日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

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どこに向かって進む船かわからないのに、乗り込む人はいない

成し遂げたい目標、実現したい未来があっても、自分ひとりで実現するには限界があるので、仲間を増やしていきたい。それが僕の考え方です。
改めて書くまでもなく、僕がひとりで「ニッポン手仕事図鑑」を運用していても、産地の職人さんのためにやれることなんて、たかが知れています。だからこそ社内にメンバーを増やし、外部にもパートナーを増やしているのです。そう、人を巻き込み、動いていかないと、どんなに素晴らしいアイデアも宝の持ち腐れになってしまう。アイデアは実行してこそ、はじめて価値が生まれるのです。

 

とはいえ、周囲の人たちを巻き込んでいくのは簡単ではありません。
では、どうすればいいのか? 僕はひとつ、そのために絶対的に不可欠なものがある考えています。

 

それは、「具体性」です。

 

たとえば、僕が「“何かで”伝統工芸の未来に貢献したい!」「職人さんのためになる活動を、“何か”やりたい!」と言い続けたところで、誰も何の協力もしてくれません。具体的に「産地に年間、10人、100人と後継者を増やすために、後継者インターンシップをやる!」「職人さんの新たな収益源をつくるために、オンラインスクールや企業研修プログラムをつくる!」などと、具体的なゴールやプランが見えてこそ、周囲の人は「面白いね! 手伝うよ! 力を貸すよ!」と“巻き込まれてくれる”のです。

 

具体的なゴールやプランも見えず、抽象的な夢だけを語っていても、人を巻き込んでいくことはできない。だからこそ、ゴールと行動プランを具体的に語るのです。

 

そう、どこに向かって進む船かわからないのに、乗り込む人はいないのです。