「以前は嫌われていた(好感度が低かった)けど、自分のスタイルを貫き続けたことで、ファンが増えていった人気タレントと言えば?」
そう聞かれたとき、多くの人が出川哲朗さんを思い浮かべるのではないでしょうか。
あるいは狩野英孝さんやキングコングの西野亮廣さんを思い浮かべる人もいるかもしれません。ちなみに僕はお世辞抜きにこの3人が好きで、狩野さんのクセの強い歌をYouTubeで聴きすぎて、頭が冴えて眠れなくなるときがあります…。
それはさておき、今日の本題。
「自分のスタイルを貫き続けたことで、評価してくれる人は増える。だから、今この瞬間の否定的な声に耳を傾けないほうがいい!」という話です。
告知になってしまいますが、『ニッポン手仕事図鑑』では現在進行形で、新作映像10本を、“10日間連続で”毎日公開しています(4月15日から4月24日まで、毎日1本ずつ新作を公開中! コロナ禍で2年間自粛していましたが、ようやくこの日を迎えることができました。ぜひ観てください!)
ひとりでも多くの人に観てもらおうと、メンバー全員で頑張って拡散している中で、ちょっと複雑な出来事がありました。
それは、数年前にニッポン手仕事図鑑の映像についてボロクソ言っていたのに、それを僕に伝えたことを忘れたのか、「素敵な映像ですね!」と連絡をくれた人が何人かいたのです。僕らは否定していた人たちの意見を取り入れたわけでもなく、自分たちの信念も軸も変えていません。変わらずに自分たちのスタイルを貫き続けた結果、その人たちがわざわざ「素敵だね!」と連絡をくれたのです。
正直、ボロクソ言った人たちへの怒りもなく、少なからず評価を覆せたことが嬉しい(だから仕返し的な行動も一切しません)。そして改めて強く思うのは、自分のスタイルを信じることができるのなら、今この瞬間の周囲からの否定的な声に耳を傾けず、貫き続けたほうがいい。そう、相手の評価は変わるものなのです。