「名著」と呼ばれるビジネス書を、読んだことはあるでしょうか?
「ベストセラー」になったビジネス書を、読んだことはあるでしょうか?
『自分の仕事は、自分でつくる』なんていうブログを読んでいるくらいなので、おそらくこの記事を読んでいるほとんどの人が、人生で1回は「名著」と呼ばれ、「ベストセラー」となった本を読んだことがあるんじゃないかと思います。
では、もうひとつ、質問です。
その本を読んで行動や習慣が変わり、「あの本のおかげで、自分の行動が(いい方向に)変わった!」と言える人は、どのくらいいるでしょうか?
過去にも何度かブログで書いたことがありますが、100人の人がいたら、実際にやってみる人は全体の2割だと言われています。つまり、本を読んで、行動に移してみる人も2割。そう、「やってみるだけ」で上位20人に入れるのです。そして、その「やってみる人」の中で「続ける人」もまた2割しかいないと言われていて、全体で見ると「やって、続ける人」はたったの4%…100人いても、4人だけ。それだけ“やって続ける”ことは難しいのです。
では、何もやらずに終わる人と、やって続けられる人との間には、“どんな違い”があるのか?
それは続けることを、どのように楽しむか? を考えて、まずやってみること、そして続けることを、“自分が楽しめるように工夫できる人”だと僕は考えています。
続けると決めても、意思だけで続けていくのはなかなか難しい。どこかに楽しみがないと、人は続けられないものです。
せっかくやってみたけど、続かない人は、「続けるために、どうしたらいいか?」ばかりを考えていないでしょうか? 大事なのは、「楽しむために、どうしたらいいか?」を考え、工夫するという視点を持つことだと思うのです。