自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

あなたにチャンスを与えてくれる人が、「何をやってきたか(経験や実績)の話」よりも聞きたいこと

新しいビジネスチャンスを掴むとき、あるいは自分自身を売り込むようなとき、多くの人は「何をやってきたか(経験や実績)」について話をしようとします。でも、聞きたいことはそこではなかったりする。 そう、「何をやってきたか(経験や実績)」は過去の話…

美味い料理のつくり方を学ぶ前に、美味い料理を食べろ!

青森県三戸町という小さな町に、『あんべ』という名の小さな居酒屋があります。僕はこのお店が大好きです。大好きな理由をパッと3つ挙げてみると、ひとつ目はただただシンプルに、料理とお酒が美味しいこと(必須条件ですね)。ふたつ目は集まってくるお客さ…

「やりたい仕事」や「好きな仕事」がない人は、まず「◯◯な仕事」をやってみる

昨日はオンラインではありましたが、久々にトークイベントに登壇させていただきました(参加者の表情=リアクションが画面越しでは見えにくいので、やっぱりオンラインで話すのは難しいものです…) イベントのタイトルは「好きな地域で、好きな仕事をする」…

「みんなが改善できないこと」が、ビジネス本になる

本屋さんでビジネス書を眺めていると、同じような本がたくさん並んでいます。たとえば、「先送り(先延ばし)」を改善しよう! 系の本なんかはとても多い(余談ですが、最近はお金に関する本が多くなった気がします)。 もしかすると、皆さんも1回は読んだこ…

仕事で「要領が悪い」と言われてしまう人に、習慣化してみてほしいこと

昨日、ApplePayに登録しておいたSuicaにauPAYから2000円分チャージしようとしたら、なぜか何度やってもエラーが出る…。iPhoneを再起動しても、やっぱりエラー…。「なぜだ。これだと移動できない…」とその場でネットで調べてみると、困っている誰かの質問にみ…

ネガティブな感情が大きくなったときの対処法

新型コロナウイルスに振り回され、日本経済は不安定な状況が続いています。ニュースを見れば、日本を代表する企業が早期退職を募集したり、中国の大手不動産会社が経営危機に陥り、世界経済がまた不安定になったりと、とにかくネガティブな情報ばかりが入っ…

「失敗は成功のもと」だからではない、失敗を避けようとしてはいけない“もうひとつの理由”

「失敗は成功のもと」失敗すれば、その原因を反省し、方法や欠点を改善できるので、結果的に成功につながる。つまり、自分自身の成長にもつながる。だから古くから「失敗は成功の母」とも言われ、「失敗を避けようとせず、積極的に失敗しよう!」というメッ…

結果が出せなかった20代の僕は、「包丁の使い方」という基本を覚えず、「創作料理」ばかりつくろうとしていた

仕事ができない…。結果が出せない…。成長もできない…。 このような悩みを抱えている人は、決して少なくないと思います。そして、あれこれとやってはみたものの、やっぱり上手くいかず、「仕事が…結果が…」と悩み続けて、そこから抜け出せずに、苦しんでいる…

“面白い実験”の話と、自分の仕事の「劣化」を防ぐ方法

今日、ある「面白い実験」について、お話を聞かせていただきました。(企業秘密なので詳細は伏せますが…)ある“物”を3Dスキャナーで読み込み、3Dプリンターで出力をします。そこには、本物と同じ形の「B」が出来上がる。本物と「B」を見比べてみても、やっぱ…

わからないことを、「わからない」と即答する信頼貯金

今日は終日、ほぼ絶え間なく打ち合わせが続いたのですが、そのいくつもの打ち合わせの中で幾度となく、「やっぱり、ここは大事だよなー」と思ったことを共有させていただきます。 それは、打ち合わせや商談中、相手から質問をされて、その場で答えられない状…

結果を出す人は、「自分なりのやり方」を“変えていける”人

「まずやってみて、自分なりのやり方を見つける」僕が日々成長しているなーと思う人は、シンプルにこの“流れ”を守り続けています。そして、その自分なりのやり方に固執することなく、また動きながら新しい自分なりのやり方を見つけて、動いてみる。そしてま…

僕の役員報酬は「0円」です

3連休の中日で、ブログを読む人も少ないと思いますので、今日は少し夢のない話を書きます(と言いつつ、最後は夢のある話を書きますが…)。 僕がニッポン手仕事図鑑を立ち上げたのは、2015年1月。そこから必死に、それこそ死ぬ気でやってきた結果として、201…

「A」と「B」の間に、答えはある 〜シンプルに考えることと、答えを単純化することは違う〜

自民党の総裁選に立候補した4人の候補者が、ここ数日4人揃って、ニュース番組に出演されています。同じタイミング、同じ状況の中で、それぞれの候補者の考えや意見が聞けるのは、個人的にはとてもいいことだと思っていますが、番組制作サイドに違和感を感じ…

残念ながら、伝統工芸に関わりたいという人たちの多くは、リスクを取らない

伝統工芸に関わる人、または関わりたいと考えている人たちと話をしていると、よく「覚悟を持って」という言葉が出てきます。中途半端に関わることで、職人さんや産地にとって“良かれと思ったこと”でもマイナスに働くことが多々あるので、「覚悟を持って関わ…

「あれもこれもやっている」は、「本当にやるべきこと」をひとつに絞り込めていないことへの“言い訳”である

企業、行政、個人を問わず、「ビジネスが上手くいかない…」「仕事で結果が出せない…」という相談を受けることがあります。 僕も決して上手くいっているわけではないので、偉そうにアドバイスなんてできないのですが、それはさておき…。そこでまず最初に「ど…

