自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

「素直な自分」の隣にはいつも、「◯◯な自分」も横に立たせておく

人の意見には、素直に耳を傾けてみよう!

 

それについては、僕も大賛成です。事実、人生の先輩たちや経験豊富な人たちからだけでなく、後輩や学生さんの意見から学べること、気付かされることはとても多い。僕の尊敬する三浦知良さんも、親子ほど歳の離れた選手たちの意見にも耳を傾け、やらずに否定するのでなく、まずは自分で試してみるそうです。

 

でも、ここで忘れてはいけないのが、人の意見に素直に耳を傾け“すぎる”と、無意識のうちに人の意見に振り回され、流されてしまうことがあるということです。だから僕は、素直な自分の隣にはいつも、「強情(意味:一度こうと決めたらそれを守り通す、態度・様子)な自分」を横に立たせているようなイメージを持っています。そうしないと、自分の軸を見失い、判断を間違ってしまったり、行動が遅くなってしまうことがあるからです。

 

では、「強情な自分」とは、どんな自分か?
それはもちろん、人の意見を聞かない自分ではなく、「自負=自分の才能・知識・業績などに自信と誇りを持つこと」を明確にしておくことだと、僕は考えています。

 

誰にも負けない! というレベルではなくても、人にはひとつくらい、今まで生きてきた中で芽生えた自信や誇りが、必ずひとつはある(もし、それがないという人がいたら、それは存在していないのではなく、あるはずなのに発見できていないだけだと断言します)。その“自負”をはっきりとした形で言語化しておけば、人の意見に素直に耳を傾け続けても、振り回されたり、流されることがなくなるのです。

 

そう、人の意見も、ただ素直に耳を傾ければいいわけじゃない。振り回され、流されるリスクがあることを認識したうえで、耳を傾ける準備も必要なのです。

 

明日の自分の背中を押してくれる、過去の自分が築いてくれた自信や誇りを、ちょっと探してみませんか?