自分の仕事は、自分でつくる

すべてを引き寄せる、「実行力」の磨き方

「5秒ビシソワーズ」が、平野レミさんに与えたもの

先週末はニッポン手仕事図鑑のメンバーと長野県の某所へ出向き、はじめての合宿を行いました。ひと言で言えば、「戦略会議」なのですが、自分はこの先どうなりたいか? 仕事のどんなことに喜びを感じるのか? そんな話もできて、美味しい食事もみんなで楽しめたので、とても充実した2日間になりました。ぜひまたやりたいと思います。

 

で、ここが今日の本題につながるわけではないのですが…。
合宿の翌日にたまたま長野市内で打ち合わせが入ったこともあり、昨日は上田市のホテルに1泊しました。チェックインを済ませたあと、ロビーでフリーペーパーを見つけたので手にとってみると、表紙に「特集 イライラの手放し方、教えてください」の文字。その中に料理愛好家の平野レミさんのインタビュー記事が掲載されていたのですが、これがなかなか興味深く…。

 

自己流料理が多くの人に評価されている平野レミさんですが、実はNHKの「きょうの料理」にはじめて出演し、「牛トマ」という料理をつくったとき、視聴者から「(つくり方が)下品だ!」というクレームが入ったそうです。なぜなら、湯むきした完熟トマトを手でつぶしたから。クレームを受けて番組プロデューサーからも注意されたそうなのですが、「牛トマ」は祖母から母、母から自分へとつくり方を受け継いできた料理だったので、謝らずに「私は私のやり方しかできません」と返したそうです。

 

それ以降の活躍は皆さんも知るところですが、「平野レミの料理は斬新で面白い!」と視聴者から評価されるようになり、平野さんも「自己流でいいんだ!」と少しずつ思えるようになったそうなのですが、最後に背中を押してくれたのが、旦那さんである和田誠さん。結婚間もない頃に「5秒ビシソワーズ」という料理をつくってくれたことがあったそうで、そのつくり方は牛乳とトマトジュースを1対1で割って、塩とコショウとオリーブオイルで味を調えてバジルを添えるだけ。これがとても美味しくて、「料理って、こういうことでいいんだ!」と素直に思えたそうなのです。

 

そう、結局のところ料理は、最後に食べた人が美味しいことが大事で、さらに書くと、つくる人が楽しいことが大事。
この「5秒ビシソワーズ」が料理は世間体や見栄でなく、つくる人も楽しいことが大事だと平野レミさんに教えてくれた。そんな生き方ができるようになると、イライラを手放せるようになるのかもしれません。僕がブログを毎日続けられるのも、「楽しい」をキープできるくらいに手抜きだからかも…。