僕が2〜3年に1 度くらいのペースで、定期的にやっていること 〜「百聞は一見にしかず」の数だけ、吸収力や行動力は上がり、思考の柔軟性が高まる〜

僕が2〜3年に1 度くらいのペースで、定期的にやっていること。「ここ最近、新しいことを受け入れる吸収力がなくなってきたなー」「考えが凝り固まってきて、思考に柔軟性がなくなってきたなー」と、そんなふうに思うことが2〜3年に1 度くらいの周期でやって…

ペルソナで設定した人は…存在しない 〜「職人」という、ひとりの人はいない〜

現在は当たり前のようにマーケティングの世界で使われる「ペルソナ」という言葉。リアリティのある人物像を具体的に設定することで、よりターゲットに届く企画を考えたり、商品開発ができるようになる…というもの。 でも、前職の頃からずっと言い続けている…

「5秒ビシソワーズ」が、平野レミさんに与えたもの

先週末はニッポン手仕事図鑑のメンバーと長野県の某所へ出向き、はじめての合宿を行いました。ひと言で言えば、「戦略会議」なのですが、自分はこの先どうなりたいか? 仕事のどんなことに喜びを感じるのか? そんな話もできて、美味しい食事もみんなで楽し…

「今年の漢字」という日本の風物詩は、たった10万円の予算ではじまった

「今年の漢字」。そのフレーズを聞くと、多くの人が頭の中に、京都の清水寺でその一文字が書かれるシーンを思い浮かべるのではないでしょうか。そう、貫主の森清範さんが筆で大きな和紙に書いていく、あのシーンです(ちなみに和紙は京都の黒谷和紙で、筆は…

「大好きな仕事」だったとしても、続けていくのは簡単ではない

先日、鹿児島県で撮影のお仕事があったとき、少し時間に余裕ができたので、薩摩切子職人の中根櫻龜(なかねおうき)さんにお会いしてきました。 とても丁寧に出迎えていただき、工房とギャラリーを案内してもらったのですが、働く職人さんの数の多さ、そして…

西野七瀬さんの宝物と、僕の小さな過ちと

僕はほぼ毎週『情熱大陸』を観ているのですが、先週は日曜日にもかかわらず、21時からはじまったオンラインミーティングが延びに延びて、残念ながら見逃してしまい…。そして基本「無料見逃し配信」では観ないのですが、先週の西野七瀬さんの放送は気になって…

キングコングの西野亮廣さんに学ぶ「リーダーが声に出すべき“メッセージ”」

『どんな傑作も、「つまらないものをつくってしまう可能性」の海に、えいやと飛び込むことからはじまる』これは、あのスラムダンクやバガボンドを描かれた井上雄彦さんの言葉。すべての創作活動において当てはまるフレーズだと、僕は思っています。 で、芸人…

僕らの当たり前は、「日本最高峰から見た“驚き”だった」という話

僕らは今、日本を代表する大手企業のブランディング映像を制作しています。被写体は、日本の伝統工芸の職人さん。そして、そのお仕事を依頼してくれたのは、日本のクリエイティブの最高峰にいる企業…とだけ書いておきます。機密保持の問題もあり、詳しくは書…

YouTubeの広告では「テクニック」や「裏技」みたいなものばかりが流れてくるけど、そんなものはない

『活版印刷の生き残りをかけて。活字鋳造技術を未来に繋ぎたい! 築地活字×ニッポン手仕事図鑑』ANAのクラウドファンディングサービス『WonderFLY』で展開している本プロジェクトは、ここ最近ニッポン手仕事図鑑として、もっとも力を入れているプロジェクト…

夢を叶えるための、たったひとつのシンプルな方法

本を出版する。これは、僕の夢のひとつでした。そしてその夢は、2017年に『子どものためのニッポン手仕事図鑑』を出版できたことで叶いました。 では、出版という夢はこれで完結したかと言えば、もちろんそんなことはなく…。夢というのは欲張りなもので、ビ…

できない理由よりも、できる理由を

できない理由よりも、できる理由を。失敗する可能性よりも、成功する可能性を。失ってしまった物よりも、手元に残っている物を。 同じ場所に立っていても、同じ景色を見つめていても、同じ状況に置かれていても、僕は“目(意識)を向ける方向”によって、仕事…

「境界線」を曖昧にしていったほうが、面白い仕事ができる

僕が尊敬している人のひとり、スタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫さん。著書も読みまくっていて、「60代になっても、こんなふうに楽しそうに仕事をしていたいなぁ」と、心から憧れている人です。 「境界線」を曖昧にしていったほうが、面白い仕事がで…

お金で生み出したものはすぐに真似できるけど、時間の使い方や自分自身の動き方の“工夫”から生まれたものは、そう簡単に真似できない

2015年1月に産声を上げた『ニッポン手仕事図鑑』。僕が新規事業として与えてもらった予算は…5万円でした。当時を振り返ると苦しい日々でしたが、今となってはトークイベントや大学の授業のネタになるので、結果的に「5万円でよかった!」と思っています。そ…

目標設定が「そうだ 京都、行こう。」になっていないか?

今日の記事のタイトルを見て、「は? どういうこと?」と突っ込んだ方も多いと思いますが…。 今日のメンバーとのミーティングの際、僕はこんな話をしました。たとえば、旅行へ行くことを決めて、「京都を目指そう!」と決めたとします。でも、京都は目的地で…

勝ち続けている人がよく言っている「負けなければいい」というフレーズについて

いわゆる「勝ち組」「成功者」と呼ばれている、勢いのある人たちの言葉に耳を傾けていると、「勝たなくてもいい。負けなければいい」というフレーズがたびたび飛び出してくることに気づきます。それぞれに意味合いや考え方に若干の違いはあるものの、僕はそ…