皆さんもきっと、日々仕事でたくさんの方に会っていると思います。
そのとき、どんな“手土産”を持っていくでしょうか? ここで皆さんと考えたいのは、「老舗の〜」というような物品としてのお土産の話ではありません。
もう7年も前になるのですが、こんな記事を書いて、そこそこの反響をいただきました。
そう、僕は必ず誰かと会うとき、「情報」という手土産を持っていきます。7年前の記事では「喜ばれるお土産は異なるので、たくさん準備しておく」と書いていますが、それだと7年前の記事とほぼ同じになってしまうので、今日はもう少しだけ具体的な「お土産」について書いていきます。
僕が最近よく持っていくお土産は、その人のビジネスのヒントになりそうな「成功事例」です。
もちろん、ネットで拾えるような成功事例は相手も知っている可能性があるので、できる限り自分が関わったビジネスでの話をします。もしなければ、周囲の人たちから情報収集して持っていく(誰かの不利益になるような真似はしません)。当然「なるほど! ありがとう!」と、喜んでもらえるわけです。
これがなぜ良いかというと、ただ喜んでもらえて関係性が築けるだけでなく、「その人のビジネスのヒントは?」と考えることになるので、相手の“今”を予習することにもつながるのです。だからこそ、会ったときに話が盛り上がる。さらには、もし周囲の人から情報収集したのなら、その人とのコミュニケーションにもなる(ちなみに相手に話を聞くときも、有益な情報をお土産として差し出すことも忘れないようにします)。
「情報」という手土産を持っていくことは、いろいろな良い効果をもたらします。ぜひ菓子折りのように、持っていく手土産を準備してみてください。