日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

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地域の外から“見える課題”と、現地で“触れる課題”は、まったくの別物である

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今週は水曜日、木曜日と佐賀県有田町へ行き、有田焼の職人さんの撮影。そして今日は福岡県東峰村へ行き、高取焼、小石原焼の職人さんに後継者インターンシップの打ち合わせを兼ねて、後継者問題に関するヒアリングをしてきました。

 

そこで改めて、強く確信したこと。

 

地域の外から眺めていて、何となく“見えてくる課題”と、実際に現地に入り、職人さんに深く話を聞いて、実際に“触れられる課題”は、「まったく別物である」ということ。

 

今はインターネットやSNSがあり、ちょこっと現地に足を運んだだけで、外にいても何となく地域の課題が「見えたような気になる」ものですが、日々全国を飛び回り、地域の産業の課題と向き合う仕事をしている僕から言わせていただくと、多くの場合、それは錯覚であり、ほとんどの課題が何度も現地に足を運び、深く話を聞いてみないと“触れることのできない課題”なのです。

 

地域の外から眺めていて、何となく“見えてくる課題”。
実際に現地に入り、職人さんに深く話を聞いて、ようやく“触れられる課題”。

 

そのまったく別物である課題のどちらを見るかで、次の一手が変わります。この一手は、僕は将棋のようなものだと思っていて、「たかが一手、されど一手」で、良くも悪くも大きく情勢を変える。大げさに書くと、地域の産業が発展もすれば、一気に衰退、いや消滅に向かって加速してしまうことだってある。

 

そう、次の一手は、だから重要なのです。
そのために僕らは、実際に現地に入り、職人さんに深く話を聞いて、実際に“触れられる課題”に目を向けていきたいと思うのです。その一手が、産地の未来を大きく変える一手になると信じて。