて…。そんな中、大牧さん“だけが”返事をくれて、そこからはずっと大牧さんのファンです(笑)」

 

ファンというのは少々大げさで、僕を立ててくれたわけですが、でもここでひとつはっきりと言えるのは、そのときの僕の対応がFさんとのご縁になり、今日の日の出会いを運んできてくれたということ。少し極端に書くと、100人のうち、99人がご縁のチャンスを捨てて、僕だけが「拾った」のです。

 

Fさんの言葉に僕はドキッとして、ほんの一瞬ですが打ち合わせから意識が離れて「たまたまそのときの僕はご縁を拾えたけど、実は無意識のうちに捨ててしまっている“価値あるご縁”があるのではないか…」と、そんなことを考えてしまいました(もちろん、すぐに打ち合わせに意識を戻しましたが…)。

 

皆さんはいかがでしょうか?
運命的にやってきたご縁を、無意識に、そして無自覚に、見過ごしてしまっていないでしょうか? むやみやたらと「あれもご縁に違いない! これもご縁だ!」と信じて拾い続けても、時間の無駄になってしまうかもしれない。なので難しいところですが、それでも僕は運命的なご縁を信じて、できる限り拾い続けたいと思うのです。