チャンスが巡ってくる人、巡ってこない人とでは、思考にどんな違いがあるのか?
社内外を問わず、「なぜ、あの人だけにいろいろなチャンスが巡ってくるのか? 自分とあの人とでは、そんなに実力も変わらない気がするのに、何が違うのか?」と、考えたことはないでしょうか。
もちろん、そこにはさまざまな理由があるわけですが、僕は“あるポイント”についての思考の違いが、チャンスが巡ってくる人、巡ってこない人を分けると考えています。
そのポイントとは、「覚えてもらおうとするか?」と「忘れられないようにするか?」です。
わかりづらいので、解説していきます。
チャンスとは当然、誰かからやってくるものですが、チャンスが巡ってくる人の多くは、忘れられないように行動をします。つまり、お会いした人に対して、そのときは覚えてもらえなくても、自分がやった仕事や、最新の情報を共有したりして、自分を忘れられないように行動をしていく。
反対に仕事が巡ってこない人は、出会った瞬間、覚えてもらおうとする努力はしているものの、その後は特に行動せず、いつの間にか忘れられてしまっていたりする。
そう、チャンスが巡ってくる人は、その人がチャンスを与えたいときに、「思い出してもらえる人」なのです。
僕はつい先日、あるイベントの審査員としてお声がけいただきました。それもやっぱり、自分が忘れられないようにと動いた結果、思い出してもらえたからこそ巡ってきたチャンスです。
大切なのは、その瞬間に覚えてもらえることでなく、その後に忘れられないこと。
先日お会いしたあの人に、忘れられないような行動をしているでしょうか? もしかするとその人が、大きなチャンスを運んできてくれるかもしれません。