自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

情報発信

「話が長くなる人」の特徴 〜◯◯と△△がないと、話は長くなる〜

今日は話が長くなってしまう人の特徴を挙げる…ではなく、自分自身が「どんなときに話が長くなってしまうのか?」という視点から、話が長くなる人の特徴とは何か? を考えてみたいと思います。 皆さんも日々の仕事の中で、書面ではなく、口頭で何かを伝える機…

言葉が聞き取れなくなった大人たち 〜伝える側の問題と言うけれど〜

今日書くことは、決して誰かをディスりたいわけではありません。予めご理解いただけると幸いです。 最近、音声SNS&コンテンツの今後の活用方法やオンラインでのよりよいコミュニケーションをするためには? を考えるために、“ある実験”をしていました。 カ…

「忘れられない」ということは、「いつも思い出してもらえる」ということ

営業時間短縮要請に伴う協力金、1日6万円。賛否分かれる施策ですが、立場が変われば、見え方も変わるので、ここであれこれと語るつもりはありません。とても助かっている人もいれば、同じように経営が苦しいのに、何の補助も受けられない人もいる。僕の立場…

「個人メディア」の読者数を増やす方法 〜個人メディアを育てることは、自分自身の広報マンや営業マンを育てること〜

ブログサービスやnoteで「文章」を。YouTubeやTikTokで「映像」を。VoicyやStand.fmで「音声」を。 改めて書くまでもありませんが、今は個人でもさまざまな形で情報発信ができるようになりました。そんな「個人メディア」を持ち、育てていくことは、自分自身…

「自分メディア」をつくる価値

明後日24日の19時から、Clubhouseで「個人(自分)メディア」をテーマに語ることになりました。僕は動画メディア『ニッポン手仕事図鑑』や、鹿角のローカルメディア『スコップ』を立ち上げたこともあり、情報発信やメディア論について大学で講義をさせていた…

2度目、3度目の楽しみ方を提案するところまでやって、はじめて「映像」は完成する

僕が仲良くさせていただいている職人さんのひとり、製硯師の青栁貴史さんは、ニッポン手仕事図鑑の新作映像が公開されたとき、ちょっと面白い“楽しみ方”をしています。 ひと言で書くと“2回観る”のですが、1回目は映像は観ないで、作業音や職人さんの言葉を“…

Clubhouseや音声メディアが流行っているうちに、「文章力」を磨いておこう

ツイッター等をやっている人であれば、「あー、あれねー」という感じだと思いますが、今、音声版ツイッターとも呼ばれている音声SNSの『Clubhouse』が話題になっています(ご存知のない方は、ちょっと調べてみてください)。 僕はまだまだ使いこなせていませ…

“伝える”ことは、「手間がかかる」こと 〜あのバーミキュラだって、手間をかけたからこそ、大ヒットした〜

今日は自治体の職員さんに向けて、PR戦略の講義とワークショップを開催しました。講師は僕…ではなく、いつも仲良くしてもらっている70seedsの岡山さん。お願いした理由はシンプルで、僕らがやってきたPRとは異なる視点や考え方を職員の方に学んでもらいたか…

最高に“気づきの多い”読書 〜自分がアウトプットした情報を、改めて自分にインプットする価値〜

最高に“気づきの多い”読書。結論から書くと、僕の場合は「自分の『思考ノート』を読む」です。 このブログで書いたかどうかの記憶が曖昧なのですが、僕はプロジェクトの企画や事業戦略を考えるとき、そして読書をしているときなども、いつもノートを開いてい…

そのひと言で、「他人事」が「自分事」に変わり、「よそ者」が「仲間」に変わる

昨日のトークイベントでも最後にお話をさせていただいたのですが、ニッポン手仕事図鑑を立ち上げ、編集長をやっている僕の意識を大きく変えてくれた、ある職人さんのひと言があります。 それは僕の母親とそんなに年齢も変わらない、長野県の伝統的工芸品、木…

伝わる話し方とは、心地よい「間」を覚えること

今日、盛岡一高で3時間の講座をやらせていただいたのですが、そこに僕はゲストとして、フリーランスのラジオディレクターの方をお招きしました。TOKYO FM、J-WAVEを中心に活躍されている大ベテランさんで、いつもお世話になっている方にご紹介いただいたので…

協力者を増やしたいなら、「言葉選び」は慎重に、そして丁寧に

言葉選びを変えれば、相手の「NO」は「YES」に変わる。僕が最近、大学での講義や自治体の市民向け講座などで必ずお話をするテーマです。 講義のときは島根県での“あるエピソード”を例に出すのですが、それは『この記事』をお読みいただくとして…今日はまた別…

「俺たちのほうが仕事ができるのに!」と愚痴る前に、まず冷静に「原因」を考えよう

僕は今、「ライバル」と呼べる存在までどんどん巻き込み、仕事をしていく! というスタンスを公言しています。そのほうが面白いし、目指すゴールにも早く到達でき、想像している以上の大きな成果を上げることができるから。 でも、日々仕事をしていると、僕…

企画書は「ラジオCMの原稿」を書くときのように

当たり前の話からはじめますが、ラジオCMは「視覚」に訴えることができません。写真やイラストを見せることもできなければ、文字を見せることもできない。「きれいな花」だけでは色や種類は伝わらないし、「厚い」「熱い」「暑い」も瞬間的に理解をしてもら…

答えはメッセージを伝える「自分の中」にしかない

「ニッポン手仕事図鑑の魅力を伝えるとき、“どこをポイント”を伝えればいいか自信がないし、上手く言語化もできていない気がしていて…」今日、チームのミーティングをしているとき、ひとりのメンバーからそんな質問が出てきました。 これに対する僕の答えは…

