自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

失敗の先に、何があるかを知っているか?

映画版「鬼滅の刃」がなぜ大ヒットしたのか?
もちろん、作品としての魅力や面白さがあるのは間違いないのですが(ちなみに、まだ観ていません…)僕は今の時代背景が大きく影響していると考えています。

 

新型コロナウイルスによって、とんでもなく大きな不安が世界中の人々に襲いかかってきている時代の中では、人はとにかく失敗したくないという思いを強くするものです。同時に、孤立したくない(=みんなと一緒がいい)という思いも強くします。つまり、無意識に失敗を恐れて、冒険をしなくなる。直接的な因果関係を証明することは難しいのですが、他の映画を観てつまらなかったら嫌だから、みんなが面白いと言っている鬼滅の刃にしておこう。みんなと一緒がいいから、話題についていけないのが怖いから、鬼滅の刃を観ておこう。そんなふうに考える人は決して少なくないと思うのです。 

 

失敗したくないから。
みんなと一緒がいいから。

 

鬼滅の刃の歴史的な大ヒットの裏には、不安が大きくなった時代の人々が抱く“少し臆病になってしまう心理”があると、僕は考えています。

 

そんな「みんなが少し臆病になってしまう時代」に強いのは、失敗した先に、新しい“何か”が待っていることを知っている人です。失敗が怖い人はチャレンジができずに行動が止まってしまいますが、失敗があったからこそ(失敗という経験を積んで、スキルを磨き、成長し、“応援してくれる人が増えた”からこそ)、その先に次のチャンスがやってくることを知っている人は、新しいチャレンジができる。だから、常に動き続けることができて、常に“次”がある。

 

「現状維持は衰退のはじまり」
そう言われると、少し息苦しさを感じてしまう人もいると思いますが、でも、今は現状維持ができない時代です。現状維持をしようとした時点で、結構なスピードで衰退がはじまり、時代に置いていかれてしまいます。だから、常に動き、常に次を目指していくしかない。経験を積み、スキルを磨き、成長を続けて、応援してくれる人を増やすしかないのです。

 

失敗はツラいものです。できれば、避けて通りたい。でも1度失敗をして、その失敗があるからこそ、次があることも知ってほしいと、僕は後輩たちに思っていたりもします。僕は失敗があったからこそ生まれるチャンスを(諸先輩方のおかげで)知ることができたからこそ、今も動き続けることができているのです。