自分の仕事は、自分でつくる

すべてを引き寄せる、「実行力」の磨き方

1記事書くと、3記事分のネタが見つかる 〜テーマが見つかったから書くのではなく、テーマが“見つからない”から書くのである〜

「とにかく文章を書きはじめることだ。テーマが明確につかめていなくとも、とにかく書く。書いているうちに、そしていろいろなことを調べているうちに、適切なテーマが発見できる」

 

これは、数々の名著を世に送り出している経済学者、野口悠紀雄さんの言葉で、文章や書籍を書くときのテーマの探し方について語られていたものです。テーマはじっくりと考え抜くものであるけど、長年の経験から“とにかく文章を書きはじめる”ことがテーマを探し出す「より積極的な方法」だと野口さんはおっしゃっています。

 

毎回ではないのですが、僕はブログの記事を1記事書くと、2〜3記事分のネタが見つかることが多々あります。そして、ブログを6年半、毎日書き続けてきていることで、コラムや講義、新しいプロジェクトのテーマが見つかったりもする。だから野口さんの言葉は、実体験も踏まえてストンと腹落ちしています。だから「これからブログを書きはじめたい!」という人に対しては、まずは「型」に沿った形でいいので、書きはじめてみてくださいと伝えているのです。

 

そしてこれは文章だけでなく、企画も同じ。
ニッポン手仕事図鑑ではこれまで、さまざまなサービスやプロジェクトを世に出してきましたが(もちろん、アタリもあれば、ハズレもあるわけですが…)、テーマやミッションが見つかった(見えた)からリリースしたわけではなく、産地に足を運んだり、職人さんや地域の人に話を聞き、少しでも役に立ちたいと動いている中で「発見できたもの」なのです。そう、まず動いてみたことで、テーマが見えてきた。

 

じっくりと考え抜いて、テーマやミッションを探そうとしても、なかなか難しい。より積極的に見つけたいなら、とにかく書く、動くしかないのです。