「返信は不要です」という言葉が苦手だという話

「返信は不要です」僕宛に届くメッセージにはちょくちょく、最後にこの言葉が添えられていることがあります。 言うまでもなく、メッセージを書いた人が受け取る相手に対して配慮している言葉で、「わざわざ、あなたの貴重な時間を割いてまで、返信しなくてい…

「テクニックがない」のでなく、「地道にやっていない」だけ

たとえば、ブログ。「一生懸命書いているのに、全然読まれない!」と嘆く人たちがいますが、そう嘆く人たちの多くはすぐに「集客のテクニック」や「SEOの知識」などに意識がいってしまう…。それは必ずしも悪いことではないのですが、僕が見ていて「う〜ん…」…

情報発信の「基本の基本」

今日は東北のある高校でオンライン授業をやりました(オンライン授業は初挑戦!)。 その地域で新たにメディアを立ち上げるにあたり、どんなメディアがいいか? をみんなで考えて、実際にメディアを立ち上げるところまでやってしまおう! というプロジェクト…

「フォロワー数」を意識する前に、まず考えてみるべきこと

ツイッターのタイムラインを眺めていると、ちょくちょくと「フォロワー◯人まで、あと◯人! 今日中に達成したい! もっと“影響力”を持ちたい!」だったり、「自分が◯人にフォローされるような“影響力”を持てるなんて、嘘のようです」みたいなツイートを目にし…

企画書が書けない人に、やってみてほしいこと 〜企画とは、誰かを笑顔にする物語である〜

「企画書が書けない…」「ちょっと書いてみたものの、すぐにキーボードを叩く手が止まる…」「そもそも、どこから手を付ければいいの?」 そんなふうに悩んでいる方は多いと思います。まずはターゲット? それよりも、マーケットのデータ? KPI? と、あれこれ…

「面白い広告」と、「結果を出した広告」は、違う

『逆境を「アイデア」に変える企画術』僕が今、読んでいる本です。 その本の前半部分に、僕が広告を制作するにおいて、何よりも大事だと考えていることが書いてあったので、共有したいと思います。 著者の河西智彦さんはクリエイティブ・ディレクターであり…

優れた企画は、1行で伝わる

解決は1行。企画書は1行伝わる人は「1行」でツカむ伝わるのは1行。2ヶ月前、あまり物欲のない僕が久々に「どうしてもほしい!」と手に入れた出張中の“本棚”、『Kindle Paperwhite』には、こんな本が並んでいます。 そう、共通点は「1行」。 尊敬しているメ…

「そこに、愛はあるか?」と、いつも自分に問いかけてみる

僕には社会人としての、そして今の自分の仕事の基礎を徹底的に叩き込んでくれた“師匠”がいます。その師匠の弟子(部下)になったばかりの頃、企画書を1本書くたびに、お客さまにメールを送るたびに、資料を作成するたびに、日報を提出するたびに…いつもいつ…

「目は口ほどに物をいう」から、僕はプレゼンの直前、トイレに行く

今、さまざまな「プロポーザル」に積極的に参加していますが、僕はプレゼンの直前、必ずトイレに行きます。 「そんなに緊張するの?」そんな声が聞こえてきそうですが、確かに用を足していたりはします。それは緊張というよりも、僕はコーヒーが好きで、コー…

就職氷河期の真っ只中、ある会社の3名の採用枠に、“4人目”の「ダメ元枠」で入社した

僕の就職活動は、まさに「最悪」でした。 時は「就職氷河期」と呼ばれる時期で、求人数自体も少なかった。そのうえ、応募資格も「大卒以上」でなく、「六大学以上」や「MARCH以上」と、露骨に偏差値で応募条件が区切られていた時代。そもそも、僕は大学受験…

ウィズコロナ時代の職人が、これから生き残っていくために不可欠な「“ふたつ”の力」

「地元の職人(生産者)さんたちが、商品が売れなくて困っている…」そんな声を、全国の地方自治体の方からよくお伺いします。事実、売上げに貢献していた物産展が軒並み中止になり、百貨店をはじめとする小売りも休業したり、客足がまだ遠のいている現状。厳…

視聴者が「物足りなさ」を感じるラインを目指して 〜だから僕は、職人さんを1年間密着しないし、2時間の映画を製作しようと思わない〜

僕が新しく始めたラジオ番組『ラジオ版「自分の仕事は、自分でつくる」』。もう聴いていただけたでしょうか。スタートから魅力的なゲストの方々にご出演いただいているので、stand.fmのアプリ内でも「おすすめチャンネル」として紹介されていたりします(そ…

スピードにこそ、僕らが生き残っていく可能性が宿る 〜ラジオ版の『自分の仕事は、自分でつくる』をはじめてみました!〜

今日の朝、目が覚めた瞬間、ほぼ無意識に突然、頭の中に浮かんできたこと。 「ラジオ版の『自分の仕事は、自分でつくる』をやろう」記憶はないのですが、夢の中で考えていたのか…起きた瞬間、その言葉がはっきりと、頭の中にあったのです。 これは何かの暗示…

その「ひと言」で、相手は聞く耳を持つようになる

AさんとBさん、どちらの言葉に、あなたは興味を持ち、聞く耳を持つでしょうか? Aさん「静かな波の音が聞こえる作業スペースです」Bさん「想像してみてください。 静かな波の音が聞こえる作業スペースです」 これは『1分で話せ』という本に書かれていた、ひ…

「勝手にネーミング」で伝える力を磨き、より届きやすい言葉を選ぶ[テレワーク時代の仕事術 基本編④]

同じ空間にいたときには“何となく”伝わっていたことが、物理的な距離が出ることで、やはり伝わりづらくはなるものです。「顔が見えるとはいえ、オンラインミーティングでは何となく伝わりづらいなぁ…」と感じている人も少なからずいるのではないでしょうか。…