自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「発想を広げるフレーズ」を持っていますか? 〜僕は「“◯◯◯◯”上げる」です〜

「もしもあのとき、自分が別の人生を選択していたら…」これは、僕が好きな小説家のひとり、重松清さんがひとつの新しい物語を生み出すときに自分自身に投げかける言葉(=発想法)。確か、もう10年以上も前の雑誌のインタビュー記事で読んだものです。 そう…

僕は30代半ばになってようやく、小心者で、ビビリであることを“誇れる”ようになった

僕は今日、こんなツイートをしました。 『僕が今一緒に仕事をしているメンバーに対して、「ここだけは絶対に負けない!」と言い切れること。それは、「小心者である」ということ。小心者だからこそ、細かいところに自然と目が行くし、準備にも時間を掛けよう…

「外さない人」を、人は信頼する 〜いつまでも次のチャンスがめぐってこない人〜

たとえば、企画を考える仕事をお願いするとき。10回に1回、100点を出すけど、10回に9回は30点の企画を出してくるAくんと、10回に3回は80点、10回に7回は60点の企画を出してくるBくんだったら、あなたはどちらに企画をお願いするでしょうか? たとえば、資料…

荒々しい海で生き残るための、弱者のリアルな戦術

新規事業としての予算、5万円。当時の社員数、7名(確か…)。オフィスの広さ、少し大きめのワンルームくらい。 2015年1月、ニッポン手仕事図鑑をリリースした当時の状況です。2013年には東京オリンピックの開催が決まっていたこともあり、“これから注目され…

勝つ企画(書)ではなく、結果が出せる企画(書)を

僕らは今、民間企業だけではなく、行政(自治体)からもお仕事のご依頼をいただいています。どんな仕事をしているかというと、以前は移住促進や観光PRのお仕事が比較的多かったのですが、最近はコロナ禍で厳しい状況に置かれている伝統工芸に関するお仕事も…

「考え方」が変われば、「行動」が変わり、「結果」も変わる

「考え方が変われば、行動が変わる。行動が変われば、結果が変わる」 前職の上司が口癖のように言っていたフレーズです。特に「行動が変われば、結果が変わる」の部分は、当時も今も自分自身で強く意識していることのひとつです。 ここ最近、個人ラジオのネ…

牛乳を飲む人より、牛乳を配る人のほうがよっぽど丈夫だ

「牛乳を飲む人より、牛乳を配る人のほうがよっぽど丈夫だ」とある本をぱらぱらとめくっていたら、このフレーズが突然飛び込んできました。僕は読んでいないのですが、“Qちゃん”こと、高橋尚子さんを金メダリストに育てた小出義雄監督の著書『君ならできる』…

話のネタが尽きない人の共通点 〜「感想」だけで終わる人と、「分析」と「妄想」ができる人〜

SNSをはじめ、ブログや音声コンテンツ、あるいは商談や会議での雑談など、日々“発信するネタ”を探している人は多いと思います。そして、そのネタ集めに困っている人は、結構な割合でいるような気がします…。 そう、「これだ!」というネタはなかなか集まらな…

2400日前の自分は、今の自分の“報告”を信じられるだろうか?

一昨日、ものすごいオファーが僕のもとに届きました。あくまでもオファー(=提示)の段階で、決まるかどうかは僕の努力と実力次第で、正直どうなるかはわかりませんし、もし決まったとしても公になるのは3年ほど先…。そんな話が3日前、このブログのお問い合…

就活を終えたときの満足度と◯◯◯は比例する 〜就活が上手くいかないときこそ、忘れてはいけないこと〜

大学で授業をやらせていただいたり、ニッポン手仕事図鑑でインターン生を受け入れていることもあり、この時期になってくると、「内定をいただきました!」という大学生からの連絡がぽつりぽつりと入ってきます。その反面、「何をすればいいかわからない…」「…

“生の”教科書に触れよう! 先生に話を聞こう!

僕は先々週から個人ラジオ『ラジオ版 自分の仕事は、自分でつくる』の配信を再開しました。50回目までは対談形式で、51回目以降はひとり語りのスタイルです。 Vol.51|「自分の教科書」をつくるVol.52|「会いたい人リスト」をつくるVol.53|「その100mに敏…

「売上げを上げる」よりも、大事なこと 〜間違えてはいけない、企画を考えるときの“最初の一歩目”

お仕事の相談をしてくれる人。それは「クライアント」や「お客さん」と呼べる人たちで、僕らで言えば、それは民間企業であり、自治体であり、産地です。場合によっては、個人の場合もあります。 共通して言えるのは、「お金を払うので、課題を解決してほしい…

「映画というのは、実は力のある脇役が主役なんだよ」と、あの巨匠は言った

数日前にも書いたのですが、ニッポン手仕事図鑑のプランナーチームは今、企画書作成ラッシュです。正直、担当しているメンバーが産みの苦しみを味わっているので、「もう少し妥協してもいいんじゃないか?」「手を差し伸べる部分を増やそうか?」と葛藤する…

“やめる”ことも、「行動力」である

僕はバカのひとつ覚えのように、いつも「行動(量&力)」と「スピード」が大事だ! とブログにも書いていますし、自分自身にも言い聞かせています。それは正直、大学受験も全滅してしまうくらいの頭脳レベルなので、思考=考える力では勝てないし、生き残っ…

「文章のダイエット」は、文章の魅力を半減させる?

