日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

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プロの“企画書のレシピ”を知っていますか?

料理をつくるとき、皆さんは完成形の写真だけを見てつくりはじめるでしょうか?

 

おそらく料理のレシピ本を読んだり、レシピサイトを見たり、あるいは自分より料理が上手なお母さんや友だちに、つくり方を聞いてみると思います。

 

では、たとえば企画書をつくるときはどうでしょうか?
完成形だけを見て、つくりはじめる人は意外と多いものです。その反面、企画書を上手につくれる人の多くは、プロから1度しっかりと学んでいます。どのような素材が必要か、その素材をどのような順番で“調理”していけばいいのかを学んでいます。

 

そもそも、料理は完成形だけを見てつくりはじめることなく作り方=レシピを学ぶのに、なぜ企画書はレシピを学ぼうとしないのか?
きっと、本当に美味しい“企画書の味”を知らないからです。

 

料理は食べたことがある。だから美味しい、マズいがわかる。でも、多くの人は企画書を食べる機会=読む機会が圧倒的に少ない。だから、美味しい企画書の味を知らないのです。だからこそ、自分でもつくれると勘違いしてしまう。

 

企画書を上手につくれるようになりたい人がまずやるべきは、“美味しい企画書”をたくさん読むことです。企画書が紹介されている書籍、雑誌はたくさん売られていますし、インターネット上にも少なからず公開されています。ちなみに僕が20代の頃にやっていたのは、「この人は仕事ができる!」と思った人にお願いして、企画書を見せていただくこと。そうして美味しい企画書を何度も何度も食べ続けた結果、“美味しい企画書”の味がわかるようになり、しっかりとレシピを学ばないと、美味しい企画書をつくれるようにはならない! ということを知ったのです。

 

そして次に、上司や先輩から企画書のつくり方を教えてもらい、何度も何度もレシピに忠実にいくつもの企画書をつくりました。その結果、レシピ通りに企画書をつくれるようになり、自分の企画書で仕事がつくれるようになりました。そこからようやく、少しずつレシピを自分なりにアレンジできるようになり、隠し味を入れられるようになって、自分オリジナルのレシピで企画書をつくれるようになったのです。そう、企画書を自分なりのレシピでつくれるようになったのは、教えてもらったレシピに忠実に、何度も、何年も、企画書をつくり続けたあとの話です。

 

これは企画書に限った話ではありませんが、仕事ができるようになるためには、まず“美味しい味”を知ること、そのあとにレシピを学ぶこと、そしてそのレシピに忠実に、何度も何度もつくってみることなのです。