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ファッションと企画書は、上級者になるほど引き算である

僕が尊敬している偉人のひとり、「シャネル」の創業者、ココ・シャネル。
誕生日が同じだからという理由で勝手に親近感がわき、いくつも出版されている“ココ・シャネル語録”を読んでからは、その考え方に共感するようになりました。

 

「ファッションとは、上級者になるほど引き算である」
彼女の語録の中で、僕が共感している言葉のひとつです。

 

正直、僕はファッションについては疎いので、「上級者の引き算」というものがわかるようでわかっていないのですが、企画書や文章については「上級者になるほど引き算である」と教えられてきたので、日々意識して考えるようにしています。そう、僕の尊敬する人たちの企画書は、引き算の発想で“詰められている”。

 

その反面、最近は過去に自分が手掛けた企画書やスライドを見返す機会が少なくないのですが、初級、中級レベルだな、と。最近のものは少しマシになりましたが、どちらかというとまだまだ上級者の引き算はできていないし、余計な装飾や情報が多く、本来の企画の魅力が消されていることも多い…。

 

あれもこれもと着飾って、装飾品をつけまくった企画書は美しくない。読み手も「素敵だな」とは思わない。いかに引き算で考え、詰められるかを改めて大事なテーマとして掲げていきたいと、気を引き締めたゴールデンウィークです。

 

では最後に、ココ・シャネルの大好きな言葉をもうひとつだけ書いて、今日は終わりにします。

 

「20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績」

 

あと3ヶ月ちょっとで、45歳。それまでの人生の功績が、顔に出てくる年齢です。50歳になったときに良い顔でいたいからこそ、今を大事に生きたいと思います。