僕が最近、強く…そしてときに悲しくなるくらいに痛感していること。
それは、『伝えたいことはすべて、「1/3」に薄まる』ということ。
たとえば、情報過多の時代における情報発信(=プロモーション)。
自分自身ではしっかりと届けていたつもりでも、その想いは相手には「1/3」に薄まって伝わっていたりする。
たとえば、プロジェクトメンバーとのコミュニケーション。
自分自身ではしっかりと伝えていたつもりでも、その想いはやっぱり、相手には「1/3」に薄まって伝わっていたりする。
情報発信も、コミュニケーションも、企画に賭けた情熱も何もかも、相手に何かを届け、伝えようとしたときはいつも、「1/3」に薄まって伝わっているものだと、最近は考える機会(悩む回数とも言う…)が少なからずあります。「精一杯やっているのに、どうして届かないのか?」「ここまで本気で向き合っているのに、どうして伝わらないのか?」と泣きたくなることが多々あるわけですが、でもそれは仕方ないのです。なぜなら、相手には「1/3」に薄まって伝わっているから。当然、言葉や想いが届かなかったり、ズレてしまったりするわけです…。
でも、この解決方法はとてもシンプルで(簡単で…とは言いません)、自分自身が考える「このくらいでいいかな?」の「3倍やって、ちょうどいい」のです。
コミュニケーションの手段が多様化し、情報過多な時代だからこそ、言葉や想いは薄まってしまうもの。ここを「大事なのは伝え方でしょ?」と、言い切りたいところですが、僕は伝え方が上手くないので、薄まったら「原液の量」を増やすしかないと考えるようにしました。
そう、伝わらないときは、「3倍やって、ちょうどいい」。薄まってしまうなら、足りるまで足せばいいのです。