日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

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インタビューの「成功」と「失敗」の境界線

今年の秋(いや、冬になってしまいそうですが…)に、5年ぶりに職人さんの本を出版します。
お父さんやお母さん、あるいはおじいちゃん、おばあちゃんが買い与えたい本…ではなく、子どもたちが自分から「読みたい! 買って!」と言ってくれるような職人本。職人さんがつくる商品や技術だけでなく、パーソナルな部分にもフォーカスをあてた本をつくりたいなぁと考えています。

 

そんな職人本が完成することを願いつつ(いや、祈りつつ…)、いよいよ昨日から取材(インタビュー)をスタートさせました。
ニッポン手仕事図鑑の映像でもインタビューを担当しているので、ある程度は慣れているのですが、改めてインタビューは「この言葉を引き出せないと、成功とは言えないなぁ」と感じたことがあったので、今日は“その言葉”について。

 

結論から書くと、「引き出してもらえてよかった」「事前に考えていなかったことを、話すことができた」です。

 

たとえば、インタビューシートを用意して回答してもらうやり方。あるいはインタビューでも、一問一答を続けていく会話になっていない(掘り下げていない)インタビューでは、その人が持っている話の50%くらいしか引き出せないもの。インタビュアーの役割は、「持っている話の60%、70%、80%と、事前に考えていなかった話を引き出すこと。それができたかどうかは、相手から出てくる「引き出してもらえてよかった」なのです。

 

余談になりますが、ニッポン手仕事図鑑の親会社である株式会社ファストコムの代表が昨日、社内の広報メンバーからインタビューを受けたようです。
インタビュアーは、人事チームに配属された新卒社員。社長は僕にこう言いました。

 

「引き出してもらえてよかった」と。今からその記事が楽しみです。