日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

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「心に響かないプレゼン」には、なにが足りないのか?

ここ最近、普段の仕事はもちろん、後継者インターンシップなどでも、誰かのプレゼンを聞く機会が増えました。その中で「聞く人の心に響くプレゼンとはなにか?」を考えさせられることが多いので、今日はプレゼン(伝え方やコミュニケーション)について書いてみたいと思います。

 

で、いきなり手前味噌な過去話ですが…。

 

数年前、ある大学の先生が自分のゼミで、各界の専門家を毎回ゲスト講師として招くというプログラムを組み、そのうちの一人として声を掛けていただいたことがあります。全員に八方美人な話をする先生ではないので、僕はその言葉をストレートに受け取っているのですが(疑うよりも、信じるほうがいいですからね)1年間のゼミを終えたあと、先生は僕にこんなことを伝えてくれました。

 

「大牧さんの講義が、一番体温があった。それは一般論や最新の情報ではなく、自分の経験を通した、“自分の考え”を学生たちに話してくれたから」

 

正直、僕のトーク力や講義の構成は、他のゲスト講師に劣っていたと思います。でも、話し方が下手だったとしても心に響いてくれたのは、最新の情報や過去に起きた事実を拾ってきて発信するだけで終わらず、そこにスピーカーとしての自分の(熱量高めの)意見があったから。本当にそこに尽きると思います。

 

意見とは、正解のない問題に対する答え。
そこには「正しい」「間違い」はなく、聞いてくれた人の考えや意見と合う合わないがあるだけです。だからこそ、どんどん自分の意見を伝えていけばいい。そう、それこそが心に響くプレゼンになるし、聞いている人たちはみんな、それを待っているのです。