自分の仕事は、自分でつくる

すべてを引き寄せる、「実行力」の磨き方

今の小さな仕事が、未来をつくる

今日、京都の帽子職人さんにお話をお伺いする機会があったのですが、そのひと言ひと言が心に刺さりまくり…。一部分だけ切り取るとなかなか伝わりづらいのですが、僕らが毎週配信している職人さん同士の対談番組『Bar KO-BO』で8月11日に配信されますので、詳しくはぜひそちらをご視聴いただくとして…。

 

どんなお話だったかというと…。

 

その職人さんは主にOEMで商品を製造されているのですが、5〜10個の小さな発注でもデザイナーさんやメーカーさんのチャレンジを応援したくて、お仕事を受けているそうです。もちろん、小ロットだからと手を抜くことはなく、他のクライアントと変わらず、仕事は丁寧に気持ちを込めて行う。その結果、数年後にはそのデザイナーさんやメーカーさんから1000個単位で発注が来るようになり、“今の”主要の取引先になっているケースもあるとのこと。

 

「『良いものを作っていれば、売れる』と親父が言っていて、『そんなことがあるか! 』と反発していた時期もありましたけど、1周回って、今は確かにそうだなと思うようにもなりました」

 

そして職人さんは、こんなこともおっしゃっていました。
「いつか僕らでは対応できない数の商品をつくれるようなブランドになったらいいですよね。僕らから卒業していってほしいのです」

 

今の小さな仕事が、未来に“化ける”かもしれない。むしろ、化けなくてもいい。綺麗事だけではこの厳しい時代を乗り切ることはできませんが、こういった想いがなければ、仕事がつくれない時代であるのも事実。今の小さな仕事を、丁寧に。それが未来になっていくのだな、と。僕も見習いたいと思いました。