「文章のダイエット」。このテーマに関する書籍も発売され、WEB上の記事やSNSでもそれらの投稿を目にする機会も増えました。書籍に関しては僕も勉強のために読んでいたりするので、「文章のダイエットには反対だ!」というスタンスではないことを、まずは先…

“打率10割バッター”に、明るい未来はやってこない 〜「昨日までにはなかった一手を」と、常に考えている

昨日の記事を読んでくれた方から「で、“幻の3つ目”は何だったのよ?」という質問をいただいたので、今日は(書きたかった記事を後回しにして)昨日の続きを書いてみたいと思います。過去にも似たようなことを書いたことがあるので、記憶に残っている方は途中…

20代の僕が“行動力を上げるため”にやってみた「2つ」のこと

意識を変えようとするだけでは、人はなかなか変われないものです。今日のテーマでもある「行動力」ひとつとってみても、「よし、行動力を上げよう!」と意識するだけでは、行動力を上げるのは難しい。なので僕は行動力だけでなく、自分の何かを変えたいと思…

「もがいた時間」の先にだけ、明日の「できる!」が待っていて、明日の「楽しい!」が待っている

今、ニッポン手仕事図鑑のプランナーチーム(自治体や民間企業に対して企画をご提案したり、新規事業を立ち上げたりするチーム)は、企画書作成ラッシュです。 正直、企画書を書いているメンバーは、とても大変だと思います…。スケジュールがタイトなことも…

結果が出せなくても自分自身を責めない僕が、自分自身を“責めてしまう”とき

結果を出すことに執着する傾向があり、ストイックっぽくも見えるらしいので、結果を出せなかったとき、自分自身を強く責めているような印象を持たれることがあります。 正直に書くと、僕は結果を出せなかったときでも、自分自身を責めるようなことはしません…

「サブ目的(=裏テーマ)」が、モチベーションになる

対談形式でvol.50まで続けてみた個人ラジオ『ラジオ版「自分の仕事は、自分でつくる」』ですが、新たに形を変えて、再開をしました! ラジオ版「自分の仕事は、自分でつくる」 | stand.fm 台本なしの一発撮り、ノー編集のひとり語りは赤面するくらいに下手く…

「名著」や「ベストセラー」を読んでも、何も変わらない人

「名著」と呼ばれるビジネス書を、読んだことはあるでしょうか?「ベストセラー」になったビジネス書を、読んだことはあるでしょうか? 『自分の仕事は、自分でつくる』なんていうブログを読んでいるくらいなので、おそらくこの記事を読んでいるほとんどの人…

「あの人」を喜ばせることを地道に継続した先に、「みんな」が喜ぶ未来が待っている

「どうせやるなら、ひとりでも多くの人の役に立ちたい」情熱を持って日々の仕事に取り組んでいる人ほど、そのように考えるものですし、事実、僕自身もニッポン手仕事図鑑というメディアを立ち上げ、続けていく以上は、ひとりでも多くの職人さんの役に立ちた…

日本の伝統工芸を応援したいなら、まずは「現場」に行きなさい

もう6年以上も前のお仕事の話。あるカリフォルニア産ワインのブランディングのお仕事を任され、中長期的な戦略や、今やるべき企画を考えていたことがありました(ほとんどワインを飲まない僕ですが…)。 オリエンテーションで聞いた話を何度も何度も咀嚼し、…

毎日ブログを書く価値と、コミュニケーション能力を上げる話

過去に何度も「毎日ブログを書く価値」について、さまざまな視点から書いてきましたが、「で、結局はどんな価値があるの? 何のためにやっているの? ひと言で答えてみてよ!」と聞かれたら、僕はズバリこう答えます。 「自分を磨くため」 もちろん、このブ…

何もなかった30代の頃の僕が、自分を成長させる機会に恵まれた理由

僕は大学で授業をさせていただくとき、よく「まずは手を挙げてみよう!」という話をします。続けて、「大人たちは、みんなが手を挙げてくれることを待っているし、手を挙げて、やってみて上手くいかなかったとしても、手を挙げたあなたを支えてくれるし、応…

「決断」は“するとき”よりも、“したあと”が大事

たとえば、緊急事態宣言を延長するか否か。たとえば、オリンピックを延長するか否か。 どちらかを選んだ時点で、必ず怒る人、悲しむ人、そして苦しむ人が出るという決断です。どちらを選んでも、誰かの正義にもなれば、誰かの悪にもなる。10対0はない、本当…

サービス精神とは、自分へのサービスなのかもしれない 〜母親から学び、これからも真似したいこと 〜

ゴールデンウィークはやはり「仕事のことなんて、今は忘れたいんだよ!」という人が多いのか、いつもよりアクセス数が少ないので、今日は僕も少し力を抜いて、緩めのネタを(いや、いつもとそんなに変わらないか…)。 僕はどちらかというと、性格は母親似(…

あなたも知らず知らずのうちに、「失注」している…かもしれない

少し前に、興味深いツイートを見かけました。 ある人が「テイストが素敵! イラストをお願いしたい!」と心から思えた絵描きさんを見つけ、ホームページから依頼しようとしたところ、予算と納期が書くところがあったそうです。ちなみにチェックボックス等の…

ニッポン手仕事図鑑のプランナーチームはなぜ、“僕抜き”で「共有ミーティング」をやっているのか?

ニッポン手仕事図鑑のプランナーチームは、普段の仕事の中でいくつかの定例ミーティングを行っていますが、その中のひとつに「共有ミーティング」と呼ばれるものがあります。そしてそれは、“僕抜き”で行われていたりします。 僕は最近、行政や民間企業を問わ…

座学での学びは「薪」で、行動することが「火」になる

「日本人は『自分磨き』に投資する」と、よく言われます。外見や内面の自分磨きを問わず、コロナ禍でよりそのニーズは高まり、さらにオフラインでのビジネスが少々厳しくなりつつある今、「オンライン」で自分磨きの機会を提供するビジネスが増えています(…