自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

結果を出す人は、「自分なりのやり方」を“変えていける”人

「まずやってみて、自分なりのやり方を見つける」
僕が日々成長しているなーと思う人は、シンプルにこの“流れ”を守り続けています。そして、その自分なりのやり方に固執することなく、また動きながら新しい自分なりのやり方を見つけて、動いてみる。そしてまた動きながら新しい…。

 

と、ここまで書いていてふと思ったのは、「自分なりのやり方」を頑なに守り続けて成長している人は、少なからず僕の周りには見つからないな、ということ。極端かつ大げさな書き方になってしまいますが、「成長するとは、やり方を変える(変わる)こと」だと言ってもいいのかもしれません。

 

確かに自分自身の過去を振り返ってみたとき、同じ仕事をやっていても結果が出たときは、「同じやり方で精度を上げる」よりも、「やり方を変えてアプローチしてみた」ときかもしれません。皆さんはいかがでしょうか?

 

このブログでも何度も書いているので、古い読者の方には「またその話か…」と言われてしまいそうですが、僕が尊敬するイチロー選手は(少なからず日本でプレーしている時代は)毎年フォームを変えていました。首位打者を獲った翌年、このフォームは合っている! もっと打てる! という手応えがあっても、変えることでスランプになるリスクがあっても、フォームを変えていた。

 

以下、何かで読んでメモしておいた、イチロー選手のコメント。

「僕は毎年バッティングフォームを変えるようにしています。首位打者を獲ったり、誰よりもヒットを打ったとしても、次の年には変えてしまう。今よりも前に進むためには、常に新しいチャレンジが必要だと信じているからです。その結果、前の年よりも成績が下がったり、上手くいかないこともたくさんあります。むしろ、そのほうが多いのかもしれません。でも、僕はこう思うんです。成長するということは、まっすぐにそこに向かうことではないんじゃないか。前進と後退を繰り返して、少しだけ前に進む。つまり、後退も成長に向けた大切なステップじゃないかと」


同じ仕事でも、やり方を変える。今よりも前に進むために。
皆さんは同じ仕事でも、常に新しいやり方にチャレンジしていますか?