自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

伸びる新卒社員と、伸びない新卒社員の違い 〜それはメモか? 教科書か?〜

新卒や中途を問わず、40代も中盤に差し掛かると、新入社員と接してきた回数はそこそこの数になります(とは言いつつ、そこまで多くはないのですが…)。

 

その中で見えてくる、“伸びる新卒社員”のちょっとした共通点。
そう、ある程度のスピード感で伸びていく社員と、そうではない社員との差には、ハッキリと言語化できる違いがあったりします。

 

今日は、そのうちのひとつのお話を。
上司や先輩の話を聞くとき、多くの人がメモを取ります。そこは同じなのですが、どのようにメモを取るか? には大きな違いがあります。

 

では、僕が注目しているポイントはどこか?
そのメモは、言われたことを忘れないために記録しただけのメモか? それとも、未来につながるヒントも書いたメモか? です。

 

前者は、仕事上で必要なものだけを書いた、まさにメモ。でも後者は、「なぜ、このポイントが重要なのか?」「なぜ、自分はここに気づけなかったのか?」「同じことを繰り返さないためには、どうすればいいのか?」という問いに対して、答えやヒントが書いてあるメモ…というより、それはもう自分だけの教科書とさえ言えるものです。

 

今一度、自分の手元にあるノートやメモ帳を見返してみてください。
今、その仕事をやっているときにしか役に立たない記録的なメモになっていないか? 明日以降の自分が見返しても役に立つ教科書になっているか?

 

後者だと自信を持って言えるノートやメモ帳になっている人は、今後の自分に期待していいと思います。実際に伸びている人も多いですから。