「成功かどうかは、これからの自分次第だと思う」
このブログにもたびたび登場しますが、この言葉は僕がもっとも尊敬する人、サッカー選手の三浦知良さんの言葉です。
1995年、イタリアのジェノアでのシーズンを終えたとき、「34試合のうち、21試合に出たのは事実だからね。みんな簡単にいろいろ言いますけど、ふつうはベンチにも入れないんですから。どういう世界かは、自分で行った人にしかわからないと思います」という言葉とともに、冒頭の言葉をカズさんはおっしゃいました。
今、周囲から「結果が出たね!」「成功したね!」と評価されても、“これからの自分次第”で「失敗」と言われてしまうことはある。反対に「この結果じゃダメだね…」「期待はずれだね…」と評価されていても、“これからの自分次第”で「成功」と言われるようになるかもしれない。
これは周囲の(外野からの)評価だけでなく、自分自身で今の自分を「成功」あるいは「失敗」と評価するときも同じ。“これからの自分次第”で自分の自己評価が真逆になることもあるわけです。
そう、“これからの自分次第”で、「成功」「失敗」はコロコロと変わるのです。
だから大切なのは、今を必死に、本気で、真剣に生き抜くこと。カズさんのメッセージには、そんな意味も、そして他にもたくさんの意味も込められています。
いつも頭の片隅に置いておきたいのは、「成功」や「失敗」は1度評価されても、コロコロと変わるものだということ。評価が出るのは1回だけでないからこそ、これからの自分、これからの生き方を、常に大事にしていきたいと思うのです。