自分の仕事は、自分でつくる

すべてを引き寄せる、「実行力」の磨き方

西野七瀬さんの宝物と、僕の小さな過ちと

僕はほぼ毎週『情熱大陸』を観ているのですが、先週は日曜日にもかかわらず、21時からはじまったオンラインミーティングが延びに延びて、残念ながら見逃してしまい…。そして基本「無料見逃し配信」では観ないのですが、先週の西野七瀬さんの放送は気になって、久々にアプリで観てみました。

 

正直、僕は西野七瀬さんについてはお名前くらいしか知らないのですが、ではなぜ気になったかというと、『情熱大陸』では不思議とアイドルや若い女性タレントが出演されたときのほうが、初心を思い出させてくれたり、ハッとする気づきが多いからです。今回の放送も、“何か出てくる”予感がしたのです…。

 

「細かなダメ出しが、すべて宝物になっていく」
番組の中で、窪田等さんがナレーションで読んだフレーズです。

 

僕はそのひと言にハッとして、そして考えさせられました。
映画やドラマではなく、舞台にはじめて立つ西野さんにとって、演出家からの細かなダメ出しはこれまでの自信を奪っていくものではなく、成長するために不可欠な学びであり、経験だった。そう、大切な宝物になったのです。

 

僕は今、学生さんなどの若い人たちと接している中で、どこまで細かなダメ出しをするか、迷ってしまうことがあります。そのダメ出しがとても大事なことで、この先の未来に役立つであろうとある程度の確信を持っていても、「こんなに細かいダメ出しをしても、仕事が嫌になっちゃうよなぁ…」と、躊躇してしまうのです。

 

もちろん、嫌になってしまう人もいると思いますが、その反面、それを宝物だと思ってくれる人がいて、そのダメ出しがあったからこそ、次の一歩を踏み出せたり、未来を切り拓くことができるかもしれない。そんな宝物になるはずのものを、僕は渡すことに躊躇してしまっている…。その判断は、間違いではないか? そう思ったのです。

 

「頼むから、少しでも成長していてくれ」

 

これは、西野さんが番組の終盤に囁いたひと言です(若干うろ覚えですが…)。
同じように願う若者たちのために、「細かなダメ出し」という宝物に映るかゴミに映るかわからないものを、僕らおじさんは多少嫌われたとしても、やっぱり手渡していくほうがいいよね、と、そんなふうに思った放送でした。それにしても、困難に立ち向かい、努力を続ける人は、どんなに歳下でもかっこいいものですね。