自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

「決断」は“するとき”よりも、“したあと”が大事

【リニューアルしました!】ぜひお聴きください!
ラジオ版『自分の仕事は、自分でつくる』

今、オススメの1冊!

最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方

たとえば、緊急事態宣言を延長するか否か。
たとえば、オリンピックを延長するか否か。

 

どちらかを選んだ時点で、必ず怒る人、悲しむ人、そして苦しむ人が出るという決断です。どちらを選んでも、誰かの正義にもなれば、誰かの悪にもなる。10対0はない、本当に難しい決断です。ちなみに冒頭の問いに対して僕なりの答えはありますが、それが「正しい」とは思っていません。

 

ここまでの決断ではなくても、リーダーと呼ばれる立場にいる人たちは、日々の仕事の中で「決断」を迫られる機会は少なくありません。皆さんは難しい決断を迫られたとき、どのように考え、動いているでしょうか?

 

僕は「決断できる情報が(だいたい)出揃っている=これ以上待っても、劇的な新しい情報は出てこない」という状況であることを前提に、「決断に迷うということは、1時間考えても、1日考えても、1週間考えても同じ。であれば、その場で決めて、“決めた道”で最善を尽くすためにはどうすればいいかを考える時間に当てる」と考えます(つまり、直感とも言えるのですが、直感とは経験であり、知識でもあります。それらを普段から積み上げておくことは大事なことです)。

 

緊急事態宣言を延長するかしないかの決断。
もちろん、もう少し待つことで何らかの論文等が発表されたり、データが発表される可能性はありますが、おそらく今日決断しても、ゴールデンウィーク明けに決断をしても、判断するための手持ちの情報は変わらない。であれば、リーダーはすぐに決断をして、その決断をベターに、あるいはベストにするためにはどうすればいいか? に1分でも多くの時間をかけたほうがいい(念押ししておきますが、緊急事態宣言の判断は想像を絶する難しさだと思っています)。僕はそう考えるタイプです。

 

決断に時間を割くのではなく、出した決断をベストにするためにはどんな行動をするべきか? を考えることに時間を割く。そう、「決断」は“するとき”よりも、“したあと”が大事だと思うのです。ちなみに最後に持論を書いておくと、決断を先延ばしにすると、どんな決断でもいい結果につながらないと、僕は考えていたりします。